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「仕事に行きたくない…」時におすすめ!気合が入る「お仕事映画」32本

  • 2025.1.10

『LIFE!』や『プラダを着た悪魔』など、お仕事を頑張りたくなること間違いなしな作品を厳選。Filmarksで人気のお仕事映画32本をご紹介!

『AIR/エア』(2023)

『ゴーン・ガール』(14)などに出演し、『アルゴ』(12)なども手掛けるベン・アフレックが監督を務め、CEOのフィル・ナイト役として出演も果たしている。マット・デイモン、ジェイソン・ベイトマン、クリス・メッシーナ、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス、グスタフ・スカルスガルド、ジェシカ・グリーン出演。

1984年、ナイキ本社。ソニー・ヴァッカロは、CEOであるフィル・ナイトからバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。業界の負け犬だったナイキチームは、無名の選手マイケル・ジョーダンを見つけ、今までのルールを変える一発逆転の賭けと取引に出るのだった……。

ナイキの大人気シューズ“エア ジョーダン”誕生の物語を描く実話。業績不振で不利な状況の中でも、情熱を持ち続け、挑み続けた負け犬チームの男たちの姿を描く。

『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)

『ディープ・インパクト』(98)、『ペイ・フォワード 可能の王国』(00)などを手掛けたミミ・レダー監督作。フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、スティーヴン・ルート、ケイリー・スピーニー、キャシー・ベイツ、サム・ウォーターストン、ジャック・レイナー出演。

貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティンの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティンがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが……。

のちにアメリカ合衆国最高裁判事となった実在の女性、ルース・ベイダー・ギンズバーグが、史上初めて男女平等裁判に挑んだ姿を描く。またルースだけでなく、互いを支えた夫・マーティンの姿勢も簡単には真似できない、見習うべき多くのことを体現している。

『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』(2017)

『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(05)で、第55回ベルリン国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞したマルク・ローテムント監督作。コスティア・ウルマン、ヤコブ・マッチェンツ、アンナ・マリア・ミューエ、ニラム・ファルーク、ルドガー・ピストール出演。

先天性の病気で95%の視覚を失った青年が、「5つ星ホテルで働きたい!」という夢を叶えるために一世一代の“大芝居”を打つ! なんと目が見えないということを隠して、一流ホテルで見習いを始めるのだ。持ち前の明るさと機転を利かせ、周囲からの助けも借りながら、ホテルの研修課題を次々とクリアしていく。ところが、ある女性との出会いにより、完璧だった偽装計画が徐々に綻び始めてしまう。果たして、無謀とも呼べる夢は叶うのか、そして恋の行方は……? 本作は驚くべきことに、10代の時にほぼ全盲に近くなってしまった将来有望な学生サリヤ・カハヴァッテの実話に基づく物語。

ハンディキャップがあっても、夢を諦めずに挑戦し続ける1人の若者の姿を、実話を元に描いた一作。本人の努力はもちろん、周囲の人々の協力、助け合うことの大切さを改めて教えてくれる作品である。

『バクマン。』(2015)

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、『モテキ』(11)などを手掛けた大根仁監督・脚本作。大場つぐみ、小畑健による同名漫画を原作としている。佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、山田孝之、リリー・フランキー、宮藤官九郎、染谷将太ほか出演。

高校生の真城最高(ましろもりたか、あだ名:サイコー)は、高い画力がありながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの日々を送っていた。最高の叔父は、かつて週刊少年ジャンプに連載し、その作品がアニメ化もされた漫画家・川口たろうであった。だが結局は連載打ち切りとなり、その後叔父は過労により亡くなった。そのことが最高の心に暗い影を落としていた。ある日、些細な出来事をきっかけに、秀才のクラスメイト・高木秋人(たかぎあきと、あだ名:シュージン)に、「俺と組んで漫画家にならないか」と誘われる。はじめは一緒に漫画を描くことを拒絶していたが、声優を目指している片想いのクラスメイト亜豆美保(あずきみほ)と、「漫画家として、声優として、お互いの夢が実現したら結婚する」と約束したことから、漫画家への道を志すことになる。最高と秋人はコンビを組み、夢の週刊少年ジャンプの連載を目指して日々漫画づくりに明け暮れる。ジャンプ編集者の服部に見出され、ようやく光明が見えてきたとき突然ライバル……新妻エイジが現れる。弱冠17歳で手塚賞入選を果たした天才・エイジは瞬く間にジャンプ連載を決めて遥か先を走り始める。そして次々と現れる新進気鋭のライバルたち。はたしてふたりはジャンプ連載を勝ち取ることができるのか!?

