こんにちは、調理師でヨムーノライターのだいきです。
朝食やお弁当にあると嬉しいだし巻き卵。でも上手く作れずに失敗することも...。
今回はテレビ番組「くりぃむしちゅーのハナタカ優越館!」で紹介されていた【だし巻き卵がふわふわになる3つの裏ワザ】を紹介します!
この方法を使うと、だし巻き卵を"ふわっと美味しく"作ることが出来るようになりますよ!
番組内でだし巻き卵の作り方を紹介していたのは、東京西多摩郡にある「だしまき玉子専門店 卵道(ランウェイ)」です。水と卵にこだわってだし巻き卵を作っていて、行列ができる人気店です。
ふわふわだし巻き卵①卵を常温にもどして使う
卵は冷蔵室から出して、常温に戻しましょう。
常温に戻して使うことで、短時間で卵に火が通るようになり、だし汁が蒸発せずに、ふわふわ食感の玉子焼きが作れるようになるんだとか!
ふわふわだし巻き卵②卵とだしの黄金比率
卵とだしの黄金比率は、
- 卵...4つ
- だし汁...100㏄
が最適な比率です。これ以上だしが多いと上手く固まらず、少なすぎるとふわふわ食感にならずに固くなってしまいます。
だしまき玉子専門店 卵道では、削り節・煮干し・椎茸・昆布を使ってだしを取っているそうですが、「だしから作るのはちょっと…」という方も多いかと思います。
そこで今回は、和風顆粒だしを使っただしの分量を紹介します。
和風顆粒だしを使ったおだしの作り方
- 水...100cc
- 和風顆粒だし...小さじ2/3
- 砂糖...小さじ1/2
使う和風顆粒だしによっても少し味が変化しますので、調整してみて下さいね。
ふわふわだし巻き卵③卵は2回に分けて入れる
卵は2回に分けて、ちょうど半分ずつ入れて焼きます。 「え、そんなに一度に入れたらダメなんじゃない?」と心配になりますが、問題ありません。
焼く前はたっぷりの油をフライパンにひき、キッチンペーパーでふき取ることがコツです。フライパンの側面にもしっかりと油を塗るのも忘れずに。
1回目は巻かないで焼く
卵道流の作り方では、1回目の卵を入れた時には、卵を巻かずに菜箸などで混ぜながら、「強火」で一気に焼き上げます。
卵を強火で一気に焼き上げることにより、だし汁を卵の中に閉じ込めることができます。
ある程度固まってきたら、一度手前に返し、再び多めの油をフライパンにしきます。
残りの卵を加え、「強火」のまま、一気に焼き上げます。
巻きすで形を整える
焼きあがった玉子焼きを巻きすを使って、形を整えましょう。
巻きすがない場合は、ラップやアルミホイルなどで代用可能ですが、卵焼きが熱くなっているので、やけどに注意しながら形を整えましょう。
ふわふわ食感!絶妙なバランスが最高
まず思ったのが、作り慣れるのに、少し時間がかかりそうということです。
最初は「卵を2回焼くだけでいいなんて、簡単そうでいいじゃん♪」なんて考えていたのですが、作ってみたら、全くそんなことありませんでした。
「強火」で焼くため、あまり迷っている時間がなく、もたもたしていると卵がすぐに固まってきてしまいます。
1回で入れる量も多いので、上手くひっくり返すのも難しかったです。「作ることに慣れるまでは、少し難易度が高いのかな~」と感じました。
味は文句なしに凄く美味しかったです!食感はふわふわ、玉子焼きを噛んだ瞬間に、だし汁がじゅわっと口の中に溢れてきて、たまりません!
卵とだしの絶妙な分量はさすがの一言!ちょっと難易度は高いですが、試してみる価値は十分あると思います。
作るのは難しい!でも美味しいので試してみて
ちょっとずつ巻いていく従来の作り方と比べると、圧倒的に早く焼くことが出来ます。
簡単に作るには、少し慣れが必要ですが、美味しく作れるのは間違いありません。
「強火」で作ることに慣れれば、「ふわふわ」食感のとても美味しいだし巻き卵が作れます。専門店の味をおうちで味わってみましょう。
ライター:だいき
常にダイエット中の調理師webライター
ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。