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【WATWING・古幡亮&髙橋颯】の“読書”事情♡ 2人が愛する本の魅力とは?

  • 2025.1.10
Ray(レイ)

WATWINGのメンバーのなかでも、読書家で知識欲が旺盛な古幡亮くんと髙橋颯くん。今回は、そんな2人のお気に入りの本、幻想的なショット、そして知的なトークをお届け!“好きな本のジャンル”や“もしも自分で本を書くなら”など、2人が語る本の魅力をたっぷりご堪能あれ♡

【WATWING・古幡亮&髙橋颯】のLOVEなもの

体を動かすダンスも好きだけど、静かに本を読む時間も愛おしい。そんな亮さんと颯さんがいつもよりちょっとトラッドなスタイルに身を包み、インテリジェンスな本の世界へとみなさんをいざないます♡

〈右・髙橋〉カーディガン 24,200円/ラコステ シャツ 30,800円/ウィザード(ティーニーランチ)スカーフ 770円/WEGO その他/スタイリスト私物〈左・古幡〉ジャケット 71,500円/トミー ヒルフィガー Tシャツ 12,100円/カルバン・クライン シャツ 40,700円/インディビジュアライズド シャツ(メイデン・カンパニー)パンツ 4,399円/WEGO ネックレス 143,000円/ヨハンシルバーマン(ティーニーランチ)リング 27,500円/スキャット その他/スタイリスト私物
【古幡亮】にとって本とは?

自分じゃない誰かの人生や考え方を本で知って、味わえて、学べるとなにか新しい経験をさせてもらった気持ちになってなんだかすごくワクワクする……。これこそが本の魅力で読書する意味だと僕は思う。

Ray(レイ)
Check! お気に入りの本
『君の膵臓をたべたい』

住野よるさんの本で、小説でこんなにも泣けるものがあるのかと感じた1冊。読んでた当時、なぜか泣けない時期が続いていたんだけど、この本で久々にボロボロと涙が出た!

自分にもこんな感情の起伏があるんだってことに気づかせてくれたし、生きている実感も与えてくれた……。感情を開かせてくれた思い出の本です。

『チーズはどこへ消えた?』

迷路の中に住む2匹のネズミと2人の小人が、消えたチーズをめぐってどう生きていくかというお話でスペンサー・ジョンソンさんの名作。

現代社会を生きるうえでの考え方を改めて教えてくれる本で、端的に大事なことがまとめられているから悩んだときに読み返したくなる。ちなみに僕は半年に1回読んでます(笑)。

『君は誰と生きるか』

作者の永松茂久さんの言葉やパワーが個人的にすごく好きで買った本なんだけど、夜ふかしをして2〜3時間かけて一気に読み終えるほどおもしろかった!

本の表紙に“もし明日死ぬとしたら、誰と過ごしますか?”と書いてあるんだけど、これって究極の問い。自分にとって本当に大事なものに気づける本だと思います。

Check! Ray読者にオススメしたい1冊
『大切に抱きしめたいお守りのことば』

POINT

松浦弥太郎さんというエッセイストの本。タイトルに惹かれてジャケ買いしたんだけど、2ページずつの短編で読みやすいし、ステキな言葉がたくさん!

読むと考え方が楽になるし、救われる……幸せをもらえる本です。

【髙橋颯】とって本とは?

日常から本の世界に入ると無心になれる。そこには自分の言葉にならない思いが書かれている。だから自分の考えが改めて整理整頓できたり……。

自分の思いに気づくこともある。どこかに寄り道をするような感覚で本を開くと、僕の世界は広がって、新たな道につながっていく。

Ray(レイ)
Check! お気に入りの本
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

七月隆文さんの小説で映画化もされているんですけど、映画も見たし、本は2回読みました!

恋愛的な要素ももちろんステキなんですけど、当たり前のことが当たり前じゃないってことに気づかせてくれる作品で、その瞬間に目の前で起きていることの大切さや一緒にいられる人との時間の大事さを改めて考えさせられました。

『もものかんづめ』

僕、さくらももこさんがすごく好きで3冊ぐらい本を持っているんですけど、とくに好きなのがこれ。ちょっとひねくれた考え方にシンパシーを感じる部分があって、感情移入しやすいんです。

さくらももこさんの生活感がとてもおもしろくて、日常の中のさりげないひとときが色鮮やかに感じられる大好きな1冊です。

『デザインのめざめ』

この本との出会いは、渋谷でフラッと入ったコーヒーと雑貨と本が売っているお店で表紙のデザインがおもしろくてジャケ買いしました。

そんなミーハーな気持ちで手に取った本だけど、これを読むと今まで考えもしなかったことを新たな視点でとらえられるというか……物事を深掘りする力が身につく気がして好きです。

Check! Ray読者にオススメしたい1冊
『今日もていねいに。』

POINT

僕も松浦弥太郎さんの本なんだけど、これはノートに書いているふうのエッセイ。

気の持ち方次第で、1日をもっと豊かに感じられるよっていう暮らしの工夫とか発見が書かれていて、すごく読みやすいからオススメです!

