岡本翔子の星占い【水瓶座】2025年の運勢前半は恋愛運最強！後半は仕事＆健康がテーマ

1月21日～2月18日生まれ

2025年が始まりました。夕闇が迫るころ、南西の空を見上げてみましょう。そこにはひときわ明るく輝く木星が見えます。

遠い昔、漆黒の空に瞬く木星は、砂漠を旅する人の道しるべとなりました。今年前半はこの木星が、あなたに創造性や自分を肯定する力を授けてくれます。

占星術では、昨年の11月下旬に冥王星水瓶座時代が始まりました。

世界のいたるところで分断が起こり、機能しなくなったシステムや旧態依然とした組織などが、解体＆終了の憂き目に遭うでしょう。

しかしその一方で生まれや性別、人種、国を超えたネットワークが広がり、「共有・共存」をキーワードに人々が連帯する時代が始まりました。

冥王星が持つ破壊的な側面に引き寄せられると、あなた自身の人生も波瀾万丈になります。

でも、この配置がもたらすポジティブな面、博愛精神を意識して“周りと共存する”方向に同調して生きると、水瓶座の個性や感性を仕事や生活に活かすことができます。

2月になると早くも幸運の波がやってきます。胸に秘めた計画がある人は、ためらわずに実行に移しましょう。転職や独立、起業などにも星の恵みがあります。

お金や地位に縛られるより、自由でクリエイティブな生活を優先させたい期間です。金銭に執着すると不本意なことをやらざるを得なくなり、結果、ストレスを溜め込んで気力も体力も消耗します。

それよりも水瓶座本来のユニークな発想で、仕事と遊びの境界線を亡くす努力をしてみませんか。7月7日以降は水瓶座の守護星、天王星が、あなたに閃きやアイデアをもたらしてくれます。

コミュニケーション、通信、交通、教育の分野で、新しいムーブメントが起こる年。これらのテーマに絡んだ新しいアイデアを考え、仕事の企画を立てたりするのにもよい時期です。

また2025年前半は、恋愛運が最強です。気になる男性を恋人に格上げしたい人は、初夏までと期限を決めて、正面からぶつかってみましょう。

2025年後半は仕事＆健康がメインとなるので、幸運期の前半に、思いっきり遊んでおくと悔いが残りません。

変革を促す天王星は、そもそも水瓶座の支配星です。その星が7月7日以降、水瓶座に対して調和角を作ります。

今後7年かけてあなたらしさを人に知らせるための、「自己表現」を続けていく必要があります。他の人とは一味違うあなたの個性や才能を自覚し、それをちゃんと開花させることが、今後のミッションです。

またこの星はあなたの恋愛観にも影響を及ぼします。ジェンダーを超えた自由な愛のカタチを求めていくかもしれません。

夢やヴィジョンを司る海王星は、最も幻想に満ちた惑星です。

この惑星が春になると動き、あなたが本来持っているシャープな思考、客観性を、曖昧模糊としたものにじわじわと変えていく可能性があります。

たとえば「切り抜き」でカットされたある人の意見を信用してしまったり、動画を早送りで観て分かったような気になったりしそうです。

タイパを求めるあまり、物事の本質を見誤らないように気をつけたいものです。

岡本翔子（おかもとしょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE

岡本翔子の星占い 【水瓶座】2025年の運勢 前半は恋愛運最強！ 後半は仕事＆健康がテーマ