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日本人監督、優勝逃すも代表チームを解任されず 名物女性会長は「ファンは監督が好き」

  • 2025.1.8
日本人監督、優勝逃すも代表チームを解任されず 名物女性会長は「ファンは監督が好き」
日本人監督、優勝逃すも代表チームを解任されず 名物女性会長は「ファンは監督が好き」

Text by 井上大輔(編集部)

2023年12月から石井正忠監督が率いているタイ代表。

「東南アジアのワールドカップ」ともいわれるASEAN三菱電機カップの決勝戦でベトナムに敗れて大会連覇を逃した。

ただ、『khaosod』によれば、タイサッカー協会の広報官は、石井監督の全体的なパフォーマンスには満足していると述べたという。

「ASEANカップは以前よりもずっと難しくなっている。

今回はベトナムが最強チームだった。彼らは国内リーグを中断して、1か月間韓国でトレーニングを積んできた。最も準備が整っていたチームだった。

さらに、審判の選出も大きな影響を及ぼした。AFF(東南サッカー連盟)は、監督と同じ国の審判に試合を担当させないなど、この問題をもっと詳しく検討すべきだ。

タイ代表のパフォーマンスについては、各人の視点によって異なる。もちろん、タイのサッカーファンは皆、優勝を望んでいる。それは間違っていないし、他の方法で考えることはできない。

結果はコインの表裏のようなもの。準優勝に終わったことに満足していないファンもいるかもしれない。優勝はできなかったものの、何か新しいものや新しい選手の可能性を見たと考える人もいるかもしれない。まったく満足していない人もいるかもしれない。すべての人に同じことを言うことはできない。

タイ代表チームの結論としては、監督をはじめ、選手選考に制限があるため満足と言わざるを得ない。

選手招集にも練習にも限界がある。2~3日での移動に選手のローテーション。全体的には技術担当者としての石井監督の仕事には満足している。これからは大きな大会レベルでプレーすることが、本当のパフォーマンスの指標になる」

代表選手の招集に制限があったこともあり、準優勝という結果にも満足しているとのこと。

また、タイサッカー協会の会長であるマダム・パン氏は、石井監督が謝罪に来たとしつつ、「タイのサッカーファンは石井監督を気に入っていますし、協会との契約はもう1年あります。シグナルは継続されなければなりません」とも述べたそう。ひとまずは留任ということになるようだ。

なお、マダム・パンことヌアンパン・ラムサム氏は、タイ大手の保険会社の会長兼CEOを務める女性実業家でもある。

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