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「なにこの状況!」陣痛に苦しみながら分娩室に入った私。中に複数人の見知らぬ男性…衝撃の正体とは?

  • 2025.1.20

娘を出産したときの話です。出産予定日より2週間も早く陣痛が来て、破水もしてしまったため、夜中に病院へ駆け込みました。朝方になって激しい陣痛がやってきたのですが……。

出産中、目の前に衝撃の光景が…

初めて味わう激しい痛みに苦しんでいる私に、何か話しかける助産師さん。私は痛みのあまり、何を言われているのかよくわからないまま、つい「はい」と答えてしまいました。

そしていざ出産、分娩台に移動。私は絶叫しながら、激しい痛みに耐えていました。そんな中、ふと陣痛が和らいだ瞬間、衝撃の光景が目に入りました。恥ずかしい体勢をとっている私の正面に、若い男性や女性が何人も立っていることに気が付いたのです。

「え!? なんで!?」とは思いましたが、どういう状況なのかと聞く余裕はなく、そのまま無事に元気な女の子を出産。胸元に赤ちゃんを抱かせてもらったとき、ふと隣のベッドが目に入ったのですが、なんとそこには横たわっている若い男性が……。

その日、2度目の「え!? なんで!?」でした。同時に、分娩室に先生と助産師さんの他に、見知らぬ人が何人もいることを思い出した私。そのことを助産師さんに聞くと、見学の看護学生だと言われました。陣痛中に助産師さんに聞かれていたのは、その見学の承諾だったのです。そして、隣のベッドで横たわっている男性は、出産にショックを受けて倒れてしまったとのことでした。

私が、つい「はい」と返事をしてしまったばかりに、まさかの体験をしました。直前にしか確認できなかった何か事情があったのだとは思いますが、学生の見学許可は、陣痛がピークになる前に取ってほしいなと思いました。病室に戻った私のところに、分娩室にいた看護学生たちがやってきて「おめでとうございます!」「感動しました!」と言われましたが、苦笑するしかありませんでした。

著者:菜野 花子/50代・女性・パート。ひとり娘の母。実母と同居。

イラスト:miyuka

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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