2025年春夏にトレンドイン&アウトするパンツは?
1月は様々なメディアからトレンド予測が飛び交う時期だが、頭角を現しているアイテムだけでなく、ストリートから消えつつあるアイテムにも注目しておきたいところ。今回は、近年ワードローブを彩ってきたものの、今年トレンドアウトしてしまいそうなパンツとその代替となるアイテムを予測する──。
春夏の主役になるスポーティなパンツ
ストリートスタイルを長い間席巻し、多くの人々に愛されたパラシュートパンツだが、今季はその代わりとして快適なスウェットやジャージ素材のスポーツパンツが台頭する。ディオール(DIOR)、ミュウミュウ(MIU MIU)、そしてトリー バーチ(TORY BURCH)などが2025年春夏コレクションでスポーティなムード漂うスタイルを提案。スタイリッシュながら、ヨガやランニングにフィットするリラックス感のあるパンツが主役になるはずだ。
エッジィなデザインが大本命
膝や太ももに切れ込みが入ったカットアウトデザインのパンツの人気が落ち着いてきた一方、スカートとパンツを組み合わせたようなハイブリッド・ボトムが急浮上している。なかでも、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のランウェイに登場した大胆なアシンメトリーデザインは要チェック。
定番のチェック柄に熱視線
2022年から2023年にかけて多様なストライプ柄のパンツが人気を博したが、2025年春夏のコレクションサーキットではチェック柄のパンツが存在感を放った。トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)のランウェイのようにプレッピーに取り入れるのはもちろん、バーバリー(BURBERRY)のように異なるチェック柄のトップを組み合わせるのも◎。
パンツもマニッシュが最旬
サンローラン(SAINT LAURENT)のスーツルックに端を発してマニッシュなスタイルが盛り上がる今シーズン、品のあるパンツルックに挑戦したいならばサテンパンツではなく、テイラードジャケットにフィットするハンサムなパンツを選ぼう。前述のサンローランをはじめ、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)、ボス(BOSS)、アトライン(ATLEIN)といったブランドがスーツルックを披露し、このトレンドの勢いを裏付けている。
Text: Melisa Vargas Adaptation: Reona Kondo
From VOGUE.MX
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