ロス五輪世代の18歳MF、J1初昇格チームへ期限付き移籍！日本の10番も背負った超逸材 「行ってきます！」

Text by 奥崎覚(編集部)

ファジアーノ岡山は7日、FC東京よりMF佐藤龍之介が育成型期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。契約期間は2026年1月31日まで。

佐藤は2006年10月16日生まれの18歳。東京都西東京市出身で、地元FC東京のアカデミーで成長。2023年3月、ルヴァンカップにおいて16歳4カ月20日でトップチームデビューを果たすと、同年8月には久保建英以来となる16歳でのプロ契約を結んだ。

世代別代表でも主力として活躍し、2023年11月に出場したU-17ワールドカップでは日本代表の10番を背負っている。

首都クラブの若き攻撃的MFは、ロサンゼルス五輪世代の中心選手として期待されており、2024年のパリ五輪ではトレーニングパートナーに選出。大会直前に行われた開催国フランスとの親善試合でも終盤に途中出場していた。

以下は岡山へ育成型期限付き移籍で加わることが決まった佐藤のコメント。

ファジアーノ岡山公式

「はじめまして、佐藤龍之介です。自分を必要としてくれたクラブに感謝しています。岡山のために自分の力を最大限に発揮し、チームの勝利のために戦いますので、応援よろしくお願いします！スタジアムで会えることを楽しみにしています！」

FC東京公式

「このたび、ファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍することになりました。自分の成長、キャリアを考え、環境を変えて新たなチャレンジをしたいと思い決断しました。この決断を尊重してくれたクラブには感謝しています。ピッチ上で自分の価値を示し、必ず成長してきますので、引き続き応援よろしくお願いします。行ってきます！」

初挑戦のJ1に向けて着々と準備を進めるファジアーノ岡山。2月15日（土）の開幕戦では京都サンガF.C.とホームで対戦する。