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自分の感情を否定せず、「やってみたい」の種を育てて実行していく

  • 2025.1.8

私は生来の能天気な性格を活かして、ご機嫌に陽気に生きるように心がけている。
尊敬している推しのアイドルがいつも笑顔で前向きで、肩の力が抜けた素敵な大人なので、自分もそうなることが人生の目標である。

そんな私のご機嫌の秘訣は、少しでも「やってみようかな」「行ってみたいな」と思ったことを実行に移すことである。

◎ ◎

例えば直近で言うと、SNSで見かけて素敵だなと思った美術館に行った。
ちなみに私は美術に全く詳しくない。中学時代の美術の成績は、先生の忖度をもってしても5段階の3。高校時代に至っては美術を選択すらしなかった。
でも美術館はすべての人に門戸が開かれているはず!と、全く何の情報も持たずに丸腰で美術館に行った。

その結果は……大満足!!!!!!!!!めっちゃサイコーだった!!!!!!!!!!!
図鑑や写真で見るのとは違い、近くで見ると細かい色味が確認できて、これは本当に人が作ったものなんだなあと感じることができたし、文章や映像での説明があったので、何も知らなくても作品を作るまでに途方もない手間と時間がかかっているとわかり、ありがたみが増した。

宝石や花をモチーフにしたものが本当に美しくて、1点でも完成されているがシリーズをあわせて見るとより美しさが際立つ作品もあり、眼福とはこのことかと理解した。
絵についての知識がなくても、自分の目で作品を見て美しいと感じられたことが嬉しかった。

◎ ◎

そしてその足で、美術館の前にある公園に行った。
入口からして豪邸の入口の庭のように優美で、渡り廊下のようなところはまるでドラマの舞台のようだった。ここでパン屋さんのパンとか食べられたらめっちゃ素敵かも~と思ったが、寒すぎて断念した。
素敵な行動をするためには寒さへの耐性が不可欠。私はまだ修業が足りない。

ここでまた楽しいひらめき。
SNSで見た喫茶店が確かこの辺にあるはず……検索すると徒歩30分。
いける!歩いてたらあったかくなるからいけるぞ!
好きなアイドルの音楽を聴きながらルンルンで歩く。途中で見つけた神社にもお参りをする。あ、道間違えたので引き返す。などと、1人だからできる行き当たりばったりを楽しみ、無事に喫茶店に到着。

◎ ◎

お店の調度品は写真で見てたより重厚で、1つ1つも素敵だけどすべて集まったときの調和が取れていて、非日常な景色なのになぜか落ち着く雰囲気もあった。
何食べようかな~と思って机を見ると、机だと思ってたものはインベーダーゲームだった。マジかよ、本物初めて見たよ。

そして、ピザトーストセットを注文。ふわっふわで分厚いパン、野菜の食感、たっぷりのチーズが一気に口に入ってくる感覚、これが幸せの味か……。
一口食べるごとに満たされて、なぜか温泉に浸かっているかのような安心感があった。
マスターがお1人でやっていらっしゃるお店だったので、会計をして「ごちそうさまでした」と直接言えて嬉しかった。
ここで「おいしかったです」とも言える大人になりたい。推しなら絶対笑顔でさらっと言うはず。

◎ ◎

とこんな風に気の向くままに1人で「やってみたい」という種を育てることを定期的に行っている。
そうすると「やろうと思えばなんでもできるんだ」と思えて、何かを始めるときのハードルを下げられるし、自分との約束を守れた充実感も得られる。

自分を大事にするって、自分の感情を否定しないことなのかもしれない。今すぐ実行するのは無理でも、できそうなときにエイヤーっと実行できるように思い続ける。
どうせ死ぬまで生きないといけないならご機嫌な方がいいじゃん?の気持ちで、今日も私はご機嫌に生きる。次は何をしよっかな♪

■みーこのプロフィール
現実と非日常の反復横跳びに勤しむ会社員。

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