本作は漫画家という職業のリアルを描きながらも、週刊少年ジャンプの三大原則とされる「友情・努力・勝利」が詰め込まれた青春映画。

『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)

『父親たちの星条旗』(06)などに出演し、『扉をたたく人』(07)なども手掛けるトーマス・マッカーシーが監督を務める。レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロ、マイケル・キートン、スタンリー・トゥッチ、リーヴ・シュレイバー、ビリー・クラダップ、ジョン・スラッテリーほか出演。

2002年1月、米国の新聞「ボストン・グローブ紙」が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を照らし出したのか……。

長らく隠蔽され続けていた、神父らによる性的虐待というスキャンダルを、地道な取材を積み重ね、世に公表したチーム「スポットライト」の姿を描く。彼らが報じたこの調査は、のちにピューリッツァー賞を受賞した。

『ティンカー・ベル』(2008)

『ノートルダムの鐘 II』(01)、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』(04)を手掛けるブラッドリー・レイモンド監督作。声の出演はメイ・ホイットマン、クリスティン・チェノウェス、レイヴン・シモーネ、ルーシー・リュー、アメリカ・フェレーラ、ジェーン・ホロックス、ジェシー・マッカートニーほか。

秘密の世界“ピクシー・ホロウ”を冒険しよう。ティンカー・ベルがおしゃべりをする姿も初公開! ディズニーで最も有名な妖精の驚くべき物語がついに明らかに。なぜ自然は輝いているのか、誰が季節を移り変わらせているのか、不思議に思ったことは誰でもあるはず。謎と冒険の世界でティンカー・ベルと4人の仲間たちは、信じる心や友情、そして妖精の粉の力で冬を春に変える。自分に正直であることの大切さを学べる作品。

ものづくりの才能を持つティンカー・ベルは、友人たちの姿を見て「この仕事は自分に向いていないんじゃないか」、「華やかな仕事が羨ましい」と悩み、羨んでしまう。そんな姿に共感し、改めて“自分”という存在の意味について考えさせられる一作。

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(2016)

『ボストン市庁舎』(20)、『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』(15)、『パリ・オペラ座のすべて』(09)など数々のドキュメンタリー作品を手掛けてきた、ドキュメンタリー界の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督作。

タイムズスクエアとグランドセントラルの中間にある本館を含む92の図書館に6000万点のコレクションを誇る世界屈指の知の殿堂であり、地域の住民はもちろん、研究者たちへの徹底的なサービスで、世界中の図書館員の憧れの図書館の舞台裏を記録した傑作ドキュメンタリー。

世界で最も有名な図書館・ニューヨーク公共図書館の裏側に迫った、貴重なドキュメンタリー。愛と誇りを持って働く司書やボランティア、様々な問題を解決するため会議をする幹部たちなど、プライドを持ったスタッフたちの献身的な働きぶりに心打たれる一作。

『Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?』(2015)

ジェンナーロ・ヌンツィアンテが、監督及び脚本を担当。ケッコ・ザローネ、エレオノーラ・ジョヴァナルディ、ソニア・ベルガマスコ、マウリツィオ・ミケリ、ルドヴィカ・モドゥーニョ、アントニーノ・ブルスケッタ(ニニ・ブランチェッタ)、リノ・バンフィ出演。

