岡本翔子の星占い【牡羊座】2025年の運勢前半は“アップデート”、後半は“リセット”がテーマ

3月21日～4月19日生まれ

2025年が始まりました。年明けはゆっくりとしたペースで物事が進みますが、2月を迎えると身辺に様々な出来事が続きます。

今年前半の大きなテーマは、知識や情報のアップデートです。世の中の変化と共に、時代遅れの知識や考え方を改める必要があります。

ワールドニュースなどもチェックして、世界の動きや流行などにも精通しておくと、「面白い！」と思えるものに出合えます。とりあえず春までは何にでも首を突っ込んで、趣味や興味の幅を広げておくことです。

仕事も基本、トライ＆エラーで、考えられることは何でも試し、失敗の中から解決の糸口を見つけることです。転職などを考える人は、春までに焦点を絞り面接などに臨んでください。

春から初夏にかけて大きな星の動きがあります。まず3月30日には夢と幻想を司る海王星が、そして責任と重圧をもたらす土星が5月25日に牡羊座入りを果たします。

まず春頃から物事や人間関係で、いつもの自分らしくない反応をしたりしそう。海王星の影響で、つい人の気持ちに共感してしまう傾向があるのです。結果、いつもならハッキリ白黒つけることを、なかなか決断できないように。

恋愛も然り。ロマンティックな出会いがある反面、ダメ男を引き寄せてしまうようです。またマンネリ化した関係を清算したいと思っている人も、つい情にほだされてズルズルと……、なんてことになりかねません。

土星が牡羊座入りする2025年後半は、人生を立て直すよい機会とも言えそうです。

特に今の生活や仕事に不満を抱いている人は、あなた自身をレベルアップするべく資格取得に燃えたり、腰を据えて何かに取り組んだりするのによい時期がやってきます。

簡単にクリアできることではダメ。魂を削るような思いで、あなた自身が成長できるようなことに着手しましょう。

土星が牡羊座から抜けるのは2028年春。ずいぶん先に思えますが、頑張った人とそうでない人とでは、将来に大きな差がつきます。

今年前半は人生を楽しみ、後半は覚悟を決めて大きな挑戦をしてみましょう。

これからの7年間は、自分で自分を“教育し直す”ことがテーマとなります。最新機能を搭載したスマホやタブレットを購入し、使いこなせるようデジタルサポートについて学んでみては。

またあなたより10歳は若い世代と話をしたり、一緒に出かけたりする機会を作りましょう。彼らのコミュニケーションの方法や、流行っていることをリサーチすると、今後勢いを増す業界や職種が見えてきます。

何か技術を身につけるべく、学校に入り直すのもいい。

本来の牡羊座は意志が強く、決断力にも優れた星座です。しかし春以降、牡羊座に入座する海王星の影響が出始めます。

自分独自の意見を育てる前に、集団のムードに飲み込まれて“勝ち馬に乗る”傾向が強くなります。正義かどうかを見極めず、勝ちそうな人に味方するパターンに陥りがちです。

また単純に自尊心をくすぐられ、「お似合いですね」の一言で、高額商品を買わされたりしないように気をつけて。

岡本翔子（おかもとしょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE

岡本翔子の星占い 【牡羊座】2025年の運勢 前半は“アップデート”、後半は“リセット”がテーマ