1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【MLB】「大谷翔平はトレードで出さない」球団が犯した最悪の判断ミス……ワースト1位は23年にエンゼルスが下した結論 米メディアが順位付け

【MLB】「大谷翔平はトレードで出さない」球団が犯した最悪の判断ミス……ワースト1位は23年にエンゼルスが下した結論 米メディアが順位付け

  • 2025.1.10
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

米スポーツ専門局『ESPN』電子版は9日(日本時間10日)、「全30球団が犯した最悪の判断ミスをランキング化」と題して紹介した。各チームはこれまでもトレード失敗や采配ミスを繰り返してきたが、今回はそれらの判断ミスをすべてまとめて順位付け。ワースト1位はエンゼルスで、大谷翔平投手の処遇に関するものだった。

■ヤンキース監督の采配もやり玉

『ESPN』は今回、2020年以降に各チームが犯した「最悪の判断」を掘り下げた。例えばヤンキースの場合、ドジャースと戦った昨年のワールドシリーズ(WS)におけるアーロン・ブーン監督の采配がワーストとされた。
記憶に新しいところだが、昨年10月25日(同26日)のWS第1戦。延長10回表を終えてヤンキースが3-2でリード。しかし、10回裏にドジャースのフレディ・フリーマン内野手に満塁弾を浴びて、チームはサヨナラ負けを喫した。
この時、被弾したのは左腕ネスタ―・コルテス投手だったが、同投手が最後に投げたのはレギュラーシーズンの9月18日(同19日)。約1カ月ぶりの登板で、いきなり大谷、ムーキー・ベッツ内野手、フリーマンというMVPトリオを封じることを託されたのだった。
同投手を使わずとも、8回途中からマウンドに上がったルーク・ウィーバー投手を10回も続投させる手もあった(降板時の球数は19)。また、左対左にこだわるならポストシーズンで好調だったティム・ヒル投手も残されていた。
そのため、『ESPN』はコルテスに託したブーン監督の“無茶ぶり采配”をヤンキース史に残る「最悪の判断」とし、ワーストランキングでは全体19位とした。

■チーム再建のチャンスを逃す

そして、各球団が犯した「最悪の判断」が出揃う中、ワースト・オブ・ワーストに選ばれたのが、エンゼルスの判断。「23年夏、ショウヘイ・オオタニをトレードデッドラインでトレードしなかったこと」を挙げた。
『ESPN』は当時を振り返り、「7月26日にエンゼルスがオオタニをトレードしないことを決定したというニュースが流れた時点で、チームは首位から7ゲーム差だった。少しの幸運があれば、ワイルドカードを獲得できる可能性はあったかもしれない。ただ、忘れないでほしいのは、オオタニはまだその時、右肘を故障していなかった。彼をトレードに出せば、大量の若手有望株を獲得でき、2015年以来勝ち越しがないチームを立て直すチャンスを得られたはずだった」と指摘。さらに「そもそもシーズン終了後、FAとなるオオタニと再契約できる可能性は低いと見られていた。それでも、エンゼルスはトレードしないという決断を下した。そして2カ月後、オオタニはドジャースと契約した」と記した。
大谷を交換要員に含めるトレードオファーは複数あったと言われている。それでもエンゼルスは応じず、結局何の見返りも得られないまま、大谷と別れることになった。
チーム再建のチャンスをむざむざ逃したエンゼルスの無策ぶりが、「最悪中の最悪の判断」とされた。

元記事で読む
の記事をもっとみる