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55%の女性が経験する脱毛や薄毛悩み!米有名司会者が「髪が抜け始めた当時の話をすると涙が出てくる」と告白

  • 2025.1.17

ヘアロスは想像以上に一般的な悩みごと。

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ANGELA WEISS

自分の髪を失うのはつらいこと。そして、そのつらい経験をしている女性は非常に多い。女性型脱毛症に関する2007年の論文によると、女性の推定約55%が一生に一度はヘアロスを経験する。

もちろん、ヘアロスの“原因”は必ずしも1つじゃない。この問題は、ストレス、食生活、出産、新型コロナウイルス感染症の副作用などによって引き起こされることがある。でも、原因として特に多いのは、さまざまなタイプの脱毛症。実際、米ハーバード大学メディカルスクールの最近の報告書によると、「ほぼ全ての女性は、最終的にある程度の女性型脱毛症を発症する」そう。「女性型脱毛症は思春期以降、どのタイミングで始まってもおかしくありませんが、髪が抜けやすくなる閉経前後に初めて気付く人が多いです」。また、ヘアロスのリスクは年と共に高くなり、ヘアロスの家族歴がある人もリスクが高い。

この通り、ヘアロスは非常に一般的なので、大人気のセレブの中にも経験した人がいる。ここからは、髪が抜けてショックを受けたり自信を失ったりしたときのことを率直に打ち明けた、12人のセレブたちを紹介しよう。

Future Publishing

1 ジェイダ・ピンケット・スミス

2022年のアカデミー賞授賞式で、コメディアンのクリス・ロックはスキンヘッドのジェイダ・ピンケット・スミスを見て「映画『G.I.ジェーン』の続編にすぐにでも出られそう」というジョークを飛ばした。もともとジェイダはヘアロスについて正直すぎるほど正直に語っていたので、この悪いジョークには呆れた表情をするしかなかった。

現在50歳のジェイダが初めてヘアロスの話をしたのは2018年のこと。米トーク番組『Red Table Talk』の中で「最初はすごく怖かった。ある日、シャワーを浴びていたら手に大量の髪が絡まって、『どうしよう、私ハゲるの?』と思った」と語っている。

「あの瞬間、本当に恐怖で震えた。だから私は髪を切ったし、一向に伸ばさない」。その後スキンヘッドにしたのは、娘のウィロー・スミスに勧められてのことだった。

ジェイドは当時のインスタグラムで、スキンヘッドにしたときの写真に次のようなキャプションを付けている。「ウィローが私にこの決断をさせたのは、手放すときだったから。でも、そのおかげで私の50代は、神々しいほど明るくなる」

Stephane Cardinale - Corbis

2 ナオミ・キャンベル

スーパーモデルも、私たちと同じようにヘアロスに悩まされている。ナオミ・キャンベルもその1人で、ファッションショーやキャンペーンで何年も髪を痛めつけてきたからか、部分的に髪が抜けてしまったことを『The Standard』誌に打ち明けた。エクステの使用も頭皮に大きなダメージを与えたそう。

「いまは自分の髪を大事にしている。エクステで(前頭部の髪を)全部失ってしまったから。前よりも慎重だし、いろいろなケア方法を試している」

Jon Kopaloff

3 クロエ・カーダシアン

クロエ・カーダシアンは、2020年3月に新型コロナウイルスに感染してから「大量の髪を失った」

「コロナウイルスに感染してから2〜3週間後にかたまって抜けたのよ。本当に落ち込んで、自分がよく思えなかった」と、『Refinery 29』誌に当時の心境を語っている。

以来、クロエは太くてふさふさの髪を取り戻すべく、生活習慣の改善に取り組んでいるのだそう。

Paul Archuleta

4 ヴィオラ・デイヴィス

28歳のときに脱毛症で髪が抜けたという女優のヴィオラ・デイヴィス。「ある日、起きたら髪がモヒカンみたいになっていて、頭のてっぺんに大きくハゲた部分があった」ことを『Vulture』誌に明かしている。

「真面目な話、私はもう何年も自分の姿に自信がない。とにかくもう違うのよ」。突然のヘアロスで一段と人目を気にするようになったデイヴィスは、何年もウィッグをつけて自分の髪を見せなかった。「私にとってウィッグは、髪を増やすためのツールというより心の支えだった。あの頃は人に美しいと思われることに必死でね。その感情から自分を少し解放したほうがいいと思っていたわ」

