旬のぶりを使って、しみじみおいしい和風の煮つけをご紹介。
甘辛い煮汁がぶりをコーティングし、見とれるほどの美しい照りに仕上がります。
脂ののったぶりの旨みを梅の酸味が一層引き立てて、ご飯のおかわり必至です。
『ぶりの梅煮』のレシピ
材料(2人分)
ぶりの切り身……2切れ(約240g)
大根……3cm(約120g)
梅干し(塩分7%)……2個(約30g)
〈A〉
水……1/4カップ
酒……1/4カップ
みりん……1/4カップ
しょうゆ
砂糖
作り方
(1)下準備をする
・大根は皮をむいてすりおろし、ざるに上げてかるく水けをきる。
・ぶりは厚手のペーパータオルではさんで水けを拭き取る。
(2)煮る
直径20cmのフライパンに〈A〉を入れて強めの中火にかける。煮立ったらさらに1分ほど煮て、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ1、梅干しを加える。再び煮立ったらぶりを加え、スプーンで煮汁を回しかけながら1分ほど煮る。ぶりの色が変わったら落としぶた※をし、弱めの中火で10分煮る。器に盛って煮汁をかけ、大根おろしを添える。
※オーブン用シートをフライパンの直径よりもひとまわり小さめの円形に切り、中央に直径2cmくらいの穴をあけたもの。
POINT
煮汁の味がしっかりしているので、梅干しは塩分控えめのものを合わせるのがおすすめ。あればはちみつ漬けなど、甘みのあるものを使ったほうが、よりこくが出ます。
ひと口食べれば「う~ん」と唸るほど、こころに沁みるおいしさ。
和の王道レシピで、脂ののったぶりのうまみを存分に味わってくださいね。