静かな地方都市で時々遭遇する「爆音懐メロカー」。不快に感じながらも、どこか懐かしさを覚えるその正体とは。音楽と地域社会の関係性について、ある日の体験から考えさせられました。
90年代J-POPを爆音で流す車に遭遇
先日、私の住む地方都市で印象的な光景に出合いました。窓を全開にして、懐かしの90年代J-POPを大音量で流しながら走る車があったのです。その車が通り過ぎた後、複雑な感情が湧き上がってきました。
当時の記憶がよみがえり思わず口ずさんで
たしかに、大音量での音楽は周囲への配慮に欠けるかもしれません。でも、聞こえてきた曲は、私が青春時代に何度も聴いた思い出の1曲。思わず口ずさんでしまい、懐かしさとともに当時の記憶が鮮やかによみがえってきました。
迷惑行為か、純粋な表現か
運転している方は、きっと音楽への強い思い入れがあるのでしょう。自分の好きな曲を誰かと分かち合いたい、そんな純粋な気持ちがあるのかもしれません。
ただ、音楽を楽しむ方法は、ヘッドホンやカーステレオの適度な音量など、周囲への配慮ができるはずです。その配慮があればよかったのに……と思いました。
まとめ
その日以来、私は運転中、窓の向こうで生活する人々のことを以前より意識するようになりました。音楽は人生を豊かにする素晴らしい文化です。だからこそ、お互いを思いやる心を持って楽しめたらと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:三木早苗/40代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室