Udo Salters

5 クリスティン・デイヴィス

米大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』を観ながら、クリスティン・デイヴィスの美しい髪に目を奪われない人はいない。でも、このドラマの撮影が終わるやいなや、彼女の髪は抜け始めた。

「私の髪は完全に変わってしまった。すごく細くなっちゃって、消えたのかと思うくらい、ほとんど髪がなくなった」と『WWD』誌に語ったクリスティン。

最初はあまり気にかけていなかったけれど、次第に何とかしなければという危機感が高まってきたという。幸い「細くても髪の量は多かったから、ヘアスタイリストが見栄えよくしてくれた。普段から(同ドラマで演じた)シャーロットのような髪をしているわけじゃない」

その後、クリスティンはヘアスタイリストからボリュームアップヘアスプレー『Volaire』を紹介され、現在は同商品のアンバサダーを務めている。

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Christopher Willard

6 タイラ・バンクス

英テレビ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の司会者で元モデルのタイラ・バンクスは、『The Wall Street Journal』誌とのインタビューの中で、2011年、著書『Modelland』の執筆中にストレスで髪が抜けたことを打ち明けた。「ストレスでちょっとした脱毛症になってしまって。この話をすると涙が出てくる」

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Gareth Cattermole

7 キーラ・ナイトレイ

女優のキーラ・ナイトレイは、役作りのために何年も「自分の髪をありとあらゆる色に染めていた」。でも、あるときから、その悪影響が出始めて「頭から髪が抜け落ちるようになった」ことを『InStyle UK』誌に打ち明けている。

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Mike Coppola

8 アリッサ・ミラノ

女優のアリッサ・ミラノは、新型コロナウイルスによる身体的なストレスで髪が抜けてしまったことを何度も口にしてきた。インスタグラムには「今日はみんなにコロナウイルスで髪がどうなるかを見せようと思う。どうか真剣に捉えてほしい」というキャプションの付いた動画を投稿。その中でアリッサが髪をとかすと、まとまった量の髪が抜けた。「1回のブラッシングでこれだけ抜ける」

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Ari Perilstein

9 クリスティーナ・ミリアン

『People』誌とのインタビューの中で、シンガーソングライターのクリスティーナ・ミリアンは、ヘアロスで自信が失墜したことを告白。「私は昔から浴室に髪を残すような女じゃなかった。石鹸に髪が絡まっているようなことは絶対になかったの。でも、結局はそういう女になってしまった」

「また髪が生えてくるか分からなくて、泣きたくなるときもあった」と言うほど産後のヘアロスに苦しんだクリスティーナは、のちにNioxin Systemの育毛剤を使い始めた。

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Drew Angerer

10 アヤンナ・プレスリー

米マサチューセッツ州下院議員のアヤンナ・プレスリーは、2020年の『The Root』誌とのインタビューの中で髪を全て失ったことを明かし、脱毛症と生きることについて語った。

それまでのアヤンナは象徴的なセネガルツイストで知られており、そのヘアスタイルについて何千人もの女性から質問を受けていた。そして、彼女がヘアロスをカミングアウトしたのは、その女性たちに本当のことを話す義務があると感じたから。「私は隠し事や、その隠し事がもたらす恥ずかしさから解放されたい」。そう説明した彼女の動画は、あっという間に拡散された。

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Taylor Hill

11 ロージー・オドネル

女優のロージー・オドネルは2016年のツイッターで、加齢によるヘアロスは避けられないとつぶやいた。「男性型脱毛症......年を取るって楽しいな」

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Amanda Edwards

12 リッキー・レイク

映画『ヘアスプレー』で知られる女優のリッキー・レイクは、2020年のインスタグラムの投稿でヘアロスについて打ち明けた。

ショートヘアの写真の数々には「私は大人になってからずっとヘアロスに悩まされてきた」というキャプションが。「そのせいで心と体が弱ってしまった。恥ずかしさも、痛みも、恐怖も、うつも、孤独も全て感じた」

ヘアロスに対処するため、あらゆる手を尽くしたというリッキー。ウィッグやエクステだけでなく、ステロイド注射も試したけれど全く効果がなかったので、髪を剃り、再び生えてくるのを待つのもやめたそう。

でも、その後しばらく経ってからヘアスタイリストに紹介された育毛剤を使ってみると、ついに変化が現れ始めた。2021年には本誌に対し、「あのときは驚いた。『こんなに簡単で効果があるの?』って。全て天然成分で、有害な物質は入っていない」と語っている。

 

※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Taylor Lane and Sarah Felbin Translation: Ai Igamoto

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