メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」、ロサンゼルスの山火事を受け公開延期

メーガン妃が1月12日（以下、現地時間）、新たなリアリティ番組「ウィズ・ラブ、メーガン」の配信開始を1月15日から3月4日に延期すると発表した。「故郷カリフォルニア州の山火事で被災された方々の支援に注力するため、番組の配信延期を支持してくださったNetflixのパートナーの皆さんに感謝します」と声明に綴る。

メーガン妃がホストと製作を務める本作では、友人や著名なゲストを美しいカリフォルニアの邸宅に招き、料理やガーデニング、おもてなしのコツを披露する。8エピソードで構成され、アビゲイル・スペンサーやミンディ・カリングらが出演する。

「『ウィズ・ラブ、メーガン』の延期は、彼女にとって簡単な決断だったようです。故郷のカリフォルニア州で大勢が人を招く家を失った今、喜びやおもてなしをテーマにした番組を公開するなど、彼女には想像もできなかったと思います」と関係者が『ピープル』にコメント。「批評家たちが、火災が番組に影を落とすことを避けるために公開を延期したと言うのは悲しいことです。我々は人間であり、大惨事に直面しているのです」と述べた。

ロサンゼルスで生まれ育ったメーガン妃は、英王室を離脱後、ヘンリー王子や長男のアーチー王子、長女のリリベット王女とともにロサンゼルスから北に約145kmの高級住宅地モンテシトで暮らしている。被災した友人や家族を自宅に招き入れているという夫妻は、1月9日の声明で、寄付先など被災者支援の方法をシェア。

翌10日には、夫妻の慈善団体アーチウェル財団と長年パートナーシップを組んでいるワールド・セントラル・キッチンのパサデナの活動拠点で丸一日ボランティア活動を行い、食事や必需品を提供したほか、被災者たちの声に耳を傾けた。パサデナ市長ビクター・M・ゴルドは、「FOXニュース」に「夫妻は非常に面倒見がよく、友人や隣人たちのことを心配しています」と語っていた。

Text: Tae Terai

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