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成城学園前の老舗和洋菓子屋の姉妹店「あんや」で自慢のあんこスイーツを♪

  • 2025.1.14

創業100余年の老舗和洋菓子屋・成城風月堂の姉妹店として、地元の人たちに愛される「あんや」。より身近に和菓子を感じてもらいたいと、20年前に成城学園前駅の近くに和菓子店を出店しました。上質なあんが自慢の甘味を店内の茶房で食べることができるほか、店では生菓子や名物のうさぎ饅頭など、個性溢れる和菓子を買うことができます。老舗の流れを汲んだ和菓子を味わいに、成城学園へ出かけませんか。

成城学園前の老舗和洋菓子屋の姉妹店「あんや」で自慢のあんこスイーツを♪

上質な空間の茶房で甘味を堪能

茶房は上品なデザインでまとめられ落ち着いた雰囲気

茶房は、シンプルで上質な空間にまとめられ、ジャズなどの心地よいBGMを聴きながら甘味をいただくことができます。駅前の喧騒から離れて静かに滞在できる茶房には、近くの和菓子好きな人たちが、次々と訪れるとか。昔ながらの製法を守り、余計なものは入れず、日常で食べやすい和菓子作りを心がけている同店。店内のデザインも落ち着いた和空間にまとめられ、厳かな雰囲気です。

天草から独自製法でつくる寒天が美味

あんやあんみつ913円。量もたっぷりで満足

大きな器にたっぷりの寒天と自慢の餡、フルーツがのったあんみつは、人気の茶房メニューのひとつ。寒天は乾物を使用せず、南伊豆産の天草を店の釜で煮出して作っています。独自の製法で磯独特のニオイを取り除き、食べやすくしているそう。餡は昔ながらの製法を大切にし、熟練した職人が温度や季節を考慮しながら日々炊き上げています。すっきりした甘さで餡のおいしさが際立ち、あんみつファンが多いことにも頷けます。黒蜜は、種子島産の黒糖を使っていて、こちらもやさしい甘さが寒天や餡にぴったりです。

ゆでたてのもちもちした白玉の食感を3種のテイストで味わえる「お好み白玉」

お好み白玉957円。白玉がたっぷり盛りつけられている

白玉は注文が入ってから作るので、茹でたてが味わえます。大きく丸めた白玉は、もちもちとした食感で、食べ応えがあります。できたての白玉をこしあんと絡めて食べたり、きな粉をまぶしたり、濃厚な抹茶ソースをかけていただくことができ、一皿で3つのテイストが味わえる満足度の高いメニューです。餡の小豆は北海道十勝産を中心に使用し、上白糖やザラメ、四国産の和三盆を独自にブレンドして炊き上げていて、やわらかな甘みが特徴です。

季節の生和菓子とお茶のセットが楽しめる「和菓子セット」

左上が「うさぎ饅頭」(260円)。季節にちなんだ和菓子からセレクト

店頭にも並べられている5~6種類の生菓子から好きなものを選び、抹茶や煎茶とセットになった「和菓子セット」。美しい生菓子はどれも手の込んだものばかりで、あれこれ迷いそう。四季折々の食材や、ひな祭り、端午の節句など日本の行事にもちなんで作っているので、それぞれの季節で楽しみがあります。抹茶や煎茶は南部鉄器で沸かした湯を使い、やわらかな味わいのお茶が楽しめます。

ショーケースには季節の生和菓子が並ぶ

店には生和菓子をはじめ、数多くの和菓子が並び、手作りの味を求めて店にはひっきりなしにお客様が訪れます。愛らしい姿が人気の「うさぎ饅頭」(260円)は、紅白の2種類があり、白あんと小豆餡を生地で包んだ、ふんわりした触感のお饅頭です。うさぎは豊穣のシンボルということもあり、おめでたい席への手みやげにも喜ばれそう。ほかにも、もち米を使った生地でつぶあんを挟んだ「かのこ餅」(195円)や、餅に餡を練り込んだわらび餅「あんわらび」(281円)は、噛み応えが独特の定番和菓子です。店頭には約25種類の和菓子が並んでいるので、あれこれ悩んでしまいそうです。

茶房で自分好みのスイーツを堪能した後は、店で自分へのおみやげや、家族、お友だちへの贈り物選びをするのも至福の時間。和菓子三昧のひとときを成城あんやで過ごしてみませんか。

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