ある日の夕食に回転寿司を食べに行きました。その回転寿司は景品が出てくるので子ども達のお気に入りのお寿司屋さんです。
当たった景品が後ろの席のお椀に……!?
いつもは2個くらい当たるのできょうだい仲良く分けますが、この日に限って1個しか当たりませんでした。好きなキャラクターだったので子ども達は取り合いの喧嘩になってしまいました。すると、その勢いで景品が長男の手から離れ後ろのテーブル席に飛んで行ってしまいました。急いで取りに行くと、その人達が注文していたうどんの椀に景品が入ってしまっていました。
平謝りの私たちでしたが、うどんを食べ終わった後だった為、笑って許してくれました。さらに、自分たちの当たった景品をいらないからと分けてくれました。子ども達は1個ずつ景品を手に持ち喜んで帰途につきました。
◇ ◇ ◇
お椀の中に飛んで行ったときはとても焦り、子どもたちもわざとではないのですが、反省しました。その人たちが怒ったりせず、そのうえ景品を分けて下さり申し訳ない気持ちと、とても温かい気持ちになりました。
著者:井上貴美子/50代女性・主婦。 息子2人を育てる母。仕事を辞めて専業主婦を満喫中。満喫したら再就職する予定。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ベビーカレンダー編集部