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ジェシー・リー・ソファー“ハルステッド”が究極の選択を迫られる…「シカゴ P.D.」シーズン9のあらすじと見どころを紹介

  • 2025.1.8
「シカゴ P.D.」シーズン9より (C) 2021 Universal Television LLC. All Rights Reserved.
「シカゴ P.D.」シーズン9より (C) 2021 Universal Television LLC. All Rights Reserved.

【動画】ルール無用のクライム・サスペンス「シカゴ P.D.」シーズン9予告編

全米視聴者数No.1ドラマ「シカゴ・ファイア」をはじめとする“シカゴ”シリーズの第2弾として製作された海外ドラマ「シカゴ P.D.」。動画配信サービス・Huluでは、シカゴ警察21分署特別捜査班の活躍を描いた本作のシーズン1~9を配信中。そこで本記事では、新キャストが加わったシーズン9のあらすじや見どころなどを深堀りしていく。

ダークヒーロー・ボイトと特捜班精鋭メンバーが凶悪犯に挑む

本作は、シカゴ消防局51分署の救急隊員たちが人命救助にあたる姿を描いたレスキューアクション「シカゴ・ファイア」のスピンオフ作品。主人公は「シカゴ・ファイア」内で消防士を脅迫し、命まで狙った警察のハンク・ボイト(ジェイソン・ベギー)がダークヒーローとして登場している。

2010年にカナダとアメリカで放送がスタートすると、目的のためなら自らが悪に染まることもためらわないボイトが、特捜班のチームメンバーとともに、己の正義を貫きながら凶悪犯罪の数々に立ち向かう様子が話題となり、チャンネルの合計視聴者数は毎週平均850万人を超えるほどのヒット作品となった。“悪”のイメージが強いボイトの意外な一面に魅力を感じたり、「シカゴ・ファイア」とのクロスオーバー・エピソードも見どころで、ファンも十分に楽しめる作品に仕上がっている。

そんな本作の製作総指揮を務めるのは、エミー賞に11年連続でノミネートされたヒットドラマ「LAW & ORDER」シリーズを手掛けたことで知られるディック・ウルフ。シカゴを舞台に医療チームの活躍を描く「シカゴ・メッド」も製作しており、“シカゴ”シリーズは全米で高視聴率を記録するメガヒットシリーズとなっている。主人公・ボイトを演じるジェイソン・ベギーは、映画「テルマ&ルイーズ」や「G.I.ジェーン」で知られる俳優で、本作では迫力満点のアクションシーンを演じている。

「シカゴ P.D.」シーズン9より (C) 2021 Universal Television LLC. All Rights Reserved.
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違法行為をおこなったボイトがピンチを迎える…シーズン9あらすじ

シーズン8の最終話で、ボイトと女性刑事のアプトン(トレイシー・スピリダコス)は、バージェス巡査(マリーナ・スコーシアーティ)を誘拐した人身売買組織のロイと対峙。その際、ボイトが自身の信念を貫き、重大な違法行為に手を染めてしまう。2人はこの真実を隠したまま、何も知らない他の特捜班メンバーと捜査を続けるが、徐々にアプトンが罪悪感に苛まれていく。

シーズン9第1話では、ロイに撃たれてしまったバージェスが生と死をさまよう中、特捜班メンバーは彼女を誘拐した犯人を見つけるために奔走する。彼女のパートナーであるルゼック(パトリック・ジョン・フリューガー)は、ロイへの苛立ちと心配で居ても立っても居られない様子。副本部長のミラーは、ロイの捜査を他の班へ移動させると言うが、ボイトは自ら捜査を続けたいと主張する。

その一方で、ルゼックやハルステッド(ジェシー・リー・ソファー)、そしてアプトンなど、特捜班のメンバーのプライベートにもさまざまな変化が訪れる。ボイトの違法行為を一度受け入れてしまったアプトンは、曲がったことが嫌いなハルステッドにプロポーズするが、アプトンの様子がどこかおかしいことに気付いて――。

「シカゴ P.D.」シーズン9より (C) 2021 Universal Television LLC. All Rights Reserved.
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究極の選択を迫られるハルステッドの迫真の演技に注目

シーズン9では、ボイトやアプトンの正義感や罪悪感を揺るがす心理ドラマが見どころとして描かれる。シーズン8の最終話でボイトの違法な判断に従うアプトンだが、後にその行動が正しかったのか思い悩むことに…。しかも、特捜班がこの事件の真相を捜査するうちに、恋人のハルステッドが隠された事実を知ってしまったため、さらに心を乱される彼女の苦悩を、アプトン役のトレイシー・スピリダコスは繊細に演じている。

その後、調査を開始したFBI特別捜査官のノースが、ボイトとアプトンが隠していた秘密の決定的な証拠を掴んだことで、“犯罪隠匿”の共犯者にさせられてしまったハルステッド。“アプトンと刑務所に入るか、ボイトを差し出すか…”という究極の選択を迫られ苦悩するハルステッドの出した答えに注目だ。ジェシー・リー・ソファーの演技力も相まって、シーズン9ではハルステッドが“もう1人の主人公”のような存在感を放っている。

またシーズン9からは、警察学校を卒業した見習い警官として特捜班に配属されたダンテ・トーレスが新たに参加。ダンテを演じるのは、ドラマ「窓辺の女の向かいの家の女」などに出演するベンハミン・レビ・アギラルだ。とある主要キャストがチームを去ることとなる同シーズン。人気作に途中参加することとなったベンハミンは、以前インタビューで「彼は十字架を背負うことに慣れているから、そこに責任が存在していて、プレッシャーを感じているのは明らかだよね」と想いを語っていた。

「シカゴ P.D.」メインビジュアル (C) 2021 Universal Television LLC. All Rights Reserved.
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