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香取慎吾、“家族のような存在”草なぎ剛の友情出演に感慨「『友情がなかったらマジ断っている』って」

  • 2025.1.7
香取慎吾 ※ザテレビジョン撮影
香取慎吾 ※ザテレビジョン撮影

【写真】テレビドラマでの共演は「いいひと。」以来27年半ぶり!香取慎吾、盟友・草なぎ剛との共演シーン

香取慎吾が、1月7日に都内で開催された木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(1月9日スタート 毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)の完成披露試写&舞台あいさつに登場。共演の志尊淳、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香と完成した第1話を見た感想などを語った。

香取が11年ぶりにフジテレビ系ドラマで主演

同作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平(香取)が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品だ。香取演じる一平は、テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社。大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るものの仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っている。

「SMOKING GUN~決定的証拠~」(2014年)以来、11年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ主演となる香取は、完成した第1話について「1話を見て、ちゃんとウザイ、圧のある男で良かったなと。最低だなって僕も見ながら思えたので良かったし、やっていても気持ちいいですよ。“最低”を演じるってあまりないので」と率直な感想を。続けて「正義で真っすぐ突き進む男は結構やってきたんですけど、なかなか圧のある“なんかウザイ”一平おじさん、気に入っています」と、レアな役どころを楽しんでいる様子。

香取慎吾 ※ザテレビジョン撮影
香取慎吾 ※ザテレビジョン撮影

草なぎ剛の“友情出演”が明らかに

また、今回の舞台あいさつでは第1話のゲストとして香取の盟友・草なぎ剛の友情出演も明かされた。草なぎは2023年に放送されたドラマ「罠の戦争」(フジテレビ系)で演じた主人公・鷲津亨に再び扮(ふん)して登場する。衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の議員秘書を務める幼なじみの真壁考次郎(安田顕)に誘われ、一平は黒岩の国政報告会に出席。区議会議員選挙への出馬をもくろむ一平は、黒岩や会合の出席者たちに顔を売るチャンスと意気込む。その席上で一平は、真壁から紹介を受け、鷲津とあいさつを交わす――というシーンで、香取と草なぎは共演を果たす。

香取は「僕が選挙で目指しているのが『民政党』なんですけど、民政党は鷲津さんがいる場所なんです。(ドラマは違っても)そこがつながっているのが面白いですよね」とした上で、あらためて草なぎの友情出演について「本当にうれしかったです。僕がフジテレビでドラマをやらせてもらうのは11年ぶりなんですけど、そこに友情出演として、友というか家族のような存在の草なぎ剛が…」と感慨深い表情を浮かべた。

さらに、撮影時を振り返って「彼は今舞台中で、このシーンのロケ場所(埼玉県内のホテル)が遠かったんです。舞台終わってそのまま来てくれて、舞台中に遠い場所のロケということで、『友情がなかったらマジ断っている』『こんな舞台中にあり得ないよ、これが本当の友情出演だ』と言ってました」と仲睦まじいやりとりを、うれしそうに明かした。

そんな中、2025年の目標を“書き初め”で紹介することに。「笑顔」と発表した香取は、「撮影があったりで忙しくなってくるので、笑顔も減ってきちゃう。それでも笑顔でいられたらなと。まだ撮り終えていないのでこれからはオンエアに追われる時間がやってくる。そうすると現場もピリピリしてきますから。でも、みんなで笑顔でいたいなと思います」と力を込めると、横で聞いていた志尊は「香取さんが楽しくやっていただけたら、僕らもそこに付いて行こうという気持ちになります」と、“座長”への思いを語った。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)

※草なぎ剛のなぎは、「弓へんに前の旧字体その下に刀」が正式表記

木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」舞台あいさつより ※ザテレビジョン撮影
木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」舞台あいさつより ※ザテレビジョン撮影
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