1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【馬場ふみかさん&佐藤瑠雅さんインタビュー】囲炉裏を囲む“年の差幼なじみ”の温かい人間模様

【馬場ふみかさん&佐藤瑠雅さんインタビュー】囲炉裏を囲む“年の差幼なじみ”の温かい人間模様

  • 2025.1.7

Baba Fumika & Sato Ryuga

馬場ふみか&佐藤瑠雅

出典:シティリビングWeb

囲炉裏がつなぐピュアな年の差恋愛と癒やしとおいしさの詰まった人気コミックス「アリスさんの囲炉裏端」が実写ドラマ化。囲炉裏のある古民家で暮らすアリスさんを演じる馬場ふみかさんと、幼なじみの高校生・晴海くんを演じる佐藤瑠雅さんにインタビュー。

――囲炉裏ごはん×年の差の幼なじみというこの作品の魅力は?

【馬場】 癒やしがあり、温かい気持ちになりました。アリスさんにとって晴海くんは年下の幼なじみだけど、2人の関係性として年の差を感じさせない瞬間はたくさんあります。囲炉裏で作ったごはんはめちゃくちゃおいしかったです! 見て癒やされるドラマだと思うので、疲れた日にぜひ見てほしいです。

【佐藤】 現場でも馬場さんは姉御で、ひっぱってくださいました。だからこそ、自由に気をラクにして高校生っぽい立ち居振る舞いができたと思います。とてもゆっくりと時間が流れているドラマで、心を落ち着かせながら見ていただけると思います。

――初共演とのことで、お互いの印象はいかがでしたか?

【馬場】 第一印象は少年だなと思いました。撮影をしていく中で、いろいろなことを考えてお芝居しているし、少年っぽさの奥に大人がいるなと感じました。初めてご一緒するときって、緊張するし、どうやってコミュニケーションをとっていこうと考える中で、ラフに話しかけてくれたのはとてもありがたかったです。周りが見えているんだろうなと思いました。

【佐藤】 かっこいいなという印象が強かったです。初対面が衣装合わせのときだったのですが、すごく早く終わっていて、僕が遅刻したようになっていました(笑)。撮影を通して、かっこよさだけではなく、馬場さんにしか出せない色のお芝居をされていてとてもひきつけられました。アリスさんが泣くシーンで、僕もつられて泣いてしまうこともありました。素敵なところをたくさん盗みたいと思っていました。

【馬場】 でもすごく私のことをいじりたがるんですよ!

【佐藤】 馬場さんっていじりにくそうじゃないですか。そういうところにガッと入り込んでいきたいのでチャレンジしました。一歩間違うと嫌われていたかもしれません(笑)。

――それぞれ演じられたアリスさん、晴海くんはどういった印象ですか?

【馬場】 私とアリスさんの違う点は料理をすることです。そうやって生活を楽しんでいる感じは、違うからこそとても魅力的に見えました。似ているのは人との関わり方が難しいと感じているところ。みんなと話すことはできても、なかなか本音を言えなかったりするのは、思い当たるところがありました。

晴海くんってアリスさんといると、どぎまぎしていることが多い。その感じがかわいいなと思いました。かわいらしくもあり、しっかりしているところは頼りになる。高校生という大人と子どもの狭間の感じが魅力的だと思います。

【佐藤】 僕は子どもの頃はひいおばあちゃんっ子で岩手に住んでいたので、自然豊かなところで育ったのは晴海くんと似ているかもしれません。違うのは、学校で友達と話すとき、晴海くんは静かで大人っぽい印象ですが、僕はみんなで騒いでいるタイプでした。

撮影に入る前に原作を読み、アリスさんってこういうキャラクターだと自分なりに解釈していたのですが、馬場さんは僕がまったく想像していなかったアリスさんを演じていました。それが悪いわけではなく、馬場さんにしかできないアリスさんだ!と初日から感じていました。もっとほわほわしたイメージだったのですが、何かをくぐり抜けてきた大人の女性を感じました。

出典:シティリビングWeb

――京都府綾部市で行われた撮影。印象に残っている出来事やシーンは?

