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ゾーイ・サルダナ、ゴールデン・グローブ初受賞の直後にジェームズ・キャメロン監督からメッセージ

  • 2025.1.8
82nd Annual Golden Globe Awards - Press Room

『Emilia Perez(原題)』でゴールデン・グローブ賞を初受賞したゾーイ・サルダナが、25年にわたるキャリアを通じて自分を信じ続けてくれた映画製作者たちに感謝を伝えた。1月5日(現地時間)に開催された授賞式にて、映画部門で助演女優賞に輝いたゾーイは受賞後の会見でこう明かした。

「客席に座っているとき、ニュージーランドのどこかで『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の編集作業をしているジェームズ・キャメロンからメッセージをもらいました。彼はもう何年も私のことを信じてくれています。私にとって、それがアーティストとして成長する糧になっています」

ゾーイは、『アバター』(2009)と『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)で、パンドラの先住民族のネイティリを演じた。キャメロン監督は昨年10月の『ヴァラエティ』のインタビューで、「私はオスカー俳優とも仕事をしてきましたが、ゾーイはまったく引けを取りません」と称賛。「私の映画で演じるのが“CGキャラクター”だという理由で、評価されていない。私には理解できません。彼女は、ほんのナノ秒で威厳ある表情から完全に野性的な表情に変わることができる。彼女は獰猛です。まさに雌ライオンです」

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のプレミアにて。
"Avatar: The Way Of Water" - Photocall『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のプレミアにて。

ゾーイはキャメロン監督の『アバター』シリーズ2作品に加え、2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも出演していることから、歴代興行収入トップ3作品に名を連ねており、長くハリウッドで活躍してきた。昨年は、『Emilia Perez(原題)』で共演したカーラ・ソフィア・ガスコンとセレーナ・ゴメスアドリアーナ・パスとともにカンヌ国際映画祭で女優賞を獲得した。

「実は今、喜びを感じています。この業界に25年いて、自分の存在を感じるからです。これまでずっと途切れることなく仕事をもらってきました。一貫して私を信じ、私に賭け、私を信頼してくれる、人間としても素晴らしい、紛れもない才能のある映画制作者たち恵まれてきました。この賞は、私がアーティストであり続けるための大きな力となります。うれしく思います。私は今46歳ですが、数年前に『農場に行って、庭仕事でも始めようか』と思ったことがあります。でも、私は根っからのアーティストで、日々創作しないと生きられない生き物だとわかりました。わからなかったのは、何をすべきかだったんです」

そして『Emilia Perez(原題)』の監督でフランスの名匠「ジャック・オーディアールのようなフィルムメーカーのおかげで私がいます。話し合いやオーディション、私のできることの約束を重ねたうえで、私に賭ける決意をしてくれました」とお礼を伝えた。

Text: Tae Terai

真田広之、ゴールデン・グローブ賞2025/Hiroyuki Sanada attends the 82nd Annual Golden Globe Awards at The Beverly Hilton on January 05, 2025 in Beverly Hills, California.
真田広之タキシード/ [ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)](https://www.vogue.co.jp/tag/ralph-lauren)
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