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十味が瀧澤翼を“甘ハラ”で振り回す「純粋だからこそ起きるすれ違いが面白いところ」<うちの会社の小さい先輩の話>

  • 2025.1.14
十味、瀧澤翼 ※ザテレビジョン撮影

【写真】身長差がすごい…ドラマ「うちの会社の小さい先輩の話」で共演を果たした十味&瀧澤翼

アイドルグループ・#2i2(ニーニ)メンバーで、グラビアでも活躍中の十味(とーみ)が主演を務める「うちの会社の小さい先輩の話」(毎週水曜夜11:00-、BS松竹東急[全国無料放送・BS260ch])が1月15日(水)からスタート。十味が演じるのは、主人公の小さくて面倒見のいい先輩・片瀬詩織里。その後輩で、距離感の近い詩織里の行動=“甘ハラ”に振り回される後輩・篠崎拓馬を、ダンス&ボーカルグループENJINを11月に卒業した瀧澤翼が演じる。キャラクター開発会社を舞台に、先輩後輩の間柄の2人が巻き起こす糖度高めのオフィスラブコメディーの本作について、十味と瀧澤にインタビューを実施。演じる役どころについてなど話を聞いた。

十味「ずっと『お仕事のために髪を染めました!』というのをやりたかった」

――原作は、累計発行部数130万部を突破の人気マンガ。アニメ化も話題になった作品ですが、最初に出演のお話を聞いたときの感想からお聞かせください。

十味:演技経験もたくさんあるわけでもないので、主演と聞いてすごくびっくりしました。私で大丈夫かなという不安と大抜擢していただいたうれしさ。両方の気持ちがありましたが、原作マンガやアニメに触れたり、監督とお話させていただいたり。準備が進むなかでワクワクした気持ちが大きくなっていきました。皆さんの足を引っ張らないようにしたいなと思いながら、楽しく撮影に臨んでいます。

瀧澤:僕は、これまでラブの要素が入った作品に関わったことがなかったので、ラブコメディーと聞いて演じられるのかなと、最初は不安が大きかったです。でも、撮影が始まってからは作品の世界観にすぐ入り込めたので、今は全男子の夢でもある篠崎拓馬という役としっかりと向き合って、精一杯先輩に振り回されようと思っています。

――原作から取り入れたいと思った要素は、どのようなところでしょうか。

十味:詩織里の純粋さ、かわいらしさはもちろんなんですけど、マンガ的な表現をどうセリフで伝えたらいいのかなと思ったことの方が多かったような気がします。拓馬をちょっと殴るみたいなところもマンガだと「ぽこすか」みたいな効果音が付いているけど、実際は「ぽこすか」みたいにはいかないので(笑)。読みながら、どう表現しようかなと思った記憶がありますね。

瀧澤:たしかに、マンガ的な表現は現場でもいろいろ話していますよね。僕は、原作を読んで篠崎拓馬って意外と空気みたいな存在だなと思いました。どこにでもナチュラルに溶け込んでいるから、その空気感はドラマでも同じように出していきたいなと感じました。

――撮影に向けて準備したことはありますか。

十味:私、ずっと「お仕事のために髪を染めました!」というのをやりたかったんです(笑)。先輩方がSNSで「仕事の都合で金髪に」とか書いているのが、すごくうらやましくて。だから、私もこの撮影に入るときに「原作にあわせて明るい髪の色にしたいです」と伝えたんですけど、「そこまでやらなくてもいいですよ」と言われてしまって。それでも!と熱意をお伝えした結果、1トーンだけ明るくできました(笑)。もちろんSNSでもかっこつけて「お仕事のために髪を染めました」と言っちゃいました。

瀧澤:僕は逆にずっと金髪とか、赤とか。明るい髪色だったんですけど、会社員の役なので黒に染めました。なおかつ、まゆ毛くらいまで前髪も短くして。人生で、こんなに短い前髪にするのが初めてなので、今すごく新鮮です。視界が良好ですね(笑)。あと、所属していたグループの方針で体をバキバキに鍛えていたんですけど、拓馬としてはもうちょっと筋肉を落としてほしいと言われて。体重と一緒に筋肉量も少し減らしました。

十味「うどん屋さんのメニューを全制覇するのが夢なんです」

――今回が初共演となるお2人ですが、これを機に聞きたいことはありますか。

十味:撮影初日からいろいろ話しかけてくださって、すごくテンションが高くて明るい方だなと思ったんですね。私は、すごく人見知りするタイプで、いつも一歩が踏み出せないし、踏み出したと思ったら立ち止まっちゃうことも多くて。コミュ力を高めるにはどうしたらいいのか、聞いてみたいです!

瀧澤:そこまである方でもないと思うので…難しいですね。でも、ここ最近はグループの仕事が多かったから、その雰囲気で接しちゃったような気がするんですよね。撮影初日も所属していたグループのライブからそのまま直行だったんですよ。だから、そのライブの名残があったのかもしれません。

十味:ランナーズハイみたいな?

瀧澤:そう! ライブハイでした(笑)。

十味:私もライブはテンション高いから、その気持ちでいけばいいのかな。

瀧澤:ライブのテンションだと、一緒にわいわい騒げそうな気がします。じゃあ、僕からは基本的なところで! 好きな食べものはなんですか?

十味:おいしいケーキが食べたいなと思ったんですけど、今すごくお腹がすいているので、すき焼きにしておきます(笑)。でも、おうどんも好きなんですよね。昔から、好きなうどん屋さんがあるんですけど、いつかそのうどん屋さんのメニューを全制覇するのが夢なんです。ドラマの共演者さんやスタッフさん、みんなで行って、それぞれいろんなメニューを頼んでちょっとずつもらうというのをこの撮影中にやりたいですね。

瀧澤:それ面白そうですね。みんなでうどん屋さんに行けるくらい仲良くなる!

十味:それを目標に、撮影がんばりましょう!

――では、最後にドラマの見どころをお願いします。

十味:実際はこんなことないだろう、というシーンもあるんですけど、詩織里と拓馬。2人が純粋だからこそ、すれ違いが起きていて、そこが面白いところだなと思います。詩織里の無意識な行動に、拓馬が初々しい反応や男子高校生的な妄想をしたりして。その恋模様を楽しんで観ていただけたらうれしいです。

瀧澤:もう十味さんの言う通りです! それが一番の見どころだなと思うんですけど、原作やアニメとはまた違った展開があるところもありますし、個人的には台本を読んでびっくりしたところも多かったんですね。ハラハラドキドキするような要素もたくさんあるので、最後まで2人の恋の行方を楽しんでもらえたらと思います。

十味、瀧澤翼 ※ザテレビジョン撮影
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