1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【2025満月カレンダー】月ごとの満月の名前と意味、タイミングを総覧

【2025満月カレンダー】月ごとの満月の名前と意味、タイミングを総覧

  • 2025.1.20

2025年最初の満月は1月14日! 今年満月が見られる日も、まとめてチェック。

undefined
I love Photo and Apple.

宇宙のパワーを感じさせる神秘的な存在、満月。かつてアメリカの先住民たちは、季節の移り変わりや自然現象と結びつけ、約29.5日周期で繰り返されるそれぞれの満月に「ウルフ・ムーン」や「ストロベリー・ムーン」といった名前を付けていたという。

本日1月14日に2025年最初の満月を迎えるこのタイミングで、毎月の満月の名前とその意味、2025年に観測できる日について、改めて解説。

From Women's Health US

Lia Paugsch / 500px

1月:ウルフ・ムーン

2025年のウルフ・ムーン:1月14日(火)

その意味:アメリカ先住民たちは、冬になるとオオカミが群れで遠吠えする声をよく耳にしたそう。特に満月の夜には、その遠吠えがはっきりと聞こえたことが、1月の満月を「ウルフ・ムーン」と呼ぶようになった理由とされている。

その他の呼び方:

カナダグース・ムーン:カナダグースが南から北へ移動する時期に当たることから

センター・ムーン:冬の真ん中という意味

フリーズアップ・ムーン:湖や川が凍り始める時期に当たることから

シビア・ムーン:寒さがシビアな時期であることから

スピリット・ムーン:厳しい寒さのなか、精神的な強さが試される時期という意味

グリーティング・ムーン:新年の始まりを祝うという意味

フロスト・エクスプロージング・ムーン:寒い夜に霜が割れる音を表現した、詩的な呼び名

Misha Kaminsky

2月:スノー・ムーン

2025年のスノー・ムーン:2月12日(水)

その意味:アメリカの多くの地域では、2月が一年で最も降雪量の多い月であることから、「スノー・ムーン」と呼ばれるようになったそう。

その他の呼び方:

フル・ハンガー・ムーン(飢餓の月):2月は雪が多く、狩りが難しかったため

ホワイト・イーグル・ムーン:アメリカの国鳥である白頭鷲にちなんだ名前

ベア・ムーン(熊の月):冬眠中の熊にちなんだ名前

ブラック・ベア・ムーン(黒熊の月):黒熊にちなんだ名前

イーグル・ムーン(鷲の月):鷲にちなんだ名前

グラウンドホッグ・ムーン(リスの月):リスが冬眠から覚める時期にちなんだ名前

Ryan Evans

3月:ワーム・ムーン

2025年のワーム・ムーン:3月14日(金)

冬の寒さから解放され、春の訪れを感じる3月。暖かくなった地面からミミズやイモムシが出てくる様子が、大地の目覚めを感じさせることから、「ワーム・ムーン」と呼ばれるように。

その他の呼び方:

イーグル・ムーン(鷲の月):空高く舞い上がる鷲の姿を連想させることから

グース・ムーン(ガチョウの月):ガチョウなどの渡り鳥が北へ向かう様子から

スノー・クラスト・ムーン:残雪が日中の暖かさで解け、夜になると凍って硬くなる様子から

シュガー・ムーン(砂糖の月):メープルシロップを採る時期に当たることから

ウィンド・ストロング・ムーン(強風の月):春の訪れとともに風が強くなる様子から

Kiyomi Yoshimatsu / 500px

4月:ピンク・ムーン

2025年のピンク・ムーン:4月13日(日)

北アメリカに自生するピンク色の野生の花「モウセンゴケ」が咲き始める時期に当たるため、4月の満月を「ピンクムーン」と呼ぶように。この花が咲くと、まるで月がピンク色に染まっているように見えるそう。

その他の呼び方:

パスカル・フルムーン/パスカル・ムーン:復活祭(イースター)と深く結びついた呼び名で、ラテン語の「パスカ(Pascha)」、ユダヤ教の過越祭「ペサハ(過越祭)」に由来する

アイスブレイキング・ムーン:冬の氷が解け始める様子から

ブロークン・スノーシュー・ムーン:雪解けが進み、スノーシューが使えなくなることから

フロッグ・ムーン:冬眠から覚めたカエルが鳴き始めるため

カモが戻ってくる月:渡り鳥のカモが戻ってくる時期を表す

小川が再び流れるようになる月:雪解け水が流れ込み、小川の水量が増える様子から

Jakkapan Jabjainai / EyeEm

5月:フラワー・ムーン

2025年のフラワー・ムーン:5月13日(火)

4月の満月を「フラワー・ムーン」と呼ぶのは、春になってたくさんの花が咲き乱れる美しい季節だから。満開の花々が咲き誇る様子を表すのにぴったりの名前といえる。

その他の呼び方:

