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ケイティ・ホームズ、ブロードウェイの舞台前に行う儀式とは

  • 2025.1.15
Katie Holmes during an interview of The Tonight Show Starring Jimmy Fallon

ブロードウェイにて『わが町』のリバイバル公演に出演しているケイティ・ホームズが、公演前に必ず行う“儀式”について明かした。トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン 」で、「(NYの)8番街のスターバックスに寄る。素敵な店で、行きつけだからスタッフを知っているし、彼らも私のことを知っていて、良い公演をと言葉をかけてくれる。それから舞台で全セリフを2回確認する。家でも3回復習しています」と語り、儀式にこだわる理由も告白。

「あるとき、この儀式をしなかったら、シーンの途中でセリフの最後を忘れてしまった。どうしても思い出せなかったんです」。どうにか繕おうとしたものの上手くいかず、共演者が気づいていると思うとますます焦ってしまったそうだ。「真っ赤になってしまった。ジム・パーソンズは楽しい人だけど、進行役だから常にステージに出ている。そんな彼が私を見ている。エフレイム・サイクスも相手役だからセリフを知っている。それにリチャード・トーマスも。なんてこと!と思った」

どうしようもなくなったケイティは、大急ぎで残りのセリフを言い、そのシーンを終えたそうだ。「舞台袖に下がった後、ジムがハグをしてくれて、『こんなに早くセリフを言って立ち去った人を初めて見た』と言われました。誰も気にしていなかったけれど、私には大事だった。これがブロードウェイね、という感じだった」

『わが町』初日のカーテンコール。
"Our Town" Broadway Opening Night『わが町』初日のカーテンコール。

ソーントン・ワイルダーによるピューリッツァー賞受賞の『わが町』は、ニューハンプシャー州の小さな町を舞台に、日々の大切さを謳う作品。小道具など舞台装置を簡素に抑え、俳優たちの演技で多くを語る。バリモア劇場で上演中のリバイバル公演には、ケイティとジム、エフレイム、リチャードのほか、ゾーイ・ドゥイッチらが出演する。

2008年にブロードウェイデビューを果たし、2012年に『Dead Accounts(原題)』で主演を果たしたケイティにとって、久しぶりのブロードウェイ舞台となった。「この公演はまさに夢に見た仕事で、大好き。もう何回も上演されてきたけれど、本公演は私たちの時代の『わが町』だと演出家は言っています。だから少し手を加えたところもあるけれど、脚本自体は少しも変えていない。最高に楽しんでいます。キャストの雰囲気も良くて最高です」

Text: Tae Terai

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