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モラハラ夫が火事に巻き込まれた…病院へ駆けつけたら、隣のベッドにまさかの人物がいて修羅場に!?

  • 2025.1.12

私は33歳の専業主婦。夫の希望で専業主婦になり、家事や息子のお世話で忙しい毎日を送っています。なんでそんなに忙しいのかって? それは夫が家事育児を一切手伝わないからなのです。

家事も育児もしないダメ夫

家にいるのにスマホばかり見て、息子のお世話も家事もしない夫。

「息子のこと少しの間見ていてほしいんだけど」と頼んでも、嫌そうな顔をして動きません。

専業主婦の私は、休日だからといって休むことはできません。

息子と遊んでくれれば掃除が捗るものの、

「普段からマメに掃除してないからだろ? 俺の手を借りなきゃ掃除すらできないのか」と嫌みを言います。

言い争いになるのは面倒なので、いつもはグッと堪えるのですが、このままでは息子の教育にも良くありません。

「育児と家事は専業主婦の仕事だろ!」もう我慢の限界!

意を決して、夫と話し合いをすることにした私。

家事をもっと手伝ってほしいこと、息子と遊んでほしいこと、嫌みな態度は改めてほしいことを伝えます。

しかし、私の申し出に烈火のように怒り出した夫。

「育児と家事は専業主婦の仕事だろ? 自分でやるのが当たり前なのに、手伝ってって何様だよ!」

イライラする気持ちを抑えながらなるべく冷静に話すも、夫の怒りはおさまらない様子。

「俺の稼ぎにぶら下がってるだけのくせに、俺に意見するな!」

これには我慢の限界。

「子育てもできない、家事もできない、夫としての役割もできない、ただ毎日私のお世話にぶら下がってるだけのくせに!」

私は言い返しました。

「俺にそんな口きいたこと、絶対後悔するからな! 俺、ハズレ嫁引いちゃったわ!!」

いつもの嫌みを言って、話し合いになりません。

何を言っても態度を改めない夫に私もうんざり。

諦めかけたある日、事件は起こります……。

夫が火事に遭って病院に搬送!?

ある日、警察からの電話を受けた私。

なんと夫が火事に遭って、病院に搬送されたという連絡でした。

急いで病院に向かうと、夫はぐったりとした様子で寝ていました。

「命に別状がなくてよかった! 職場は大丈夫だった?」

ほっとした途端、隣のベッドが目に入ります。

「隣の人も会社の人? 私うるさくしてしまったし、あいさつしておかなくちゃ」

夫は会社で火事に遭ったのだと思っていた私。

隣のベッドをのぞき込んだそのとき、まさかの展開に凍りつきます。

隣のベッドで寝ていたのは……

「隣はいい! 放っておけ!」

急に怒鳴り声をあげた夫を訝しげに思いながらも隣のベッドをよく見ると、なんと妹の姿が。

「仕事先での火事だっていってたよね? どうして妹がいるのよ!」

夫を問い詰めます。

「えっと……たまたま仕事が一緒になってさ!」

「そ、そう! 取引先の相手がたまたま旦那さんだったのよ!」

どう考えてもおかしい! そう思ったとき、病室のドアが開き、母は入ってきたのです。

なんでも欲しがる妹の行く末にニヤリ

「◯◯(妹)の家が火事になって、病院に運ばれたって言うから駆けつけたんだけど……」
「え? 妹の家!?」


そうやら夫は、仕事と嘘をついて妹の家に行っていたようです。


「言い寄られてつい……」
「だって旦那さんかっこいいし、お姉ちゃんより私のほうがお似合いだと思ったんだもん!」


小さいころから、私が持っているものはなんでも欲しがっていた妹。

まさかの私の夫まで欲しがったとは、私も母もあきれて怒る気にもなれません。


「もういい、帰ろう! 夫は妹にあげるから」

ずっと欲しかった夫が自分のものになりうれしそうな妹。

もちろん私には未練はありません。

だって夫は家事も育児も手伝わないモラハラ男。これから妹が苦労すると思うと、笑みがこぼれる私なのでした。

◇ ◇ ◇

それにしても、たまたま隠れて会っているときに火事に遭うなんて、なんという不運。やはり悪いことをするとバチが当たるというのは本当かもしれませんね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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