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業スーの漢方的スパイスで料理が奥深くなる! 『十三味味香(シーサンウェイウェイシャン)』は中華メニューの隠し味におすすめしたい

  • 2025.1.9

業務スーパーにある『十三味味香(シーサンウェイウェイシャン)』は試したことありますか? 13種類の香辛料を使ったという中華系ミックススパイスです。

十三香(シーサンシャン)という日本ではマイナーな中国の調味料をイメージしたもの。漢方のような薬膳っぽい香りが好みを選びますけど、中華や肉料理を個性的なおいしさに仕上げてくれますよ。



『十三味味香』の価格・内容量は?

『十三味味香(シーサンウェイウェイシャン)』は170円(税込、税抜158円)で販売中。内容量は50g。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

一般スーパーでは見かけない混合香辛料です。似通った調味料としては『五香粉(ウーシャンフェン)』(50g・127円)などがあります。業スーのミニボトルタイプの中華調味料のなかでは若干高めのポジションですね。

隠し味に効かせたい複雑な甘い香味

原料は陳皮、花椒、しょうが、ウイキョウ、八角、ローリエ、チャイブ、シナモン、白こしょう、ニクズク、クローブ、黒こしょう、サンナ(ショウガ科の多年草バンウコンの根茎)の13種類。五香粉をさらに複雑にしたような中華調味料ですね。

といっても、陳皮の爽やかさや花椒の痺れは控えめ。生姜やサンナの辛味も弱く、どちらかといえばシナモンやニクズクが強いバランスでしょうか。どこかエキゾチックでほの甘い香りです。

派手に甘辛いわけではなく、香り重視の穏やかな味。ただ、風味として一番近いのは漢方なんですよね。香りが良すぎて妙に薬っぽいんです。はっきりと好みを選ぶ味でしょう。

単体で料理の味を決める濃厚感はありませんし、隠し味的に少量足して使う用途に向いてます。たとえば肉野菜炒めの下味付けにこしょうの代わりに少し振ると、絶妙な奥行きをプラスしてくれます。

肉味噌などの常備菜にも

カレーに入れると薬膳カレー風になったりしますけど、ちょっと変化球かな。基本的には炒め物や肉料理に向いてます。常備菜レシピでは肉味噌に使うのもおすすめですね。

ごま油(大さじ1)をひいて豚ひき肉(200g)を炒めたら、味噌(大さじ2)・砂糖(大さじ2)・塩(小さじ1/2)・本品(適量)・にんにくチューブ(2cm)を入れて焼き、炒りごま(大さじ1)を和えるだけ。濃厚系レシピも繊細で華やかな印象に仕上がります。

麻婆豆腐などの中華にはたっぷり使える

食塩が入ってないので、意外と気軽に使えます。とはいえ、主張しすぎないよう少量ずつ振るしかないため、消費しづらさは否めません。余りがちなら中華料理にどうぞ。たとえば麻婆豆腐であれば多めに入れても味が崩れません。

いずれにせよ、ほかの調味料とのバランスを考えながら使う必要があるので、やや上級者向け。とにかく本格的な中華スパイスが欲しいという方はチャレンジしてみてください。

カロリーは?

『十三味味香』の合計カロリーは187kcal(炭水化物 33.0g、食塩相当量 0.1g)。小さじ1杯(5g)なら19kcal程度です。塩分もありませんし、気にせず使える数値ですね。

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