バディング・ムーン(芽吹きの月):春が訪れ、植物が芽を出す様子から

フロッグ・ムーン:冬眠から覚めたカエルが鳴き始める時期のため

エッグ・レイング・ムーン(卵を産む月):鳥たちが卵を産み始める時期から

プランティング・ムーン:農作物を植える時期から

リーフ・バディング・ムーン:木々が葉を茂らせる様子から

換毛期のポニーの月:ポニーが冬毛から夏毛に生え替わる時期のため

undefined
Scott Heaney

6月:ストロベリー・ムーン

2025年のストロベリー・ムーン:6月11日(水)

北アメリカでは、6月がイチゴの収穫時期。そのため、6月の満月は「ストロベリー・ムーン」と呼ばれるように。

その他の呼び方:

ローズ・ムーン:バラの花が咲く時期のため

ブルーミング・ムーン:さまざまな花が咲き誇る様子から

バース・ムーン:新しい生命が誕生する季節のため

ホット・ムーン:夏が近づき、気温が上昇するため

ベリー・ライペン・ムーン(ベリーが熟す月):ベリー類が熟す時期のため

undefined
john finney photography

7月:バック・ムーン

2025年のバック・ムーン:7月11日(金)

7月の満月を「バック・ムーン」と呼ぶのは、この時期に雄ジカ(バック)の角が生え変わるため。雄ジカの立派な角が生えそろった姿は、夏の到来を象徴するもの。

その他の呼び方:

ベリー・ムーン:6月に続き、ベリー類の収穫期が続くことから

ハーフウェイ・サマー・ムーン:夏のちょうど真ん中を指すことから

ラズベリー・ムーン:ラズベリーの収穫時期にちなんで

サーモン・ムーン:サケの遡上(そじょう)の時期のため

サンダー・ムーン:夏は雷雨が多いことから

undefined
Ines Schmelzer / EyeEm

8月:スタージョン・ムーン

2025年のスタージョン・ムーン:8月9日(土)

北アメリカの五大湖でチョウザメ(スタージョン)の漁獲が最盛期を迎える時期に当たることから、8月の満月は「スタージョン・ムーン」と呼ばれるように。

その他の呼び方:

ブラックチェリー・ムーン:ブラックチェリーの収穫時期のため

コーン・ムーン:トウモロコシの収穫時期にちなんで

ライジング・ムーン:草木が力強く成長する時期であるため

フライング・アップ・ムーン:鳥たちが巣立つ時期のため

undefined
Pierre Longnus

9月:ハーベスト・ムーン

2025年のハーベスト・ムーン:9月8日(月)

北アメリカでは、9月はトウモロコシなどの穀物を収穫する重要なシーズン。そのため、9月の満月は収穫にちなんで「ハーベスト・ムーン」と呼ばれるようになった。

その他の呼び方:

オータム・ムーン:秋の到来を告げる、シンプルな呼び名

フォーリング・リーブ・ムーン(落葉の月):木々が色づき、葉を落とす時期のため

メイティング・ムーン:動物たちが繁殖期を迎える時期のため

稲が干上がる月:稲が実り、収穫を待つ時期にちなんで

undefined
Ashley Kegley / EyeEm

10月:ハンターズ・ムーン

2025年のハンターズ・ムーン:10月7日(火)

10月の満月を「ハンターズ・ムーン」と呼ぶのは、昔の人々が秋の終わりに狩りをする習慣があったため。動物たちが冬に備えて栄養を蓄え、丸々と太っている時期を狙って狩りが盛んに行われていた。

その他の呼び方:

フォーリング・リーブ・ムーン(落葉の月):秋が深まり、木々が葉を落とす様子から

フリージング・ムーン:寒さが厳しくなり始める時期のため

アイス・ムーン:水が凍り、氷が張る様子から

undefined
Yasunori Tomori

11月:ビーバー・ムーン

2025年のビーバー・ムーン:11月5日(水)

北アメリカの先住民が、冬に備えてビーバーの毛皮を手に入れるため罠を仕掛けていた時期に当たることから、11月の満月は「ビーバー・ムーン」と呼ばれる。ビーバーの毛皮は、寒さをしのぐためにとても貴重なものだったそう。

その他の呼び方:

ディア・ラッティング・ムーン:秋から冬にかけて、鹿が繁殖期を迎えるため

ディギング・アンド・スクラッチング・ムーン:冬に備え、食料を貯えたり巣作りをしたりする動物たちの様子から

フリージング・ムーン:冬が近づき、気温が下がり始めるため

undefined
Arctic-Images

12月:コールド・ムーン

2025年のコールド・ムーン:12月5日(金)北アメリカでは通常12月が一年で最も寒い月。厳しい寒さがやってくる時期に現れる満月なので、「コールド・ムーン」と呼ばれるように。その他の呼び方:

フロスト・エクスプロージング・ツリー・ムーン:寒さで木が裂ける音を表している呼称

ロング・ナイト・ムーン: 一年中で夜が最も長くなる時期にちなんで

ウィンター・メーカー・ムーン:冬が本格的に始まることを意味している

木々が弾ける月:寒さで木が割れる音がすることから

鹿が角を落とす月:雄鹿が古い角を落とし、新しい角が生え始める時期のため

元記事で読む
の記事をもっとみる