水谷豊主演、お人好しで優しい新米刑事の奮闘を描く「熱中時代・刑事編」　第1話のあらすじ＆見どころを紹介

【写真】ストライプのスーツに身を包み、シックな装いの水谷豊“早野武”

水谷豊主演のドラマシリーズ「熱中時代・刑事編」(毎週土曜夜6:00-8:00、2話連続放送、ＢＳ松竹東急[全番組無料放送・BS260ch])が、2025年1月11日(土)より放送スタート。本記事では、第1話のあらすじや見どころについて紹介していく。

新米刑事の涙ぐましい奮闘ぶりを明るくコミカルに描く「熱中時代・刑事編」

1979年に日本テレビ系列で放送開始した本作。小学校の教師を熱演した「熱中時代・先生編」に続くシリーズ2作目で、水谷演じる刑事課捜査一係の新米刑事・早野武の涙ぐましい奮闘記を明るくコミカルに描く。お人好しで優しい早野が成長していく姿や、変装をしながらのユニークな捜査、水谷持ち前の運動神経を活かしたアクションシーンなど、見どころ満載の一作に仕上がっている。

また本作では、水谷をとりまく刑事たちに藤岡琢也さん、細川俊之さん、森本レオ、宍戸錠さん、小松方正さん、谷隼人らが脇を固め、ドラマをさらに盛り上げる。加えて、水谷本人が歌唱する主題歌「カリフォルニア・コネクション」はドラマ同様にヒット曲となり、水谷自身の代表曲となった。

早野が外国人女性の身辺保護をすることに…「熱中時代・刑事編」第1話あらすじ

交通課から刑事課に配属された新米刑事の早野(水谷)は、潮田係長(藤岡さん)ら捜査一係の仲間たちが追っていた麻薬殺人事件の重要参考人を取り逃してしまい、大目玉を食らってしまう。傷心の早野はその夜、行きつけのスナック「竹の子」の奈津子ママ(草笛光子)に、将来について占ってもらう。すると、“女難”と“水難”のカードが出てくるのだった。

その後早野は皆が寝静まる中下宿先に戻り、寺坂(伴淳三郎さん)から“近所で強盗が多発している”という話を耳にする。ちょうどその時、外国人マンションで強盗事件が発生したという連絡が。捜査一係の刑事たちは慌てて現場へ急行し、早野は取り逃がした重要参考人・太田を決死の想いで確保しようと奮闘する――。

その後、太田が日本に来たばかりのアメリカ人女性・ミッキー(ミッキー・マッケンジー)を狙っていると考えた捜査一係の面々は、早野にミッキーの身辺保護を命じる。

水谷の華麗なアクションシーンに注目

第1話では、早野がアメリカ人女性の護衛を任せられるエピソードが描かれた。英語が話せない中、勉強して片言の英語を使いながらミッキーと芝居を観に行ったりパチンコに行ったりと、単語や身振り手振りを使いながら積極的に関わろうとする早野。この早野の一生懸命さを水谷は爽やかに演じ、その結果ミッキーとも次第に心を通わせていく。

また、本作全編を通して見どころとなるのがアクションシーンだ。第1話でも、銃を持った相手に反撃するなど、激しいアクションが繰り広げられる。普段の早野は優しいがおっちょこちょいないわゆる“三枚目”なキャラクターとして描かれているが、時折見せるかっこいいアクションシーンのギャップは非常に魅力的。

水谷自身も、アクションシーンについて「仲良しだった松田優作さんが“豊のアクションはアクション超えてる”って言って喜んでくれるくらい、アクションが好きだったんですよね」とコメントしていた。名俳優・松田優作さんも絶賛する水谷の軽やかな身のこなしにも注目だ。