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「メルボルンでのケイの奇跡」錦織圭、崖っぷちから見せた6年ぶり全豪OP初戦突破 大会公式が5セット勝率「78.4%」に注目

  • 2025.1.12
錦織圭(C)ロイター
SPREAD : 錦織圭(C)ロイター

テニスの全豪オープンは12日、男子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング74位の錦織圭は同106位の チアゴ・モンテイロ(ブラジル)と対戦。セットカウント3-2で勝利して、2回戦進出を決めた。

■香港OPの準Vでトップ100に復帰

錦織は4年ぶりの出場となった全豪オープンの戦いで、モンテイロに第1セットの第5ゲームでブレークを許すなど主導権を握られた。6-4、7-6で2セット先取されたなか、第3ゲーム以降に見せたのが驚異の粘り。
第3セットで初めてブレークに成功して7-5で奪うと、第4セットでは5連続ゲームを奪うなど6-2で流れを引き戻し、フルセットとなった第5セットでも6-3で取り切り、崖っぷちの局面から逆転で2回戦進出を決めた。
ATP公式中継サイト『テニスTV』は「メルボルンでのケイの奇跡」とつづり勝利の瞬間の錦織の様子を伝え、全豪オープンの公式Xは錦織のキャリアにおける5セットマッチの戦いが29勝8敗であると紹介し、勝率は「78.4%」と勝負強さが際立っている。
錦織は2025年の初戦となった香港オープンで準優勝して復活をアピール。世界ランキングを74位まで上げ今大会を迎えたなか、35歳が6年ぶりの初戦突破を果たした。

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