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【兵庫県 淡路島】旅館「あわかん」で“お子さま若女将・若旦那体験”開催!本物の日本文化に触れよう

  • 2025.1.7

淡路島観光ホテルが運営する、兵庫県・淡路島にある「あわかん~釣りと家族の体験型旅館~」では、代名詞である釣り体験を筆頭に、「お子様は王様」というコンセプトで、宿泊滞在中の子どもに対する様々な体験を提供している。

2024年12月からは、「あわかん」に宿泊する3~12歳の子どもを対象に、旅館で本物の日本文化を体験できる「お子さま若女将・若旦那体験」を開催。このプログラムが今年1月から本格開始となる。

開催日は、1月1日(水)~6日(月)・10日(金)~13日(月)・18日(土)・24日(金)・25日(土)・31日(金)、2月1日(土)・8日(土)・14日(金)・15日(土)・21日(金)・22日(土)・28日(金)。事前予約制で、費用は1人3,300円(税込)だ。

なお、若女将・若旦那体験付きの宿泊プランも予定されている。

「お子さま若女将・若旦那体験」の流れ

「あわかん」では、日本文化が失われつつある現代において、旅館に宿泊すること自体が「体験」としての価値を生むと考えている。その旅館で、伝統的な「女将・旦那」の所作やふるまいを学ぶ体験プログラムが「お子さま若女将・若旦那体験」だ。

体験当日は、畳の部屋へ移動し、本物の女将に衣装の着付けやヘアセットをしてもらう。

若女将や若旦那に変身したら、まずは記念撮影。

次に、ご挨拶の練習。和室で座ってするご挨拶と、立ってするご挨拶を練習すると、すっかり表情まで「若女将・若旦那」に。保護者は、あまりのかわいさと、いつもと違う子どもの姿に感激すること間違いなしだ。

その後、練習したご挨拶をロビーで来館者にしたり、

お茶を出す練習をする。

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料理出しのレクチャー[/caption]

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料理出し実践[/caption]

そして、メインは料理のお運び。自分のお父さん・お母さんに料理を提供することを目標に、重たい器が乗ったお盆を運ぶ。保護者は、子どもの一生懸命な姿に大きく成長したことを実感できるだろう。

見事、料理の提供ができた若女将・若旦那には、「あわかん」の女将から「若女将・若旦那 認定の証」が贈られる。

加えて、参加者特典として、稽古で使用する「あわかん アッパレニッポン扇子」ももらえる。

「お子さま若女将・若旦那体験」開催背景

観光業・宿泊業にとって「人材」は要。しかし、日本人人口の減少に伴い、労働集約型産業である宿泊業は人材不足が大きな影を落としている。

宿泊業、特に旅館業は1000年前からある産業で、若者にとっては目新しくもなく、産業としても他業界に対し賃金でも引けを取り、魅力的に映っていないことを実感しているという「あわかん」。それでも「この仕事の素晴らしさ」を日々実感しており、必ず継承していくべき産業であると考えている。

同館では、自分たちの世代が宿泊業界をあらゆる観点から盛り立てることが必要であるとの思いから、より多くの人が宿泊業界を志してくれるように、今回の「お子さま若女将・若旦那体験」を開始。同プログラムを体験した子どもが、20年後の宿泊業界の未来を創ってくれることを信じているという。

「あわかん」の代表取締役兼女将である上村早苗さんは、「『旅館の女将・旦那』は、遠い存在だけれど、どこか憧れを抱くという方は少なくないのではないでしょうか。日本人にとって『日本文化』というものもまた、生活からは少し離れてしまったものの、誇りに思っている方が多いのではないでしょうか。どちらともに感じているハードルは全て思い過ごしで、本当は身近で誰にでもできることばかり。その一歩をお子様の頃に踏み出しておくことで、世界へ出ても、自分のアイデンティティを語れる世界に負けない人材が育まれるものと信じています。」とコメントしている。

日本人が大切にしてきた「おもてなしの心」を肌で感じられる「お子さま若女将・若旦那体験」をチェックしてみては。

■あわかん 住所:兵庫県洲本市小路谷1053-17 HP:https://www.awakan.com

(Higuchi)

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