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【MLB】「10年で826億円」大谷翔平の新契約を米有識者らが予想 リスクがあっても「間違いなく史上最高総額になる」

  • 2025.1.10
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)Getty Images
SPREAD : ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)Getty Images

フリーエージェント(FA)となった大谷翔平は6日17時(日本時間7日7時)にロサンゼルス・エンゼルスとの独占交渉期間が終了し、全30球団との交渉が解禁となった。
そんな折、『FOX Sports』は「ショウヘイ・オオタニはいつ、どこで、いくらで契約を交わすのか」と題し、MLB専門家4人による予想記事を掲載した。

■手術の影響受けても史上最高額

『FOX Sports』はMLBの有識者4人を集めて座談会を実施。各識者が大谷の新契約についての持論を展開した。
まず大谷の契約期間と契約金について、ケガで2度の右肘の手術を受け、マウンド復帰は2025年となる。これにより契約交渉にも大きな影響を与えることは確実だと識者らは言う。
トーサー氏によると「UCL断裂を考慮すると、おそらくオオタニは短期契約に同意する可能性が高いだろう。ケガの前なら6~7年を提示する可能性が高かったが、今では4~5年の範囲かもしれない。私はまだ彼のAAV(1年あたりの平均年俸)は高く、現在の最高記録である4,330万ドル(約65億円)を破ると予想している。
球団側はオオタニが5日おきに登板しなくても、野球界最高のOPS1.066でシーズンを終えたスラッガーにオファーを出すことを理解している」とし、1年あたりの平均年俸は史上最高記録を超すだろうとしつつも、ケガにより長期契約が難しくなる可能性を説いた。

■10年間で約826億円が上限か

また大谷が球団を最終決定する際の要因については、大きく2つが挙がった。
アナリストのジョーダン・シュスターマン氏は「金銭面や勝利に関わる要素に加え、二刀流としてのカムバックを実現させるために、どのようなサポートができるのか球団は説得力のある事例を提示することが必要だ」と主張した。
複雑になることが予想される新球団との契約内容と金額については、4人中3人が長期契約になると見通しを立てた。
アナリストのジェイク・ミンツ氏は「10年間で上限5億5000万ドル(約826億円)、下限は4億5000万ドル(約676億円)のオプトアウト(選手自ら契約を途中で見直したり、破棄する選択ができる権利)あり、インセンティブあり」と予想。
「間違いなく史上最高総額になるだろう」とし、「オオタニが再びFA騒動に巻き込まれることを望むとは思えない」と長期契約論を述べた。
最後に大谷の新天地については、ワールドシリーズを制したテキサス・レンジャーズ、吉田正尚が所属するボストン・レッドソックスの球団が挙がるも、同じ西海岸地区であり、優勝を掴めるチャンスがあるという理由から、ロサンゼルス・ドジャースの一人勝ちという結論に収まった。
果たして大谷はどの球団といくらで何年の契約を結ぶのか。右肘負傷のため、大谷の新契約はいくつものオプションが積み重なり、メジャー史上もっとも複雑になると言われている。新天地はもとより、契約内容の詳細にも関心が集まっている。
(A.Kudo/SPREAD編集部)

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