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【MLB】「多才な内野手」ド軍の世界一貢献のラックスがレッズへ キム・へソン獲得で飽和状態、公式は27歳の“マルチぶり”にも注目

  • 2025.1.7
ギャビン・ラックス(C)ロイター
SPREAD : ギャビン・ラックス(C)ロイター

ドジャースギャビン・ラックス内野手が6日(日本時間7日)、レッズにトレード移籍することが明らかになった。米複数メディアが報じた。
2024年シーズンは主に二塁手としてドジャースの世界一に貢献したラックスの移籍について、MLB公式が詳細を伝えている。

■ドジャースは若手有望株を確保

27歳のラックスは、2024年のレギュラシーズンで139試合に出場して打率.251、10本塁打、50打点を記録。主に二塁手を務め、ドジャースの4年ぶり世界一に貢献した。
そんなラックスだが、ドジャースは3日(同4日)にポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた韓国プロ野球キウムの金慧成(キム・ヘソン)内野手を電撃獲得。さらに、昨季はシーズン途中から右翼を守ったムーキー・ベッツ内野手が遊撃へ再転向する可能性があり、飽和状態となった内野のなかで、ドジャースの生え抜き選手がトレードの流れとなった。
MLB公式は「レッズがドジャースの多才な内野手であるギャビン・ラックスを獲得」とトレードについて報道。ラックスを加えて、マイナーの有望株であるマイク・シロタ外野手とドラフトの指名権を交換条件としたと記されている。
記事では2024年のラックスに対して、「右膝の前十字靭帯断裂でラックスは2023年を全休することになり24年の入りの出遅れの原因になった可能性があった。後半の成績は大幅に改善し、最後の61試合で打率.304、OPS.899、7本塁打をマークした」と評価。さらに、「ラックスがまだどこを守るかは分からない」としつつも、ドジャースで遊撃手、左翼手、中堅手としてもプレーしたラックスのマルチぶりにも注目を寄せている。
2019年のメジャーデビュー以来、ドジャース一筋で計5シーズンプレーしたラックス。新天地となるレッズで輝きを放つことができるのか。

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