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【自律神経を整える】朝食抜かないで! イライラを解消し効率的に働ける大事なもの! 小林弘幸『捨てる勇気100』

  • 2025.1.10

自律神経を整えるためには、様ざまなものを手放すことが大事。小林弘幸教授の著書『捨てる勇気100』から、手放したいものを紹介! 今回は毎日の食生活で欠かせないものについて。


そもそも、自律神経って何?

『私たちは毎日、手や足などを自分の意思で動かしながら生活をしていますが、一方で内臓や血管などは自分の意思で動かすことはできません。
このような「自分の意思で動かすことができない部分」をコントロールするのが自律神経の役割。~中略~自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。この2つは車の「アクセル」と「ブレーキ」にたとえることができ、運動をしたり興奮したときに交感神経が高まり、逆にリラックス状態のときには副交感神経が高まるようになっています。
このサイクルが乱れると、夜に眠れなくなったり、逆に日中に頭がぼうっとしたり、なんとなく心や体の調子が悪いと感じるといった数々の不調につながるのです。』(『捨てる勇気100』より) 全身をめぐり、呼吸や消化、代謝、排尿・排便など生きるための基本の機能を司る自律神経。意識して整えたい。40代におすすめの捨てたいものを紹介!

食事の常識を捨てる

071 朝食抜きの食生活をやめる

最近、朝食をとらないという食生活が当たり前になっている人が多く見受けられます。朝食は一日のエネルギー源を摂取するという意味でも重要ですが、朝食をとらないと自律神経の乱れにもつながります。朝食を抜くことで血流が悪くなり、頭がぼうっとしたまま一日を慌ただしくはじめることになり、自律神経のバランスも乱れてしまうのです。一度乱れてしまった自律神経を修復するのは大変なので、その日のコンディションが崩れたまま終わってしまい、高いパフォーマンスを発揮できないどころか思わぬミスをしてしまうこともあるでしょう。 朝から全開でハイパフォーマンスを発揮するには、しっかりと朝食をとることです。適量の食事を一日3回リズムよくとることで胃腸に適度な刺激を与え、血液が全身の細胞に行き渡り、自律神経のバランスを整えてくれるのです。血液が脳へもしっかり行き渡るので、午前中ぼうっとして仕事にならないということがなくなり、仕事の効率化を図れるでしょう。また、全身に血液が行き渡ることで血流もよくなります。また、冷え性や低血圧の人は朝食をしっかり食べることで体温を上げ、体を温めることができるのでおすすめです。

そして、朝食をとることによる大切な効果は「余裕が生まれる」ことです。慌ただしくなりがちな朝に、少なくとも10~15分食卓に向かい、朝食をおいしく楽しむ時間をつくりましょう。ちょっとしたことでカッとなってしまうような、交感神経が優位になりやすい人には特におすすめです。このような朝の落ち着く時間を持つことで、イライラしたり慌ただしく一日をスタートすることを防ぎ、パフォーマンスの向上や人間関係のストレス改善も期待できるでしょう。

☑朝食で自律神経を整え、パフォーマンスアップ
※『捨てる勇気100』より

早く出社しなきゃ、朝は食べる気がしないと朝食を抜いている人は多そう。一日に影響するのでしっかり食べよう!


『捨てる勇気100』

順天堂大学医学部教授 小林弘幸

勇気を持って「捨てる」ことで、人生を輝かせるメソッド集。自律神経の名医・小林弘幸教授が考案した、自律神経が整う新メソッド100本を公開。
第1章 身の回りのものを捨てる、第2章 生活習慣を捨てる、第3章 これまでの考え方やクセを捨てる、第4章 食事の常識を捨てる、第5章 人間関係を捨てるの全5章。物理的、心理的に捨てることで健康に!
単行本1430円、Kindle版(宝島社)

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