小学校の教室で教師が子供たちに将来の夢を聞いている。獣医、音楽家、科学者と次々に答える子供たち。自分の番が来たケッコは、「公務員」と元気よく答える。目を丸くする教師。幼いころからの夢をかなえてケッコは公務員になった。一生収入を保証される安定した職。しかもプライベートでは親がかりで生活費はゼロ。ママが美味しい食事をつくってくれ、身の回りの面倒もみてくれるから、恋人との結婚は先送りして、お気楽な独身生活を楽しんでいた。ところが、政府が公務員削減に乗り出したため、ケッコも対象となり、早期退職か移動かの選択を迫られる。リストラ担当のシローニさんはケッコをイタリア各地に始まり、外国にまで移動させ、遂には厳寒のノルウェーの離島に送り込む。ところが、ケッコはめげるどころか、離島の観測所の研究員ヴァレリアと恋仲になり、彼女と、それぞれ父親の違う彼女の3人の子どもと一緒に暮し始める。だが、公務員の職と特権にしがみつくケッコに愛想をつかしたヴァレリアは、ケッコの許を去ってしまった……。

公務員の独身男性ケッコが、リストラの対象になってしまったことから巻き起こる大騒動をコミカルに描いた、イタリア発の傑作コメディ。どんな過酷な状況に陥っても明るく人生を突き進んでいくケッコの姿には、見習いたい人生の教訓が詰め込まれているかも。

『めぐり逢わせのお弁当』(2013)

『夜が明けるまで』(17)の、リテーシュ・バトラが監督及び脚本を担当。イルファン・カーン、ニムラト・カウル、ナワーズッディーン・シッディーキー、リレット・デュベイ、ナクル・ヴァイド、バハラッティ・アックレッカー、Yashvi Puneet Nagar、デンジル・スミスほか出演。

インド・ムンバイでは、お昼どきともなると、ダッバーワーラー(弁当配達人)がオフィス街で慌ただしくお弁当を配って歩く。その中のひとつ、主婦イラが夫の愛情を取り戻すために腕を振るった4段重ねのお弁当が、なぜか、早期退職を控えた男やもめのサージャンの元に届けられた。神様の悪戯か、天の啓示か。偶然の誤配送がめぐり逢わせた女と男。イラは空っぽのお弁当箱に歓び、サージャンは手料理の味に驚きを覚える。だが夫の反応はいつもと同じ。不審に思ったイラは、翌日のお弁当に手紙を忍ばせる……。

インドで実際に利用されている弁当配達システムをテーマに、誤配送の弁当が巡り合わせた男女の出会いと触れ合いを描いた心温まるラブストーリー。本作で紡がれる胸キュンな展開はもちろん、インドでは当たり前にある“弁当配達人”という珍しい仕事も知ることができるレアな一作。

『舟を編む』(2013)

『茜色に焼かれる』(21)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(16)などを手掛けた、石井裕也監督作。三浦しおんによる同名のベストセラー小説を原作としている。松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫ほか出演。

玄武書房の営業部に務める馬締光也(松田龍平)は、その得意な言語感覚を評価され、「大渡海」という新しい辞書の編纂編集部に配属される。そこには光也に負けないくらい個性的な編集部員が集まっていた。光也は辞書編纂に没頭しながらもある日、林香具矢(宮崎あおい)という女性に出逢い、たちまち恋心を抱くのだった……。

日本アカデミー賞受賞作! 松田龍平のコミュ障ぶり、宮﨑あおいの一歩引いて支える妻役、 両者のハマリ具合が見事! 完成に何年も要する辞書編纂、何事も長い目で見てコツコツ頑張ろう、 そんな気持ちにさせてくれる一作。

『キツツキと雨』(2011)

『さかなのこ』(22)、『南極料理人』(09)などを手掛けた、沖田修一監督作。役所広司、小栗旬、高良健吾、臼田あさ美、古舘寛治、黒田大輔、森下能幸、高橋努、嶋田久作、平田満ほか出演。

ある日、山村に現れたのはなんと映画の撮影隊! 迷惑も顧みず、我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊に村はとまどい気味。ひょんなことから撮影に巻き込まれ、無理やり手伝わされる羽目になった、きこりの克彦。一方、新人監督の幸一は、持ち前の気の弱さで、現場をまとめきれずにパニック寸前。森の中で出会った、きこり60歳と新人映画監督25歳。映画の撮影を通して、克彦は映画の面白さに引き込まれ、持ち前の機動力で生き生きと活躍を始め、幸一は克彦と接することで成長していく。そして二人のふれあいは、村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出してゆく……。

