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「SHOGUN 将軍」アンナ・サワイ、ゴールデン・グローブ賞で新たに刻んだ史上初の受賞

  • 2025.1.8
CBS's Coverage of the 82nd Annual Golden Globe Awards - Press Room

1月5日(現地時間)に開催された第82回ゴールデン・グローブ賞にて、「SHOGUN 将軍」の戸田鞠子役の演技が認められ、女優賞に輝いたアンナ・サワイ。本作は、ジェームズ・クラヴェルによる1975年の小説『将軍』を原作に映像化された。だが、1980年にも「将軍 SHŌGUN」としてアメリカでドラマ化されており、1981年の第38回ゴールデン・グローブ賞では、同役を演じた島田陽子が日本人として初めて女優賞を獲得した。同じ役どころに同賞が与えられるのは、これが初めてだという。

鞠子は細川ガラシャを基にしたキャラクターで、真田広之演じる徳川家康をモチーフにした吉井虎永と、日本に流れ着いたイギリスの船乗り按針の通訳を務める。島田が演じた「まり子」は、按針の恋人としての役割が大きかったが、サワイが演じた「鞠子」は教養を身につけ、武家の女性としての気概を持つ強い女性として描かれた。

島田陽子とプレゼンターを務めたロバート・ヴォーン。
38th Annual Golden Globe Awards - Press Room島田陽子とプレゼンターを務めたロバート・ヴォーン。

同役でアジア系として初めてエミー賞で主演女優賞を獲得しているアンナは、ゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチで、「感謝を伝えたい人は大勢いるけれど、手短にします。投票してくださった皆さん、ありがとうございます。私なら絶対キャシー・ベイツに投票するのに」とともにノミネートされていたキャシーを称賛。そして、「最高の脚本家たちにも感謝します。素晴らしい脚本がなかったら、最大限のパフォーマンスをするのは不可能です。他の皆さんにも感謝します。後ほど改めてお礼を伝えますね」と締めくくった。

Text: Tae Terai

真田広之、ゴールデン・グローブ賞2025/Hiroyuki Sanada attends the 82nd Annual Golden Globe Awards at The Beverly Hilton on January 05, 2025 in Beverly Hills, California.
真田広之タキシード/ [ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)](https://www.vogue.co.jp/tag/ralph-lauren)
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