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一食で米2合!【食べ盛りの高校生息子】のため、尽くし続けた3年間。息子の『将来の夢』に母、涙

  • 2025.1.14

育ち盛り・食べ盛りのお子さんがいることで【食事】に苦労しているというご家庭も少なくありません。食費はもちろんのこと、栄養ある献立を考えるのも大変ですよね。
今回は筆者の知人から聞いた、食事と息子にまつわる感動エピソードをご紹介します。

画像: 一食で米2合!【食べ盛りの高校生息子】のため、尽くし続けた3年間。息子の『将来の夢』に母、涙

食欲旺盛な息子

これは、この春大学生になった息子のお話です。

息子がまだ高校生のころ、私は毎朝多忙を極めていました。

「おにぎり作っておかずも作って」
「あ、途中で早弁したいのよね?」
「夜ごはんどうしよ~!?」

その原因は、息子。
息子は高校生になったころから成長期なのか食欲旺盛に! 毎食白米は2合食べるほどでした。

ラグビー部に所属しており、周りの友達もみんな大喰らい。

『体を作るには食が第一』と監督さんも考えているようで、息子もたくさん食べてはたくさん運動していました。

でも、その分料理が大変! 朝練に行く息子のために4時には起きてお弁当作り。

仕事から帰ってきたあともお腹を空かせて帰ってくる息子のために、たっぷりのご飯を用意できるよう奮闘していました。

リクエスト

特に大変だったのが、息子からのリクエスト。

「筋力強化に効く食材使ってほしい」
「体が疲れ気味だから消化にいいメニューにして」

リクエストに応えるために、仕事から帰宅後買い出しに外出することも何度もありました。

でも、息子はしっかり美味しそうに平らげてくれるので作り甲斐があったのです。

将来の夢

それから時は流れて3年生の息子は進学先を決めるころに。何気なく将来の夢を聞いてみると、まさかの返答が!

「調理師になりたい」
「母さんが作ってくれたような栄養満点のご飯を作れるよう俺も極めたい」

私の毎日のご飯がきっかけで『自分もおいしいご飯を作れる人になりたい』と将来を考えるようになっていたのでした。

その後

これを聞いて、今までの母の努力を息子は分かっていたと知り、つい号泣してしまった私。

今、調理師を目指せる学校に通う息子はたまに帰省しては、私においしいご飯を振舞ってくれています♪

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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