韓国の家庭料理でお馴染みのチャプチェ。春雨に野菜やお肉を加えて甘辛く炒める定番料理ですが、時間が経つと春雨が調味料を吸って伸びてしまい、おいしさ半減…。そこでオススメなのが、「しらたき」を使ったチャプチェです!麺が伸びる心配もありませんし、モチモチ食感があと引くおいしさですよ♪焼き肉のタレを使うことで、簡単にバシッと味が決まりますよ♪
モチモチ食感続く!「しらたきでチャプチェ風」
【材料】
しらたき…180g
豚こま切れ肉…50g
ニラ…4本
にんじん…1/4本
玉ねぎ…1/4本
ゴマ油…大さじ1
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
焼き肉のタレ(市販)…大さじ1
白いりゴマ…お好みで
チャプチェに入れる具材は、牛肉、玉ねぎ、にんじん、きくらげなどが基本ですが、今回は通年を通して手に入りやすい野菜を使って作っていきたいと思います。
だいたい何を入れてもおいしくなるので(笑)、あまり難しく考えなくて大丈夫ですよ。
まずは、しらたきの下準備から。
しらたきを水洗いして水気を切ったら、食べやすい長さに切ります。
切る際は、キッチンばさみを使えばまな板を使う回数が減って手間が1つ省けます。
次に、乾煎りをしていきます。
乾煎りをすることで、しらたき特有の臭みを減らすことができ、味の馴染みも良くなります。熱したフライパンに、しらたきを入れて炒めます。
しらたきから出る水分が少なくなり、キュッキュッと音が鳴るくらいまで乾煎りしたら、別皿に移しておきましょう。
次に、具材と炒めます。
玉ねぎは半分に切り薄くスライス、ニラは4cm長さに切り、にんじんも4cm長さの細切りにします。
切った玉ねぎ、ニラ、にんじんをフライパンに入れて、ゴマ油を回しかけます。ここで豚こま肉も一緒に加えて、火加減は弱めの中火で炒めましょう。
強火で炒めるより時間はかかりますが、野菜の甘みが引き出され、豚こま肉が柔らかく仕上がります。
豚こま肉に火が通ったら、別皿に移しておいたしらたきを加えて、1分ほど炒めます。
鶏ガラスープの素と焼き肉のタレを入れてさらに炒め、調味料が馴染んだら完成です。
一般的なチャプチェの作り方では、しょうゆやにんにくなどさまざまな調味料で味付けをしますが、しょうゆやにんにくが入っている焼き肉のタレを使えば楽々♪
ただ、焼き肉のタレは商品によって濃度が違うので、使用する量は調整してください。
また、もっとコクを出したいときには、オイスターソースをお好みで加えるのもオススメです。
白ゴマを上からパラっとかければ…どうでしょう?
見た目は春雨を使ったチャプチェそっくり!?
食べると味や食感がもちろんしらたきですが(笑)、春雨とはまた違ったプリっツルっとした食感が楽しめますよ。
チャプチェは、野菜をたっぷり摂ることができるので、忙しい毎日の夕飯にありがたい一品です。麺感覚でツルツル食べられて、食感が良く、子どもたちもモリモリ野菜を食べてくれます。鶏ガラスープと焼き肉のタレのしっかり味でご飯もすすみます。
お弁当のおかずにも最適!
春雨だと時間が経つと硬くボソボソした食感に変わってしまいますが、しらたきだとその心配がありません。
時間が経っても伸びにくいので、作り置きもできますよ。密閉容器などに入れて、冷蔵保存で2日ほど日持ちします。
お弁当のおかずや、小腹が空いたときのご飯にも重宝します。
また、ニラをピーマンや小松菜に置き換えてもOK。
玉ねぎやお肉が無いときは、しらたき、にんじん、緑の野菜だけで作ることもしばしば(笑)。
というわけでお次は、肉なしあっさり味の「ベジタブルチャプチェ」をご紹介します。
野菜だけでも満足度高し!「ベジタブルチャプチェ」
作り方はほぼ同じで、熱したフライパンにゴマ油を入れて具材を炒めたら、乾煎りしたしらたきを入れて炒めます。
豚こま肉や玉ねぎがない分、調味料を半量ほどに減らします。鶏ガラスープの素小さじ1/2、焼き肉のタレ大さじ1/2を入れて炒めたら完成です。
お肉が入っていなくても、しらたきのモチモチ食感で十分満足できます。
冷蔵庫にある半端に余ってる野菜たちを総動員して作っても、おいしいですよ♪
しらたきと春雨を比較すると…
しらたきは時間が経っても食感が変わらないほか、茹でた春雨に比べてカロリーが低いところもうれしい点ですね。日本食品成分表に従い、100gあたりのカロリーで比較してみると…。
しらたき…6kcal
茹で春雨…76kcal
しらたきの方が圧倒的にカロリーが低い!
しらたきの原料はこんにゃく芋で、春雨は緑豆やじゃがいもといったでんぷんからできていますので、ヘルシーに食べたいときは、しらたきがオススメです。
…と、ここまでしらたき推しできましたが(笑)、春雨で作った本来のチャプチェもおいしいので、両方作って味わってみてくださいね!
腹持ちが良く伸びにくく、モチモチした歯応えが特徴の「しらたきでチャプチェ風」。
まずは、こちらをお試しください♪