無骨な木こりと気の弱い新人映画監督のハートウォーミングな交流を描いたヒューマンドラマ。年齢も価値観も全く異なる二人が、互いに協力し合って新しいモノを生み出していく本作は、お互いの仕事にリスペクトや思いやりを持って接することの大切さを改めて感じさせてくれる。

『幸せのちから』(2006)

『7つの贈り物』(08)の、ガブリエレ・ムッチーノ監督作。ウィル・スミス、ジェイデン・スミス、タンディ・ニュートン、ブライアン・ホウ、ジェームズ・カレン、カート・フラー、ダン・カステラネタ、タカヨ・フィッシャー、ケヴィン・ウェスト、ジョージ・チェン出演。

1980年代。妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。ついには、妻が出て行き、家を追い出され、貯金も底をついてしまう。そんなクリスが最後に選んだ道は自分の才能を信じて、一流証券会社へ入社することだった。しかし6ヶ月の無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まった。

事業失敗からホームレスに転落したもの、アメリカンドリームを叶え億万長者に上り詰めた実在の人物、クリス・ガードナーの波瀾万丈な人生を描いた感動のサクセスストーリー。諦めずに努力を続け、未来を力強く切り開いていくクリスの生き様に、勇気と希望を貰える一作。

『LIFE!』(2013)

『ナイト・ミュージアム』シリーズのベン・スティラーが監督と主演を務めるヒューマン・アドベンチャー。クリステン・ウィグ、ジョン・デーリーなどが共演。

LIFE誌の写真管理部で働くウォルター・ミティは、日々同じ仕事の繰り返しでうんざりしていた。そんなウォルターの楽しみは、刺激に満ちた空想の世界に入り込むこと。ある日、表紙を飾る写真が見つからないという事件が起こり、世界を放浪している写真家に会うため、ウォルターは現実の冒険に出ることになる。

退屈な日常から一歩踏み出し、人生の素晴らしさを再認識する主人公の姿が魅力的。毎日同じ仕事でうんざりしている人に、自分の行動次第で変われることを教えてくれる一作。

『大統領の執事の涙』(2013)

『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督が実話をもとに映画化したヒューマン・ドラマ。フォレスト・ウィテカー、デヴィッド・バンナーなどが出演。

綿花畑の奴隷として生きていたセシル・ゲインズは1人で生きるため、見習いからホテルのボーイとなり接客技術を身につける。その努力が認められ、遂には大統領の執事にまで出世した。30年間ホワイトハウスで過ごし、7人の大統領に仕えることになる。セシルは執事の仕事を誇りに思いながらも、ケネディ暗殺などアメリカが大きく揺れ動いた激動の時代に翻弄されていく。

人種差別や家族とのすれ違いに苦悩しながらも、仕事に誇りを持ち一流を貫く姿に感動する。

『恋とニュースのつくり方』(2010)

『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督が贈るお仕事ラブコメディ。レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートンなどが出演。

仕事熱心だけどいつも空回りしてしまうベッキーは、朝のTV番組のプロデューサーに再就職する。視聴率を上げるために人気キャスターのマイクを起用するが、彼と共にキャスターを務めるコリーンと衝突してしまい視聴率は下がっていく。ベッキーは番組を終わらせないため、この難局に立ち向かっていく。

ニューヨークを舞台に恋と仕事に奮闘する女性を描くサクセス・ストーリー。低視聴率番組が主人公の頑張りによって人気番組になっていく過程がワクワクし、チャレンジする勇気をもらえる一作。

『ケイト・レディが完璧な理由』(2011)

『Emma エマ』のダグラス・マクグラス監督がベストセラー『ケイト・レディは負け犬じゃない』を映画化。サラ・ジェシカ・パーカー、ピアース・ブロスナンなどが出演。

ボストンの投資会社で働くケイトは、バリバリのキャリアウーマン。ニューヨーク本社で彼女の仕事が認められ新しいプロジェクトを任されるが、ボストンとニューヨークを往復する多忙な日々が始まる。夫と2人の子どもがいるケイトは家庭と仕事を両立させようと奮闘するが、次第にどちらもうまくいかなくなってしまう。

