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反抗期の中3息子とは【ほぼ会話ゼロ】→ 高校受験が迫る中、息子の『粋な行動』に母「ありがとう」

  • 2025.1.20

『反抗期の子どもへの接し方が難しい』そんな子育ての悩みを抱えてはいませんか?
多感な時期の子どもとどう向き合っていくか、頭を抱えているご家庭も多いでしょう。
今回は、筆者の知人から聞いた、反抗期の息子ならではのほっこりエピソードをご紹介します。

画像: 反抗期の中3息子とは【ほぼ会話ゼロ】→ 高校受験が迫る中、息子の『粋な行動』に母「ありがとう」

反抗期

これは、あれから3年経った今でも忘れられない冬の1月にあった出来事です。

当時、中学3年生の息子は絶賛反抗期真っ只中。

「いちいちうるさい」
「話しかけないで」
「放っておいてよ!」

とにかくちょっとしたことで暴言を吐かれ、無視されることもよくありました。でも、私はシングルマザーで息子と2人暮らし。

近くに両親や親族もいなかったので、
「1人親でも息子が辛い思いをしないように」
と日勤夜勤の仕事に励み、家ではなるべく息子と関わろうとしていたのです。

距離を置くも?

でも、息子はそんな私が鬱陶しいのか、だんだん自分の部屋に籠るように。

寂しくもどかしい気持ちもありましたが、迫りくる高校受験。『息子の行きたい高校ややりたいことを尊重しよう』と少しずつ気を遣って話しかけなくなっていきました。

そうして2人の間でほとんど会話しなくなった1月、いつものようにお皿洗いをしていると、部屋に行ったはずの息子が私のところに。

「何かあった?」
と尋ねると、息子はもじもじしながら私に『あげる』と言って何かを無理やりエプロンのポケットに入れてきたのです。

思わぬサプライズ

恥ずかしそうな息子の様子に違和感を覚えつつもポケットの中身を確認すると、びっくり!

可愛らしいハンドクリームにホットアイマスクのギフトをくれたのです。

「母さん手が荒れているから」
「あんまり眠れていなさそうに見えたから、いらないなら誰かにあげて」

息子なりに、寒い季節で赤切れしている私の手や体調を気遣ってくれたのだ、とその言葉を聞いてようやく理解しました。

感動

嬉しくてつい涙ぐむとびっくりしたのか、焦り始める息子。

反抗期であっても優しい息子の気遣いに、心がとても温まった出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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