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松本潤、長澤まさみ、永山瑛太が初競演。この冬、NODA・MAP最新作『正三角関係』を、自宅で楽しむ

  • 2025.1.9

松本潤、長澤まさみ、永山瑛太という、トップ俳優陣の初共演が大きな話題を呼んだ野田秀樹の最新舞台作『正三角関係』。2024年夏、東京・北九州・大阪と全76ステージにわたる国内公演を終え、秋にはロンドンで大盛況のうちに幕を閉じた。そんな世界的な舞台作品が、期間限定で世界配信されている。「ハードルが高い」と思われがちな舞台鑑賞を、自宅にいながら気楽に楽しめるのは、配信ならでは。これまでにない特別な体験ができそうだ。

野田秀樹の描く、これまでにない『カラマーゾフの兄弟』の物語

本作は、ドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』をモチーフに、野田秀樹が新たな視点で描き出した「唐松族の兄弟」の物語。それぞれの夢を叶えた3人の兄弟が、父親殺しの疑いをかけられた長男の法廷で集まるところから物語は始まる。長男が罪を犯したのは、父と同じ女性を愛した三角関係のもつれからなのかーー…? 野田演出の真骨頂ともいえるアンサンブルワークによって生み出される、圧倒的なパフォーマンス、緻密なスタッフワークが織りなす劇世界が迫力たっぷりに繰り広げられる。

「東京芸術劇場プレイハウス」の公演収録映像が、英語・中国語(繁体字)字幕付きで世界配信Harumari Inc.

NODA・MAP初登場の松本潤はじめ、豪華キャストが巻き起こす化学反応とは?

演劇ファンでなくとも、一度は聞いたことことがあるであろう「NODA・MAP」。劇作家・演出家の野田秀樹氏が率いる劇団で、『キル』『赤鬼』『贋作 桜の森の満開の下』『フェイクスピア』など、これまで数々の話題作を発表してきた。劇団員を固定しない「NODA・MAP」の公演は、毎回さまざまな人気実力派俳優が参加し、チケットは常に争奪戦。本作でも、豪華俳優の面々が揃う。

舞台出演は13年ぶりという松本潤が演じるのは、花火師という情熱的なキャラクターである長男の富太郎。一方、次男・威蕃を演じる永山瑛太は冷静沈着な物理学者。そして、聖職者という神秘的な役どころの三男・在良を、今回、男・女二役に挑戦した長澤まさみが演じる。野田秀樹はそんな3人を「このために生まれてきた俳優陣」と称賛。加えて、父親役の竹中直人をはじめ、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重などこれまでNODA・MAP作品で圧倒的な存在感を放ってきた実力派俳優たちが出演する。

自宅にいながら世界レベルの演劇を楽しめる

ひと足さきに本作を鑑賞済みの編集部・稲垣によると、「『カラマーゾフの兄弟』を読んだことがなくとも、クリストファー・ノーランの『オッペンハイマー』や、今季の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』に心動かされた人には、特におすすめ」とのこと。これまで、「舞台を観に行くのはなかなかハードルが高い…」と感じていた演劇初心者の方も、配信であれば自宅にいながら気軽に舞台鑑賞を楽しめる。ぜひこの機会を利用してみてはいかがだろうか。一方、コアファンにとっても、映像でみる舞台はまた違った体験になるはず。きっと新たな発見があるに違いない。

この冬は、あたたかくした家の中でゆっくり舞台鑑賞を楽しみながら、新たなエンタメの世界を広げよう。

『正三角関係』世界配信
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