家庭と仕事の両立に悩む女性の姿が共感を呼ぶ本作。家族を大事にしながら頑張る主人公に、両立させる勇気と方法を教えてもらえる一作。

『インターンシップ』(2013)

『ナイト ミュージアム』のショーン・レヴィ監督作。ヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソンなどが出演。

時計会社の優秀な営業マンだったビリーとニックは、デジタル化の波により会社が倒産し失業してしまう。そんな時にGoogleがインターンを募集していることを知り、応募してみると見事に合格してしまう。しかし、優秀な若手に囲まれたIT音痴の2人は、営業マン時代の話術を生かし正社員を目指すことに……。

中年男性が時代の変化に追いつこうと奮闘し、必要なスキルをみにつけていく姿に感動と刺激がもらえる一作。

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(2008)

『アントマン』のペイトン・リード監督が実話をもとに映画化。ジム・キャリー、ズーイー・デシャネルなどが出演。

「ノー」が口癖で何事にも後ろ向きなカールは、生き方を変えるためにセミナーに参加する。そこで「意味のある人生を送るためには全てのことに“イエス”と答えること」と教わったカールは、それから何事にも「イエス」を連発するようになり、カールの運気は上がっていくのだが……。

自分の殻を破りチャレンジする姿に、行動する勇気をもらえる一作。仕事で行き詰まった時などに観るとリフレッシュできるような軽快なテンポも◎。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014)

『アイアンマン』のジョン・ファブローが監督と製作、脚本と主演を務める。エムジェイ・アンソニー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、ボビー・カナヴェイルなどが共演。

有名レストランの一流シェフだったカールは、オーナーと衝突し店を辞めてしまう。心配した元妻の助言でマイアミを訪れたカールは美味しいキューバサンドイッチに出会い、サンドイッチの移動販売を思いつく。譲り受けたフードトラックを改装し、マイアミからニュー・オリンズ、オースティン、ロサンゼルスと、究極のキューバサンドイッチを広める旅がスタートする。

仕事に失敗しても、好きなものを信じてチャレンジし続けることの大切さを教えてくれる一作。

『ソーシャル・ネットワーク』(2010)

『セブン』のデヴィッド・フィンチャー監督が「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を映画化。ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールドなどが出演。

ハーバード大学に通うマーク・ザッカーバーグは優れたプログラミング能力を活かし、友人と学生専用のコミュニティサイトを作る。サイトは次第に人気になり、世界中に広がる巨大サイトへ成長していく。

最初は小さなキッカケで作ったSNSが、彼を時代の寵児へと伸し上げていく過程に目が離せない一作。好奇心を持つことの大切さ、人との関わりなしにはどんな仕事も成立しないこと再認識できる。

『エリン・ブロコビッチ』(2000)

「オーシャンズ11」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が実話をもとに映画化。ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニーなどが出演。

シングルマザーで3人の子どもを抱えるエリンは、働き始めた弁護士事務所で、ある書類に不審な点を見つけ調べ始める。それは、ある大企業の環境汚染を暴くものだった。学歴も知識もないエリンは、周辺住民に呼びかけを行い、大企業相手に訴訟を挑むが…。

無学の女性が634の住人の署名を集め、大企業相手に史上最高の和解金350億円を勝ち取ったサクセス・ストーリー。目的のために努力を惜しまず、自分を信じる姿に勇気をもらえる一作。

『私がクマにキレた理由』(2007)

『アメリカン・スプレンダー』のシャリ・スプリンガー・バーマン監督作品。スカーレット・ヨハンソン、クリス・エヴァンス、ローラ・リニーなどが出演。

ニューヨークで自由な生活を夢見るアニーは、ひょんなことからセレブの家でベビーシッターとして働くことに。しかし我儘な親子に振り回され、悪戦苦闘していた。ある日、クマのぬいぐるみに監視カメラが仕込まれているのを発見し、アニーの我慢は限界を超える。

