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「イヤ!しない!」まるで戦い!?娘の歯磨きに疲弊…。娘の歯磨き嫌いが直った恐ろしい話

  • 2025.1.13

私には5歳の娘がいます。娘がまだ2歳だったころ、歯磨きが大きらいで、毎晩の仕上げ磨きに本当に苦労していました。ところが、夏休みに帰省したタイミングで、偶然聞いたおじいちゃんのあるエピソードを反面教師にし、虫歯予防に成功した体験談をご紹介します。

歯の詰め物が取れちゃった

夏休みに家族で夫の実家へ帰省したときのことです。普段離れて暮らしているので、久しぶりのおじいちゃんとおばあちゃんとの再会に娘は大喜び。いつものイヤイヤもこのときばかりは封印してくれて、私もひと安心でした。

お昼ごはんを外でごちそうになって、お店でお会計のときにお口直しにともらったガムを噛んでいたおじいちゃん。「あれ? 何か硬いな」と言って確認したところ……歯の詰め物が取れてしまっていたのです。

帰ってきても落ち込んでいるおじいちゃん

慌ててその日のうちに歯医者さんへ行って、夕方帰宅したおじいちゃん。きちんと治療してもらったはずなのに、なぜか浮かない顔をしていました。おばあちゃんが「どうだった?」と聞いても、のらりくらりとかわすような答えしかしませんでした。

娘が心配して「じいじ、歯まだ痛いの?」と何度も聞くので、おじいちゃんも孫の言葉は無視できずに「痛くはないんだけどね、虫歯が8本も見つかってしまったんだ」とポツリ……。

虫歯8本の衝撃

おじいちゃんからの虫歯8本の告白は、娘にとってかなりの衝撃だったようで、「ママ! じいじ虫歯! 8本! 8本よ! ギギギギーいっぱい!」と歯を削られるジェスチャーも付けてものすごい勢いで私にリポートしてきました。

その晩から「虫歯イヤ! 歯磨きちゃんとする!」と、嫌がることなく歯磨き中もずっとじっとしてくれるようになった娘。毎晩あんなに抵抗して泣き叫んでいた子とは、まるで別人のような姿にビックリ。丁寧に仕上げ磨きができるようになり、本当に助かりました。

どんな言葉で言い聞かせるよりも、おじいちゃんの虫歯8本のエピソードが娘の虫歯予防には一番効果的でした。反面教師にさせてもらって少し申し訳ないなと思いながらも、素直に歯磨きさせてくれるようになったので、本当に助かりました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:近藤あいこ/女性・主婦。6歳女児と1歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。

作画:まっふ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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