岡本翔子の星占い【双子座】2025年の運勢 2月上旬には再び幸運のウェーブが！

5月21日～6月21日生まれ

昨年5月末に占星術で最大のラッキースター、木星が双子座入りしたことを知っている人もいるでしょう。

12年に一度の幸運期なのに、「この精神的な圧迫感は何？」と感じていた人もいるはず。

それもそのはず。特に双子座の仕事運に制限と抑圧の星、土星がじわじわと影響を及ぼし続けているからです。幸運の兆しを感じても、目の前の仕事や課題に追われて、心に余裕が持てなかったかもしれません。

それでも2025年2月上旬には再び幸運のウェーブがやってきます。昨年10月から逆行していた木星が、双子座で順行し始めるからです。

木星が去る6月10日までの約4か月間は、昨年、あなたがやろうとしていたこと、また挫折してしまったことなどを思い出し、心機一転、巻き直しを図る最良のときです。

器用で適応性に優れる双子座は、“やりたいかやりたくないか”に関わらず、頼まれれば何となく“できてしまう”人たち。できれば自分がいきいきと働ける職種は何なのかを考え、人生の軌道修正を行うのにもよい期間と言えるでしょう。

それよりももっと好きなことをして、楽しく過ごすというのもよいアイデアです。特に5月25日～6月10日にかけての約2週間は、あなたが魔法を使える期間。

今からカレンダーに印（しるし）をつけて、旅行や人生の方向転換などを企ててみてはいかがでしょう。

また2025年は幸運の木星が去った後、7月7日に天王星という惑星が双子座に入ります。自己変革を促す天王星は、約7年かけてあなたの考え方や価値観などをバージョンアップしていきます。

と同時に時代を大きく変化させる力もあります。通信や輸送、教育などの分野で、じわじわと変革を起こすこの惑星の動きを、いち早くキャッチできるのが双子座です。

2025年後半、新しい時代の息吹を感じつつ、この次に来るブームを予測して、仕事や生活に活かすことを考えてみては。

自由と革命を司る天王星の息吹がそこここに。退屈することが何より苦手な双子座の今後7年間は、仕事や住居、人間関係などで変化がつきものです。

そのためには身軽になっておくことが重要です。健康面で不安がないことも大切なので、体は鍛えておいた方がよいでしょう。

双子座の自由な魂は、よりよい環境を求めて飛翔します。変わることで人生のステージが上がっていくことを、イメージしてください。

夢と幻想の星、海王星が春に移動すると、双子座にもその影響が現れます。たとえばオールドメディアは信用ならない、などというネット民の煽りに同調しやすくなります。

自分は正しい情報を取捨選択しているつもりでも、既に選別されたものを与えられていることに気づかないのです。

そもそも物事への反応が早いので、巧妙に作成されたディープフェイクにコロッと騙されたりもしそう。「理由はないけど胡散臭い」と感じる人間の本能を磨いておくべきかも。

岡本翔子（おかもとしょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE

岡本翔子の星占い 【双子座】2025年の運勢 2月上旬には再び幸運のウェーブが！