【馬場】 本編では編集されていると思いますが、第1話でアリスさんが囲炉裏でサンドイッチを作るシーンを実はワンカットで撮影していました。セリフを言いながら薪をくべて吹いて火をつけてと、一連の作業をするのはめちゃくちゃ緊張しました。

【佐藤】 僕は走るシーンが多くて、現役高校生らしい走りをしないといけなかったのできつかっ…いや、楽しかったです(笑)!

【馬場】 あとは鹿がたくさんいました! 撮影場所は山をのぼっていった先にあったのですが、現場に向かうときに鹿が横切ったり、夜の撮影のときに鹿の鳴き声が聞こえてきたり。素晴らしい自然の中での撮影は印象に残っています。

【佐藤】 コンビニよりも鹿のほうが多いイメージでした。サルもいましたし、イノシシがいた跡みたいなものもあり、本当に自然豊かなところでした。

――お仕事をする上で大切にしていることを教えてください!

【馬場】 コミュニケーションです。デビューから間もない「仮面ライダードライブ」に出演していたころは、人と話すこともこういった取材も苦手で、あまりにしゃべらなすぎて、ほかのキャストのみなさんがどうやったらしゃべるかの作戦会議をしていたくらいには問題児だったんです(笑)。1年間「仮面ライダードライブ」に関わることで少しずつしゃべれるようになり、いろいろな作品に出演させていただく中で、キャストともスタッフともしっかりコミュニケーションをとっていくことが良い作品につながると思ったので、少しずつ自分が変わっていった部分でもあり、いま大切にしていることでもあります。

【佐藤】 自分らしさを出すことです。それが相手にマッチするかわからないけれど、合わせるのではなく自分を知ってもらうことから始めないといけないので、自分を殺さないことを大切にしています。あとは挨拶です。自分がされてもうれしいですし、「初めまして」も「おはようございます」も、1番最初に発する言葉で、その1日を決める言葉だと思うので、そこの元気さや印象は大切にしています。

――2025年をどんな1年にしたいですか?

【馬場】 とにかく健康です。ありがたいことにいろいろなお仕事があるので、健康を大切にしながら、メリハリをつけた1年を過ごせればいいなと思います。同じく1月スタートの別のドラマ(読売テレビ・日本テレビ系オリジナルドラマ「私の知らない私」)にも出演しているのですが、そちらではアリスさんとは全く違った私を見ていただくことができると思います!

【佐藤】 同じく健康です。2024年は体を壊している時期が長かった。歌手活動もしているのですが、つい先日まで咳が止まらず、やらなければいけないことがたまっています。2025年はそうならないためにも、体調管理を徹底していきたいです!

【Check】

「アリスさんちの囲炉裏端」

キナミブンタさんの原作コミックスを実写ドラマ化。囲炉裏がつなぐピュアな年の差恋愛と、癒やしとおいしさが詰まったグルメドラマ。10年ぶりに東京から地元に戻り、囲炉裏のある古民家で暮らすアリスさん(馬場ふみか)。年の差のある幼なじみの高校生・晴海くん(佐藤瑠雅)と囲炉裏を囲み、温かい時間を過ごす。

出典:シティリビングWeb

1月7日(火)からBS-TBS(毎週火曜21:00)、テレビ神奈川(毎週火曜23:30)ほかで放送。Leminoで先行見放題独占配信

(C)キナミブンタ/集英社・「アリスさんちの囲炉裏端」製作委員会

【PROFILE】

馬場ふみかさん/1995年生まれ、新潟県出身。2014年に映画「パズル」で女優デビュー。「仮面ライダードライブ」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」などで注目を集め、映画、ドラマなど出演作多数。インナーブランド「misora」ではクリエイティブディレクターを務める

佐藤瑠雅さん/2001年生まれ、千葉県出身。2021年、メンズダンス&ボーカルグループオーディション番組追加メンバーに合格。2022年「仮面ライダーギーツ」に出演。歌手としても活動し、「クチナシ」「note」などをリリース

取材・文/高木明日美(シティリビング編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる