【小倉北区】小倉城庭園に甘味処オープン！武家書院で味わう至福のひととき

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web 地域特派員MIEKOです。

今回は、北九州市小倉北区の「小倉城庭園」に1月20日にオープンする甘味処のプレスプレビューに参加してきました。ビルが並ぶ街の真ん中に、別世界のような趣ある武家書院～その中でいただく甘味は、格別のものでした。

すばらしい庭園や庭園から望む小倉城もご紹介いたしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

予約なしでOK！小倉城庭園 甘味処でひと休み

甘味処がオープンするのは「小倉城庭園」書院棟 二の間です。

メニュー

・栗ぜんざい
・抹茶ラテ
・焙茶ラテ
・和紅茶

どれもおいしそうです。

本日は、栗ぜんざいをいただきました。

甘すぎない絶妙な甘さでホッと一息付けました。とろりとしたぜんざいに栗がたっぷり。柔らかい白玉団子と栗の食感の違いも楽しいアクセントになっています。 お供には塩昆布がついてくるので、最後まで飽きずにおいしくいただけました。ほうじ茶もたっぷりのポットサービスなので、お庭散策の休憩のおしゃべりにも花が咲きますよ。

器選びにも、心づかいが感じられます。新年1月ということで、栗ぜんざいには、華やかでおめでたい絵柄の抹茶茶碗が使われていました。目で見ても華やかで楽しい気持ちになります。

抹茶ラテもいただきました。抹茶を立てたものにミルクを加えて作られているそうで、柔らかな甘さと優しい味わいに癒やされました。気持ちまで温まるような本当においしい抹茶ラテでした。

小倉城庭園の村上さんにお話を伺いました。

「新しく小倉城庭園に甘味処がオープンしますので、皆さまお気軽にお立ち寄りください。海外からのお客さまにも、日本の和に触れてもらうきっかけになってほしいです」（村上さん） 現在のメニューは、栗ぜんざいと3種類のお茶だけですが、今後、随時メニューを増やしていく予定だそうです。季節のメニューなども検討されるそうですから、新しいメニューが楽しみです。

 

小倉城庭園の村上さん

「池泉回遊式庭園」～池をめぐりお庭を楽しむ

今回、甘味処がオープンする小倉城庭園は、池泉回遊式庭園（ちせんかいゆうしきていえん）と呼ばれる日本庭園の様式になっています。この様式は、真ん中に池が配置され池の周囲を回遊して鑑賞する仕組みなのです。また、池は「のぞき池」といわれる作りで、池面が低く設計されています。

書院の広縁から庭全体を見渡せます。

お庭側から見た書院も趣があって素敵ですね。

お庭をぐるりと一周。小倉城もよく見えます。この日は、1月の曇り空の日でしたが、冬枯れの景色もまた情緒があってすばらしく感じました。けれどもまた、晴天の日や他の季節にも訪ねてみたいです。

展示ゾーンの城見テラスで小倉城を独り占め

展示ゾーンには、常設展示室と企画展示室があります。常設展示室では、日本の礼法が今に伝わるまでの歴史の紹介がされています。

企画展示室では「城下町小倉の秘密」の展示が行われていました。

 

小倉織の機械も展示されています

展示ゾーンの城見テラスからは、小倉城を一望できます。「城見テラス」という名前通り、迫力のある小倉城に圧倒されます。

小倉城庭園は、季節ごとにさまざまな景観を楽しめます。街の真ん中にいることを忘れて、心穏やかに散策できました。散策に疲れたら、甘味処で一休み。和の空間で、おいしい栗ぜんざいやお茶をいただきながらのんびり落ち着いたひとときが過ごせます。ゆったりとした気分に浸れ、日ごろの疲れも吹き飛びますよ。

小倉城庭園
入城料金
一般350円（2施設共通券 560円※1、3施設共通券 700円※2）
中高生200円（2施設共通券 320円※1、3施設共通券 400円※2）
小学生100円（2施設共通券 160円※1、3施設共通券 250円※2）
※1 小倉城、小倉城庭園を利用可
※2 小倉城、小倉城庭園、松本清張記念館を利用可
所在地：北九州市小倉北区城内1-2（TEL 093-582-2747）
営業時間：4月〜10月 9:00～20:00 11月〜3月 9:00～19:00
休館日：年中無休
ホームページ：https://www.kokura-castle.jp/

小倉城庭園 甘味処
料金：飲食分をテーブルにて現金払い（別途小倉城庭園入館料が必要）
場所：小倉城庭園 書院棟 二の間
営業日：1月20日から2月下旬ごろまで（小倉城庭園開園日）その後は未定
営業時間：10:00～16:00（L.O.15:45）