【古幡亮&髙橋颯】知的な2ショットトーク♡

――僕は本好き初心者で、颯は本好きベテラン(古幡亮)

――本って飽きないし、永遠に読める気がする(髙橋颯)

Question 初めて本を読んだのはいつごろ?

古幡亮(以下、古幡):小学生のときの朝の読書タイム。当時はミステリー小説が好きだった。

髙橋颯(以下、髙橋):僕の初めては絵本で、幼稚園のとき。小学生でディズニーの本バージョン、中学生で山田悠介さんのホラー小説にハマった!

Question 好きな本のジャンルは?

古幡:生き方本っていうのかな、作者の人の考え方を知れる本が好き。改めて自分の今を考えることができるから。

髙橋:僕はエッセイ!本を通して作者の人生を見させていただいている感覚がする。人生の選択をするとき、別の人の生き方に触れられるとそれが大きなヒントになるよね。

古幡:そう考えると、誰かの人生がギュッと凝縮された1冊を1,500円とかで見られるのって安すぎない?アイディアや想像力も詰まってることもあるし、まさにプライスレス!!

Ray(レイ)
Question 本を読むタイミングって?

古幡:僕はガッと一気に読む派だから、家でひまなときに読むことが多い。電車移動とか隙間時間にちょっとずつ読むっていうのは性にあわない(笑)。

髙橋:僕は寝る前と朝の出かける前に読む。朝は余計なことを考えがちだから、本を読んで雑念を取り払う(笑)。夜はしっかり集中して読む感じかな。

Question ちなみに本は紙or電子書籍派?

古幡:圧倒的に紙!紙のにおいとページをめくる音、あのアナログな感じがすごく好き。

髙橋:わかる。本を開くと自分の世界も広がる気がするしね!

Question 読書のよさはどんなところ?

古幡:自分だけの人生では得られない考えや生き方を味わえるところ。本を読むと新しい経験をさせてもらった気持ちになってワクワクするよね。

髙橋:無心になれるところかな。だからストレス解消にもなるし、亮も言ったけど新しい出会いがそこにはある。

古幡:それと、単純に本を読んでる自分ってカッコよくない?(笑)。知識たくわえたぜ!的なよっしゃー感。

髙橋:人生の質も高まりそう(笑)。

Question もしも自分で本を書くなら......。

髙橋:自分の気持ちや思いを伝える詩集がいいなぁ。

古幡:いいじゃん、髙橋語録!僕はみんなが泣ける恋愛小説を書きたい。

自分で泣ける恋愛をちゃんとして、その経験や考えを含めて書きたいから、今の自分にはおこがましいんだけど、いつか伝記のような1冊にしたいな。タイトルは『古幡亮の生から死まで』!!

髙橋:そのままじゃん(笑)。

Question 本を語ってみてどうだった?

髙橋:改めて本っていいなぁと思った。飽きることがないし、永遠に読める。

古幡:僕はベテラン感のある颯とは違って、わりと本好き初心者だけど、本を読むきっかけはなんでもいい気がする。

ただ、読めば絶対に感情が豊かになるし、本を好きになってよかったと自分でも思うので、みなさんにも好きになってもらいたいです。

髙橋:こうやって誰かと本について語る時間もすごくステキだよね。ぜひみんなで本を読みましょう!

Ray(レイ)

PROFILE

古幡亮

ふるはた・りょう●1997年11月8日生まれ、長野県出身。特技は料理とダンス。最近のラブな食べ物はアンチョビポテトフライ♡

髙橋颯

たかはし・ふう●1998年5月8日生まれ、埼玉県出身。特技はギターとピアノの弾き語り。最近のラブな食べ物はゆでブロッコリー!

撮影/SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリング/深澤勇太 ヘア&メイク/山田マキ、永樂結菜(ともにLila)取材・文/アンドウヨーコ

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