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早田ひな、第1シードのエースが完全復調なるか 躍進の張本美和&大藤沙月もV争いに参戦、女子単は日本勢3つ巴か【WTTスターコンテンダードーハ】

  • 2025.1.7
張本美和、早田ひな、大藤沙月(C)WTT
SPREAD : 張本美和、早田ひな、大藤沙月(C)WTT

卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は8日から本戦が行われる。2025年最初の国際大会となっており、各選手の今季初陣には期待が高まる。
なかでも注目は女子シングルスの戦いで、上位シードに名を連ねる日本選手から今季最初のWTTシリーズで優勝者が生まれる可能性がある。

■早田は日本の横井と同士討ちの可能性

今大会の女子シングルスに第1シードとして挑むのが早田ひな(日本生命)。2024年には初出場となったパリ五輪でシングルス銅メダル、団体銀メダルを獲得した24歳だが、左腕の負傷によりおよそ3カ月離脱した。昨年11月の「WTTファイナルズ福岡」やTリーグで復帰を果たした早田にとって、コンディションを戻していけるかが焦点となる。
そんな早田だが、2回戦からの出場となる今大会で横井咲桜(ミキハウス)と同じ山に入った。世界ランキングを37位まで上げている20歳が完全復調を目指す日本のエースに立ちはだかる可能性があり、マッチアップが実現した場合は注目となる。
また、世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)が第2シードに入っており、自身初の五輪も経験した2024年はスケールアップを遂げた。昨年10月の「ITTFアジア卓球選手権」では中国勢2選手を破って金メダル獲得に貢献するなど経験値を高めた16歳が、早田と並び優勝候補として挑む。
さらに、2024年の日本勢最大の成長株と呼べるのが第3シードに入った大藤沙月(ミキハウス)。攻撃的なスタイルに磨きをかけた昨年にはWTTシリーズで優勝を重ね、4月時点で125位だった世界ランキングを自己最高の7位まで上昇させてきた。早田、張本美に続く存在に浮上した大藤がさらなる躍進を見せられるかも新シーズンの見どころとなる。
2025年シーズンの始まりを告げる今回の「WTTスターコンテンダードーハ」。上位シードを占めた日本勢が女子シングルスの優勝争いを展開するか注目が集まる。

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