ブーツは寒い冬に欠かせないアイテムです。
お気に入りのブーツは長く大切に使いたいところですが、中には劣化を早める使い方をしている人がいるかもしれません。
本記事では、靴とバッグのメンテナンスを手がける株式会社スピカ(以下、スピカ)協力のもと、ブーツの劣化を早めるNG行為を紹介します。
劣化を招くブーツの扱い方とは?
まず注意したいのがブーツの保管方法です。適切な方法で保管しないと、ブーツの劣化を招いてしまうことがあります。
スピカによると、ブーツの間違った保管方法として、以下の4つが挙げられるとのこと。
1.汚れたままで保管する。
2.湿気対策をせずに保管する。
3.乾燥対策をせずに保管する。
4.型崩れ対策をせずに保管する。
汚れをそのままにしておくと、カビの発生や革の劣化、ひび割れにつながります。
湿気は臭いやカビが生える原因になるもの。また、湿気と乾燥はシワの原因になり、そこからひび割れを招くこともあるそうです。
忘れがちですが、型崩れ対策も必須。型崩れを防止しないと、当然ながら形が変わってしまい、履き心地まで悪くなることがあります。
※写真はイメージ
ブーツを長く履くためのポイント
では、ブーツを長く大切に履くには、どのように取り扱うといいのでしょうか。
同じくスピカによると、以下の3つが、トラブルからブーツを守る正しい保管方法とのこと。
1.除湿剤・消臭剤を入れる。
2.ブーツ用シューキーパーを入れる。
3.風通しのよいところにしまう。
湿気対策のためには除湿剤が役立ちます。スピカによると「炭などの消臭剤も合わせて入れておけば、ニオイ対策は完璧」とのことなので、消臭剤も忘れないようにしたいところ。
先述の通り、型崩れを防止することも大切なので、シューキーパーも必須です。
また、シューズボックスに入れっぱなしにすると湿気がたまるので、定期的に風を通して除湿しましょう。
スピカは「月に一度はシューズボックスから出して、ブーツを陰干しするのもよいでしょう。ブーツと一緒に除湿剤をシューズボックスに入れておくのも、湿気対策に効果的」とアドバイスしています。
お気に入りのブーツにカビが生えたり、形が崩れたりすると悲しいですよね。これらのNG行為に注意して、長く大切に保つためのポイントを心がけましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]