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リアム・ペインの死因は多発外傷と断定。イギリスでの検死で確認

  • 2025.1.9
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昨年10月に亡くなったリアム・ペインの死因が、イギリスで行われた死因審問にて身体や臓器系に複数の外傷性損傷を認められたことを示す多発外傷と断定された。昨年12月17日(以下、現地時間)にバッキンガムシャー検視法廷で行われた審問では、国をまたいで捜査が行われているため、死因の特定に時間がかかることが示唆されていた。

リアムは昨年10月16日、ブエノスアイレスのカサスール・パレルモ・ホテルの3階にある部屋のバルコニーから転落し、駆けつけた救急隊員によりその場で死亡が確認された。当時リアムが意識不明かそれに近い状態だったこと、そして亡くなる前に少なくとも72時間の間にアルコールとコカイン、抗うつ剤の処方薬を併用した痕跡があったことが公表されている。死因については、頭部と胸部、腹部、手足における「内外の出血」で、「自傷行為や第三者による身体的介入はない」とされた。

捜査を行っていたアルゼンチン当局は12月30日、カサスールホテルの支配人と受付係、リアムの友人を過失致死の容疑で、ホテル従業員とウェイターを麻薬供給の容疑で起訴したことを発表。そのうち、滞在先ホテルの従業員エゼキエル・ペレイラと、ウェイターのブライアン・ナウエル・ペイズが、今月に入って逮捕された。リアムの友人だったロジャー・ノレス容疑者は、リアムが「複数の依存」に苦しんでいることを知りながら、「彼を見捨て」、「世話や援助、救助の義務を果たさなかった」とされる。また、ホテルの受付係であるエステバン・グラッシ容疑者は、自分の足で立つこともできないリアムをホテルの部屋まで「引きずって連れて行く」よう3人に依頼、支配人であるジルダ・マーティン容疑者はリアムが連れて行かれるのを阻止しなかったとして、それぞれ過失致死罪に問われている。

捜査のためにしばらくアルゼンチン当局の管理下に置かれていたリアムの遺体は、11月6日に遺族に引き渡され、父ジェフ・ペインとともに母国イギリスに帰国。11月20日、ロンドン北西部バッキンガムシャー州アマーシャムにある教会にて、ワン・ダイレクションハリー・スタイルズルイ・トムリンソンナイル・ホーラン、そして元メンバーのゼイン・マリクら参列のもと、葬儀が執り行われた。7歳の息子ベアをもうけた元恋人のシェリルやワン・ダイレクションの生みの親サイモン・コーウェル、親しかったジェームズ・コーデンの姿もあった。

Text: Tae Terai

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