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Jリーグ屈指のビッグクラブ、冬の補強通信簿!着実に戦力をアップも「唯一層が薄いポジション」とは

  • 2025.1.9
Jリーグ屈指のビッグクラブ、冬の補強通信簿!着実に戦力をアップも「唯一層が薄いポジション」とは
Jリーグ屈指のビッグクラブ、冬の補強通信簿!着実に戦力をアップも「唯一層が薄いポジション」とは

Text by アンバサダー

2024年も明け、新たなシーズンに向かうためにチームの強化スタッフは動き続けています。

新たな仲間を加えてチームを強化し、タイトルをもたらすためにこのオフシーズンを過ごしています。

では今回は2025シーズンに向けて、浦和レッズがどのような補強をしているのか、僕なりの感想を述べていこうと思います!

浦和レッズ

2024シーズンJ1成績:13位

【IN】

  • マテウス・サヴィオ
  • 長倉幹樹
  • 松本泰志
  • 柴戸海
  • 髙橋利樹
  • 荻原拓也
  • 早川隼平
  • 金子拓郎
  • 照内利和
  • 根本健太


【OUT】

  • 小泉佳穂
  • 佐藤瑶大
  • 堀内陽太
  • 武田英寿
  • エカニット・パンヤ
  • ブライアン・リンセン
  • 宇賀神友弥
  • 興梠慎三
  • 工藤孝太

2025シーズンの開幕スタメン予想

Jリーグ屈指のビッグクラブ、冬の補強通信簿!着実に戦力をアップも「唯一層が薄いポジション」とは
Jリーグ屈指のビッグクラブ、冬の補強通信簿!着実に戦力をアップも「唯一層が薄いポジション」とは

2024シーズンの浦和レッズはシーズン途中からマチェイ・スコルジャ監督を招聘し守備の安定感を手にしました。しかし攻撃面において、また守備から攻撃(ポジティブトランジション)を明確に出来ない課題を抱えた昨シーズン。

この課題を解消するために今冬、多くの選手を獲得しました。

結論から述べると、かなり良い補強だと僕は思います。

層が薄かったポジションとスコルジャ監督の特徴に合った選手を的確に連れてきた印象を受けます。2列目(ミットフィルダー)サイドプレーヤーは少し多い気がしますが、確実に戦力アップに繋がっています。

昨季確実に成長し、確かなインパクトを残した実績のある選手をチームに加えているのはさすがだと思います。もう少し補強があるとしたらセンターバック(以下CB)のところでしょうか。とても難しいですが、CBの層を厚くすることができれば、満点だと思います。

ではここから少し個人に焦点を当ててみようと思います。

まずやはり注目すべきはサイドハーフのところです。幅を作ったり、サイドバックの立ち位置を見て自分の立ち位置を決めれらるマテウス・サヴィオと金子拓郎を獲得。前進の出口にもなれるこの両者の獲得はスコルジャ監督が目指すチームに欠かせないと思います。

特にサヴィオに関して、柏レイソルで見せた「全部やる」は、確実に浦和レッズを1つ上のレベルに引き上げると思います。

またサヴィオも金子拓郎もしっかりと守備ブロックを形成でき、自陣から敵陣へ入っていくための推進力を持ち合わせています。時間とスペースを背負って、チームにそれらを渡せる選手たちです。守備が基盤になりそうな来季も彼らの補強は大きなものと言えそうです。

次にセントラルハーフ(以下CH)の松本泰志です。昨シーズン、サンフレッチェ広島で大きく成長し、その才能の華を咲かせた“BOX TO BOX”の選手です。ペア=マティアス・ヘグモ前監督の下で同じく大きく成長した伊藤敦樹のように、チャンネルの突撃からの攻撃構築を浦和レッズにもたらすことが出来るでしょう。

さらに昨シーズン大きく成長したのがまさに「深さの作り方とそのバランス」です。サポートのタイミングが良くなったので、「使われる」ことがより生きるようになりました。サイドで時間を作れる金子拓郎とサヴィオがいることによって、よりチャンネルへの突撃は効いてくるでしょうし、彼らの補強により深さと幅を担保する事が出来るようになっています。

当然、渡邊凌磨も使われる事で生きる選手の1人です。また層が薄いCHでしたが、柴戸海の復帰によってそこも補填。FC町田ゼルビアでバランサー兼フィルター役として成長した彼もまた大きな戦力となるでしょう。そしてこれらの補強は浦和レッズがどのようなサッカーを目指したいのが明確に分かるものだと思います。

極め付けは長倉幹樹の獲得です。彼もまた全てをこなしてしまう選手です。課題として決定力は挙げられるかもしれませんが、周囲と連携しながら決定機の数を増やしていくことが出来ます。

使い使われ、スペースを作り享受し、チームのために走ることのできる選手。またプレスの口火役にもなれ、ブロックに入ることも難なくこなせます。数字を求められる浦和レッズのストライカーを担うことになりますが、きっとそのプレッシャーは彼を更に上の選手に押し上げることでしょう。

また髙橋利樹と早川隼平のレンタルバックも確かな層を担保しています。

前者は横浜FCでストライカーとしてしっかり数字を残しました。ボックス内の動きも秀逸だと思います。またマーカーを管理しながらスペースを消すこともできるストライカーです。早川隼平に関して、狭いスペースでも確かな技術を発揮できる能力を持っています。そこから繰り出せるスルーパスもあり、これから先が楽しみな選手でもあります。

冒頭にも触れたように、良い補強を行ったと個人的には思います。あとはCBの層が気になるところです。ここをどうするかは補強の目玉となり、まだ浦和レッズの補強は続くと予想します。

昨季の雪辱を果たすため、着実に戦力をアップしている浦和レッズ。どうなるか楽しみなチームです。

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