スカーレット・ヨハンソンが仕事と恋に奮闘し、成長していくヒロインを熱演。望んでいた仕事とは違っても、頑張ってみるとやり甲斐や意味を見つけていく様子に共感の声多数。

(文・タナカリオ)

『プラダを着た悪魔』(2006)

プラダを着た悪魔

『素晴らしきかな、人生』などのデヴィッド・フランケル監督作。ローレン・ワイズバーガーの小説を基に映画化。アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ出演。

ジャーナリストを目指してニューヨークへやってきたアンディ。しかし、ひょんなことから超一流ファッション誌ランウェイ編集長ミランダのアシスタントとして採用される。おしゃれに興味もなかったアンディが、悪魔のような鬼上司の元で、超ハイレベルな要求に翻弄されることとなるが……。

おしゃれも仕事も頑張りたい女性にぴったりな、キラキラサクセスストーリー。アン・ハサウェイ演じるアンディがどんどん綺麗になっていく姿や仕事を上手くこなしていく様子に勇気がもらえる物語。

『マイ・インターン』(2015)

マイ・インターン

『ホリデイ』などのナンシー・マイヤーズ監督作。ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ、アンダーズ・ホーム出演。

ニューヨークのファッション通販サイトの会社でCEOを務めるジュールズ。そんな彼女の会社へシニア・インターンとして採用された70歳のベテラン・ベンがやって来る。紳士的で素晴らしい仕事への姿勢で、彼は次第に人気者となる。ジュールズも40歳も歳上の部下に戸惑っていたが、彼のおかげで仕事が上手く進むようになっていく。

周りを気遣うベンの優しさで、ジュールズと部下たちの関係がより良くなっていく。ベンの姿勢に仕事をする上で大切なことを教えてもらえる作品。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)

ウルフ・オブ・ウォールストリート

『ディパーテッド』などのマーティン・スコセッシ監督作。レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー出演。アメリカの元株式ブローカーであるジョーダン・ベルフォートの日記小説を元に映画化。

一攫千金を狙うジョーダンは、株式仲介人となり、荒稼ぎを繰り返していた。そして、投資会社を設立し、遂にウォール街の頂点に立ち、“ウルフ”と呼ばれるようになる。浪費しまくり、派手に遊びまわるジョーダンだったが、そんな成功は長く続かず……。

お金に取り憑かれたジョーダンの成功と破綻を描いた物語。お金に執着した彼の人生に教訓が沢山込められているかも。

『ドリーム』(2016)

ドリーム

『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのセオドア・メルフィ監督作。タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケヴィン・コスナー出演。

1960年代、旧ソ連との宇宙開発競争で、アメリカは劣勢にあった。それを覆すため、宇宙飛行士を無事に帰還させるミッションに、NARSの頭脳として役割を担った3人の女性キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソン。国家の威信を懸けて、性別も国籍も超えて尽力した女性たち。これまで語られてこなかった英雄たちを描く。

性別や人種によって、様々な差別に合いながらも、自分たちの夢に向かって諦めず一つ一つクリアしていく。持っている能力を最大限発揮しようと、直向きに努力する姿に希望をもらえる感動の物語。

『セカンド・アクト』(2018)

セカンド・アクト

『50回目のファースト・キス』などのピーター・シーガル監督作。主演はジェニファー・ロペス。Netflixオリジナル作品。

野心家で成功者を夢見るマヤだったが、40歳になってもスーパーマーケットで働く生活を送っていた。何とかしてこの状況を変えたいと思ったマヤは、自身を一流のコンサルタントと偽り、そんな彼女へ来たオファーを受けることに。賢さを武器に第二の人生を歩き始める。

経歴に左右されず、自分の持ちうる能力を自ら売り込み、未来を切り開いていくマヤ。何かを理由に躊躇していたことにチャレンジしたくなるかも。

『セットアップ:ウソつきは恋のはじまり』(2018)

