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18歳日本人が選出『イタリア紙が選ぶ世界の若手50名』

  • 2025.1.9
18歳日本人が選出『イタリア紙が選ぶ世界の若手50名』
18歳日本人が選出『イタリア紙が選ぶ世界の若手50名』

Text by 田中“ランドオブイモータル”栄一

イタリア紙『Ultimo Ulmo』は、2005年にフォローすべき、2005年生まれ以降の若手50人と題した記事をアップした。

同記事では、2005年生まれ以降の選手でも既に知られている選手(ラミン・ヤマルやフランチェスコ・カマルダ、イーサン・ヌワネリ)は除外。それ以外の選手から50人が選ばれ、1記事10人ずつ紹介される予定だ。

9日昼までにそのうち20名までが公開されていて、アジアからは日本のMF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)が唯一選出されている。

『Ultimo Ulmo』が選ぶ2005年生まれ以降の若手50名(現在発表は20名まで)

MF ヴァシリエ・アジッチ(モンテネグロ/ユヴェントス(ITA))
DF ヨレル・ハト(オランダ/アヤックス)
MF ヒルベルト・モラ(メキシコ/クラブ・ティファナ)
DF ディーン・ハイセン(オランダ/ボーンマス(ENG))
FW マイキー・ムーア(イングランド/トッテナム(ENG))
MF フランコ・マスタントゥオーノ(アルゼンチン/リーベル・プレート)
DF アーロン・アンセルミーノ(アルゼンチン/ボカ・ジュニオルス)
MF エリース・ベン・セギル(フランス/モナコ)
MF アーロン・チャマグリチェッラ(イタリア/トリノ)
FW マリック・フォファナ(ベルギー/リヨン(FRA))
FW ジオバニー・クエンダ(ポルトガル/スポルティング)
MF スヴェレ・ニーパン(ノルウェー/ローゼンボリ)
DF アダム・アズノウ(モロッコ/バイエルン・ミュンヘン(GER))
MF 中島洋太朗(日本/サンフレッチェ広島)
FW ダミアン・ピサロ(チリ/ウディネーゼ(ITA))
MF タイラー・ディブリング(イングランド/サウサンプトン)
DF ナタン・ゼゼ(フランス/ナント)

日本からは、サンフレッチェ広島MF中島洋太朗が選出されている。中島は2006年4月22日生まれの18歳。Jリーグ公式では身長175cm、体重68kg、背番号35となっている。

18歳日本人が選出『イタリア紙が選ぶ世界の若手50名』
18歳日本人が選出『イタリア紙が選ぶ世界の若手50名』

『Ultimo Ulmo』は、「日本のサッカーは現在、優れたダイナミズムとあらゆるプレースタイルに適したユーティリティー性、優れた継続性を兼ね備えており、ハイレベルなミッドフィールダーを輩出することができている」と賞賛。

欧州市場にとっては、Jリーグ選手の移籍は「ヨーロッパでは2000年前後の価格」と安く青田買いができることを強調。その最新作として、中島をあげている。

中島洋太朗は、父・中島浩司も元サッカー選手で2009-2013年にサンフレッチェ広島でプレーした。お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘とは仙台育英高校で同じサッカー部のチームメイトだった。

洋太朗は広島県出身でジュニアチームからサンフレッチェ広島一筋。U-15日本代表候補、U-16~U-19日本代表経験があり、2023年のU-17ワールドカップメンバーにも高岡伶颯(日商学園高校)や道脇豊(ロアッソ熊本)らとともに選ばれた。

『Ultimo Ulmo』によると、中島のプレースタイルを「日本の育成年代が管理する資質を体現している。幅広いアクションで、彼はすでにゲームの読みと思考スピードを十分に発達させており、狭いパスと長いパスの両方で技術的で創造的。ユースレベルでは、彼は中盤でどんな役割もこなせることを示しており、ディフェンスの前で司令塔、ボランチの1格(2ボランチの1人)、攻撃的ミッドフィールダーとしてプレーできる。どのポジションでプレーするかに関わらず、理想的には彼が多くのボールに触れることが重要である。彼持つオールラウンドなミッドフィールダーとしてのポテンシャルを発揮するには、フィジカル面でまだ成長する必要があるが、たとえ大物選手と対戦したとしても、彼は自然によく動く傾向がある。攻撃面では、シュートを蹴らなければならないと思ったら恐れず躊躇せずにゴールを狙うことができる。」としている。

サンフレッチェ広島での本職はボランチで、これは父・浩司氏と同じメインポジションである。2023年9月、弱冠17歳4ヶ月にしてサンフレッチェ広島トップチームとのプロ契約を締結した。17歳でのプロ契約締結はクラブ市場最年少であった。

2024年は3月のガンバ大阪戦でJリーグデビュー、昨年のJリーグでは12試合に出場していた。

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