岡本翔子の星占い【魚座】2025年の運勢約2年の試練から解放され、後半は幸運期スタート！

2月19日～3月20日生まれ

2025年最大のトピックは、約2年間も居座り続けた土星が、5月25日に魚座を去ることでしょう。占星術で土星は“人生の厳しい教師”と呼ばれ、「現実的に生きろ」とあなたを叱咤激励してきました。

過去2年間であなたが何をしてきたか。土星による数々の試練を真摯に受け止めて努力を重ねてきた人には、2025年後半、何らかのご褒美が与えられます。

2025年前半は何かと誘惑の多い時期です。昨年後半の疲れが押し寄せてきて、仕事や目標に対するモチベーションが下がります。

また自分が定めた方向へと進む過程で、寄り道したくなるような魅力的なワナが、あちこちに仕掛けられています。

春までは自分を甘やかせてくれる人に、引き寄せられる傾向もあります。あなたにとって耳触りのよいことを囁く人とは一線を画し、逆に苦言を呈してくれる人を大切にしたい期間です。

2025年前半、魚座の幸運の方向は“家や家庭”にあります。家族との関係を見直したり、居心地のよい部屋作りに精を出すと精神的に安定します。

この期間、家は外敵からあなたを守るシェルターのようなもの。

快適な空間で自分自身を癒し、エネルギーチャージする……。そんなイメージで、料理やインテリアのイメージチェンジなど、家で出来る楽しいことに目覚めてみましょう。

実家から独立する。またその逆で家賃を払う生活に疲れたら、実家に戻るという選択もありです。

2025年にはもう一つ大きな星の動きがあります。2011年に起こった東日本大震災の翌月に魚座入りした海王星が、14年の時を経て魚座を後にすることです。

3/30以降は、この星がもたらした豊かな想像力や芸術的センス、また共感能力などを、現実の世界でどう生かすかがテーマになってきます。

そして2025年後半には魚座の幸運期が始まります。

それまでにしっかりエネルギーチャージをして臨めば、仕事や人生そのものにしっかりと爪痕を残せるチャンスが訪れるでしょう。

天王星は現状を打ち破り、あらゆる規制や束縛から自由になろうとする心の欲求を表します。

7月7日にこの星が動くと、家族や仲間がいても自分は異邦人であり、いったいどこに属しているのだろうと不安に思うことがあります。

今後7年かけて、あなたは自分の真の魂の故郷はどこにあるのかを探し求めます。血のつながりはなくても「家族」だと思える人を探す旅を始めてください。

ここで築く人間関係が、あなたの心の支えになるでしょう。

長期に渡り魚座を運行していた海王星が、春になると魚座を後にします。今後、この惑星は魚座の財政状態に不思議な影響を及ぼします。

他人を助けるために私財を投げうったり、そうかと思えば魚座ならではの直感や人間的魅力から、ビジネスの才能を開花させたりもします。

その反面、怪しいお金儲けの話に乗って借金を作ってしまう場合もあります。あなたが疑うべきは、一攫千金の儲け話かもしれません。

岡本翔子（おかもとしょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE

岡本翔子の星占い 【魚座】2025年の運勢 約2年の試練から解放され、後半は幸運期スタート！