セットアップ:ウソつきは恋のはじまり

クレア・スキャンロン監督デビュー作。ケイティ・シルバーマン、ゾーイ・ドゥイッチ、ルーシー・リュー、グレン・パウエル出演。Netflixオリジナル作品。

スポーツ新聞の編集に携わるハーパーは、クリステンのアシスタントとして働いていた。また、チャーリーは金融会社でリチャードの下で働いていた。二人は同じビルで働いており、同じようにボスの厳しさにうんざりしていたのだった。そんな二人は、お互いのボス同士をくっつければ、仕事の厳しさも少し落ち着くのではないかと考える。そして、ボス同士をくっつけるため、様々な作戦を実行に移すが……。

ニューヨークの大都会で働く彼らの姿がまた魅力的な今作品。仕事も恋も頑張ってみたくなる胸キュンラブコメディ。

『幸せのレシピ』(2007)

幸せのレシピ

『一枚のめぐり逢い』などのスコット・ヒックス監督作。『シカゴ』などのキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン出演。

マンハッタンの高級レストランで料理長を務める完璧主義者なケイト。そんなケイトの姉が突然事故で亡くなってしまう。そして、残された姪のゾーイを引き取ることとなったケイトは、慣れないことに大苦戦。そんな矢先、副料理長として、ケイトとは性格も何もかもが正反対なニックが新しくやってくる。

仕事も恋も家族も、すべてを改めて大切にしようと思える心温まる物語。少し頑張りすぎたかなと思った時におすすめの1本。

『マイレージ、マイライフ』(2009)

マイレージ、マイライフ

『JUNO/ジュノ』などのジェイソン・ライトマン監督作。ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン出演。

年間322日出張するライアン・ビンガムは、リストラの宣告をする仕事をしていた。彼は1000万マイル達成を目標に、仕事も割り切って人生を謳歌していた。そんなライアンは、二人の女性と出会い、今までの生き方を変え始めることになる。ライアンと同じように出張が多く割り切った関係のアレックスと、新入社員で出張廃止を主張するナンシー。この二人に翻弄されながら、仕事に対する想いが変わっていく姿を描く。

働く上での人それぞれの価値観や想いが詰まっている今作品。ダンディなジョージ・クルーニーがハマり役な、生き方について考えさせられるアメリカンドラマ。

『モンスター上司』(2011)

モンスター上司

セス・ゴードン監督作。ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス出演。『モンスター上司2』も製作された人気作。

ニック、カート、デイルは毎日耐え難い上司の“パワハラ”、“セクハラ”、“バカハラ”を受け、遂に彼らを葬り去ろうと計画する。そして、怪しい元詐欺師のアドバイスを元に、“上司排除計画”を実行する。絶対に成功するはずだったその計画は、穴だらけのダメダメな計画で……。逆に窮地に追い込まれてしまう3人が面白い、笑えるブラックコメディ。

おバカで笑える3人のドタバタコメディで、疲れや悩みも吹っ飛んでしまうというレビューも多い。仕事で嫌なことがあっても、この映画を思い出せば笑いに変えることができるかも。

『スティーブ・ジョブズ』(2015)

スティーブ・ジョブズ

『スラムドッグ$ミリオネア』などのダニー・ボイル監督作。マイケル・ファスベンダー、ケイト・ウィンスレット、サス・ローゲン、サラ・スヌーク出演。

アップル社の創設者であり、革新的なパーソナルコンピュータMacintoshを発案したスティーブ・ジョブズの伝記的映画。1940年、Macintoshの発表を前にジョブズは部下と揉めていた。彼は、Macintoshに語りかけ、「ハロー」と返事をしてもらいたいと考えたのだが、Macintoshは反応せず。発表まで開始数十分前だったことから、部下たちはジョブズに諦めさせようとするが……。

自分の理想をとことん突き詰める天才の姿を映し出す。伝説のプレゼンテーションの舞台裏が丁寧に描かれ、卓越したビジネスセンスを観られるのと同時に、本作では娘との関係性も描かれジョブズの素顔も垣間見られる。

(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED(C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.(C)2016 Twentieth Century FoxNetflixオリジナル映画「セカンド・アクト 2月22日(金)独占配信開始(C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc – U.S., Canada, Bahamas & Bermuda.(C)2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited – All Other Territories.(C)2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.(C)2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.(C)Francois Duhamel

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。

※2025年1月9日時点の情報です。

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