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食・職を通じた体験・地域との関係性を届ける「職業体験型食育プログラム 農業体験」

  • 2025.1.7

サスティナブルフードチェーン協議会(SFA)が展開する、こどもスマイリング・プロジェクトが、子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体に通う子どもたちに向け、健やかな成長に必要な“食”や“職を通じた体験”“地域との関係性”を届ける「職業体験型 食育プログラム」の提供を推進。

この活動に着目した、大阪市淀川区社会福祉協議会、大阪市社会福祉協議会の協力を得て、2024年11月30日(土)には、同プロジェクトの趣旨に賛同する協力企業(阪急泉南グリーンファーム、エイチ・ツー・オー リテイリング)と共に、大阪市淀川区の親子40名に向け、農業体験しながら農業について学ぶ「職業体験型食育プログラム 農業体験」を開催した。

こどもスマイリング・プロジェクトについて

こどもスマイリング・プロジェクトとは、未来のサスティナブルな消費者を育てる食育を通じて、食品産業と、子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体を運営している人々と関係を構築し、子ども支援につなげるプロジェクトだ。

子ども食堂や子ども支援・福祉団体に通う子どもたちを対象に、エシカル消費が学べる食育プログラム「職業体験型食育プログラム」を提供。子どもたちの心と体の成長に必要な“食”や食に関わる“職”の経験機会を作り、食品企業の様々な取組みへの理解と、地域への貢献を通じた、持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指している。 夏・冬休み期間には、“食”の貧困を抱える子どもたちに、通常販売する食材を 企業から提供を受け、寄贈できる機会を創出するモデル事業として、「ハートドライブキャンペーン」実施。他にも、寄贈食品の多様化に合わせた物流実証・食品寄贈時の中間組織(マッチング機能)の実証や、食品寄贈時の留意点をまとめたガイドライン策定に向けた、知見共有・提言・講演などを行っている。

親子で、クイズや収穫を体験!

2024年11月30日(土)に行われた「職業体験型食育プログラム 農業体験」では、阪急泉南グリーンファーム和歌山農場のスタッフが先生役となり、3種類の野菜(さつまいも・青ネギ・水菜)それぞれの原産地や収穫期間、仲間となる野菜などをクイズ形式で学んだあと、収穫を体験。

畑に植わっているさつまいものほか、

青ネギや水菜を親子で協力しながら、楽しく収穫していた。

収穫後には、食育の一環として、阪急泉南グリーンファームで収穫された野菜を使ったお弁当をみんなで楽しく食べたとのこと。イベントのサプライズとして、阪急泉南グリーンファームの厚意で、お米150kgが、大阪市淀川区内のイベントに参加できなかった親子に向けて寄付された。

参加者や主催者のコメント

体験に参加した子どもたちからは、「さつまいも収穫がいちばん楽しかった!」「大きなスコップで力を入れて掘り起こしたら、あんなに大きなさつまいもが出てきてすごかった!」「クイズ全問正解したよ!」という声が。

保護者からは、「親子で一緒に体験できる機会をいただけたことがありがたいです」とのコメントがあった。

大阪市淀川区社会福祉協議会/大阪市社会福祉協議会は、「貴重な体験になったと思います。また、野菜の収穫体験を通じていのちをいただく大切さも学べる機会となりました」「今日みなさんが笑顔で楽しんでくださったように、これからも親子でこのような思い出ができる機会をつくっていきたいと思います」とコメント。

SFAは、「収穫体験を通じて、食べることの大切さ、サステナビリティやエシカル消費など、多くのことを体験を通じて学んでいる様子が見受けられ、持続可能な食の大切さを学んだ1日となっていただけたかなと思います。

子どもたちと親御さんの笑顔に元気をいただきました。このような体験の機会が子どもたちの輝かしい未来や笑顔につながるようにこれからも継続してまいりたいと思います」と思いを寄せている。

今後の取り組みにも注目!

今後、こどもスマイリング・プロジェクトでは、「職業体験型食育プログラム」の提供を通じ、食品企業の様々な取り組みへの理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指し、支援の輪を広げる活動を推進していくとのこと。

子どもたちのために活動する、こどもスマイリング・プロジェクトのこれからの取り組みに注目だ。

こどもスマイリング・プロジェクト:https://j-sfa.net/kodomo-smilingpj サスティナブルフードチェーン協議会:https://www.j-sfa.net

(佐藤ゆり)

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