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ママ友「私立小なのに習い事させてないの~? かわいそう!」→ 子どもの言葉に、そそくさと退散!

  • 2025.1.8

子どもの教育方針は家庭によってさまざまですよね。狭い視野で良し悪しを判断していては、いつか子どもの前で恥をかくことになりかねません。今回は小学生の息子がいる友人A子が、ママ友とのエピソードを聞かせてくれました。

画像: ママ友「私立小なのに習い事させてないの~? かわいそう!」→ 子どもの言葉に、そそくさと退散!

思うところがあり私立小へ

私の息子は小学1年生。私立の小学校を受験させ、無事に合格して毎日楽しく通学しています。

息子が通う小学校は、いわゆる詰め込み教育ではなく、個性を伸ばすことに重点を置いていて、息子のおっとりした性格にとても合っているようです。

正直、学費の負担は大きく、共働きとはいえ余裕があるわけではありませんが、息子にのびのび育ってほしいという思いから選んだ進路でした。

幼稚園のママ友親子と再会

ある日、放課後に息子と近所の公園に行った時のことです。同じ幼稚園に子どもを通わせていた、B美さんというママ友親子に遭遇しました。

「久しぶり! 元気だった?」
「元気だったよ! そちらはどう?」

と、最初は他愛もない世間話をしていたのですが、そのうちB美さんが少しずつ子どもの教育について探りを入れてきました。

「そういえば、A子ちゃんの息子くんって私立小学校だったよね? 習い事とかさせてるの?」

マウント開始!

小学生になると習い事をさせる家庭も多くなりますが、我が家は学校以外には通わせていません。それをそのまま伝えると……。

「え、何もしてないの? あ、でも私立の学費って高いから共働きでしっかり稼がないと無理だろうし、そんな暇ないかぁ。でもちょっとかわいそう! うちは公立だけど、習い事は4つしてるよ。やっぱり勉強だけじゃなくて子どもの可能性を広げてあげたいし♡」

と、B美さんは途端にマウントを取ってきました。

事実を知って退散

私が何も言い返さずにいると、息子がブランコから飛び降りて私の元に駆け寄ってきました。

「ママ、今日学校でサッカーしたんだ! コーチすごい上手だった!」

それを聞いて、B美さんは「……コーチ?」と目をパチクリ。
実は、息子の通う私立小学校は勉強だけではなくスポーツや文化的教育にも力を入れていて、放課後にはプロの指導のもと、本人が希望する習い事を学校で受けられるシステムなのです。

それを説明すると、B美さんは「へぇーそうなんだ」と悔しそうに応じたあと、そそくさと去っていきました。

まとめ

今回、学校の予想外のシステムに期待を裏切られてしまったB美さんでした。

しかし、習い事をしていてもしていなくても、子どもの毎日が楽しく充実していることが大切だと思います。
どの家庭にもそれぞれ事情があるでしょうし、各自ベストな選択がありますので子どもの教育方針については簡単に比較するものではありませんよね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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