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【MLB】「救援投手」ナンバーワンはヤンキースの新守護神ウィリアムズ 公式サイトが選出、今季ポジション別ランキング

  • 2025.1.9
デビン・ウィリアムズ(C)ロイター
SPREAD : デビン・ウィリアムズ(C)ロイター

公式放送局『MLBネットワーク』は8日(日本時間9日)、毎年恒例のポジション別トップ10選手を発表した。
これは「The Shredder(シュレッダー)」と呼ばれるMLBネットワーク独自の分析システムで、統計データに基づいて現時点での選手のランキングを作成。過去のパフォーマンスや攻撃・守備の各種指標(従来の統計と最新の高度な解析の両方)を考慮して、客観的に決定される。
計10回にわたって行われる発表の第2回は救援部門で、ヤンキースの新守護神デビン・ウィリアムズ投手がトップに選出された。

■魔球「エアベンダー」で打者を圧倒

ウィリアムズは、2013年のドラフト2巡目全体54位でブルワーズに入団。19年にメジャー初昇格を果たすと、23年は61試合で8勝3敗36セーブ、防御率1.53。最優秀救援投手に贈られる「トレバー・ホフマン賞」にも選ばれた。昨季も背中の疲労骨折で出遅れたものの、22試合の登板で14セーブを挙げ、防御率1.25の好成績でブルワーズの中地区優勝に貢献した。
真横に回転しながら沈む決め球チェンジアップは、空気を捻じ曲げるという意味を持つ魔球「エアベンダー」と呼ばれており、絶大な威力を誇る。平均94.7マイル(約152.4キロ)のフォーシームとほぼ2球種で打者を圧倒できる絶対的なクローザーだ。
12月にトレード移籍し、今季からはヤンキースの新守護神として大きな期待が寄せられている。『MLBネットワーク』は「彼がキャリアの初期に見せた素晴らしさの一貫性こそが、ここにいる理由だ」とし、安定感を称賛した。
ウィリアムズは、メジャー6シーズンで241試合に登板し68セーブ、防御率1.83と圧倒的な数字を残している。昨季のワールドシリーズでドジャースに敗れ、悔しいシーズンとなったヤンキースの巻き返しには欠かせない守護神となりそうだ。
また、ランキング2位には昨季フォーシームの「RunValue(ランバリュー)」が全投手ナンバーワンの「+28」を記録したガーディアンズの救援ケイド・スミス投手、同3位にはカージナルスのライアン・ヘルズリー投手が選出。同4位には、スミスの同僚であるガーディアンズの守護神エマニュエル・クラセ投手がランクインした。

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