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【HYKE】の透けるトレンチに【YOKE】のシャツ。メンズ誌出身ライターの春の注目アイテム4選

  • 2025.1.13

ビジネスマンに向けたお堅いスーツスタイルの紹介など、約20年ほどゴリゴリにメンズファッション誌に携わってきた筆者。そのせいか思考も嗜好もメンズ寄りなところがありまして。とくにファッションアイテムを購入するときは、もしかすると一般的な女性とは少し違う視点で見ているような気がします。デザインはもちろんですが、ついディテールや縫製なども細かくチェックしてしまうんです。そのおかげなのか(!?)、買いもので失敗しないことが、唯一の取り柄になりました(笑)。
 
というわけで今回は、長年メンズファッションにどっぷり浸かっている40代女性ライターの琴線にふれた2025年春夏展示会のウィッシュリストをご紹介。どれも激しくオススメしたいアイテムなので、ぜひチェックしてみてください!

トレンチコート¥81,400(HYKE) ※2~3月発売予定

透け感が絶妙。こなれた雰囲気で着こなせる【HYKE】のトレンチコート

ヴィンテージやミリタリーをベースにしたデザイン、メンズにも刺さる本格的なディテールなど、他のレディースブランドとは一線を画す【HYKE(ハイク)】ならではのこだわりが個人的には大好物♡ ブランドデビュー時から毎シーズン欠かさずチェックし、購入しているブランドです!
 
で、2025年春夏の展示会でとくに気になったのが、こちらのトレンチコート。一番の推しポイントはシアーな素材感です。昨年に引き続き、今シーズンも”透け”はトレンドになっていますが、これはその具合が絶妙なんです。そもそもシアーな素材って、透け感が強すぎるとインナーになにを着るか迷っちゃうし、かといって透け感が弱いと魅力が活かせない、なかなか難しい素材でもあります。でもこれはインナーが少し見える程度の透け感というのがドンピシャですし、黒ながらもきちんと軽やかさもあります。
 
さらに華美な装飾を省いたシンプルなルックスやルーズなサイズ感など、【HYKE】らしいバランスもかなりイケてるんです。袖まくりやベルトのあしらいで表情も変えられますし、ワードローブにあるとスタイリングの幅も広がること必至。今年も春は短そうなのでアウターを買うか迷いどころですが、これなら初夏まで活躍しそうなので、アリかも!

透け具合がちょうどよく、黒でも重く見えないのが◎。袖口のベルトも省いているので、ラフに腕まくりができるところもツボでした!

オープンカラーシャツ¥39,600(YOKE)

アートをまとう感覚が面白い。唯一無二の存在感を放つ【YOKE】のシャツ

『オトナミューズ2月号』のベストバイ企画「メンズブランド部門」で、堂々1位を獲得した【YOKE(ヨーク)】。ずっと気になっているブランドで、今回念願叶って展示会に伺うことができました! 2025年春夏も素敵なアイテムが盛りだくさんで目移りしてしまいましたが、筆者はオープンカラーシャツをセレクト。
 
まずは見てみてください。この【YOKE】らしい芸術的なテキスタイルを!こちらはチャールズ・ウェブスター・ホーソンの作品をプリントしているそうで、 他では出合えない唯一無二のルックスに一目惚れでした♡ コットンにレーヨンとシルクを混紡しているので落ち感も美しく、オーバーサイズながら女性らしく着こなせるのも高ポイント!
 
あと、襟先を古着のようなロングポイントに仕上げていたり、ボタンは高級シャツに多用されるシェルボタンを使用していたり。テキスタイルだけでなく、細かなディテールにこだわっているところにもグッときました!

ショートパンツ¥33,000(kiivu)

この春デビューする【kiivu】のルーズなショートパンツが気分♡

【kiivu(キフ)】を手がけているのは、広島県福山市で100年近い歴史がある山陽染工。縫製工場がオリジナルブランドを立ち上げる、というのはよく聞きますが、染色工場が立ち上げるのは初耳です。しかも腕ききの縫い子さんが一人で縫い上げているとのことで、がぜん興味が湧いた筆者。
 
とにかくすべてにおいてこだわって作られていて、とくにテキスタイルが秀逸。今回ピックしたショートパンツのプリントには墨が使われており、余白部分との絶妙なバランスも相まって、総柄ながら大人っぽい雰囲気で着こなせるんです。あと、折った布や紙をモチーフにした太めのベルトループなど、オリジナリティあふれるディテールも心に刺さりまくりました!
 
プリーツ入りのたっぷりとしたシルエットもポイント。コンパクトなトップスとシルエットの対比を楽しんでもいいし、足もとはソックス&革靴できちんと仕上げるのもいい。このショートパンツを見ているだけでいろいろなスタイリングが思い浮かんだし、それを考えるのがすっごく楽しかったんです。なので、きっと絶対購入すると思います(笑)。

晴雨兼用折り畳み傘¥19,800(manipuri) ※3月発売予定

ファッション性も◎。雨の日も気分が上がる【manipuri】の傘

母に「なくしモノの天才」という異名をつけられるほど、とにかくモノをなくす筆者。でも、【manipuri(マニプリ)】の傘は10年近くも愛用していたんです。飲み会にまで連れて行っていたのになくさなかったのは、私にとっては奇跡といっても大袈裟じゃないほど。それなのにとうとう、2024年の秋に電車に忘れてしまい……。血眼で探したのですが見つからず、久しぶりにすっごく落ち込みました。
 
そんなときに展示会で出合ったのがこちら。そもそも【manipuri】の傘は、憂鬱な雨の日の外出が楽しくなるカラーリング&柄が気に入っていたんです。前回はイエローをベースにしたボタニカル柄を愛用していましたが、今回はフルーツ柄をセレクトしてみました。フルーツ柄って子どもっぽいイメージがあるかもしれませんが、これは手描きのタッチのプリントとグリーンを基調にしたカラーリングのおかげで大人っぽく、さらには独特なヴィンテージ感があるのもおしゃれですよね。
 
傘は雨に濡れないための道具ではありますが、こんな素敵な傘だったらスタイリングの一部にもなりますし、なにより雨の日でも気分が上がるはず! 味気ないビニール傘にはもう戻りたくないので、本気で購入を検討しています。

ウッドの柄やゴールドボタンなどのディテールも気に入りました。あと共地のケースは、持ち運びやすいハンドル付きなのが◎。

1月に入って寒さがより一層厳しくなってきましたが、春はもう、すぐそこ! 人気アイテムはすぐに売り切れてしまう可能性大なので、皆様も春のおしゃれ計画を立ててみてはいかがでしょう。

text:KYOKO CHIKAMA

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